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Android 16、Dynamic Island風通知を実装か

Android AuthorityのMishaal Rahman氏によると、Android 16では、アプリがiPhoneのDynamic Island風の通知を表示できるようになる可能性がある。

Rahman氏は、最新のAndroid 15 QPR1 Beta 3リリースから、アプリがステータスバーにアイコン以上の情報を表示できる新しいAPI「Rich Ongoing Notifications」を発見した。このAPIを使用すると、アプリはステータスバーに独自のテキストと背景色を持つチップを作成できる。

Rahman氏は、まだ開発中のこのAPIについて、隠されたコマンドを使ってプロトタイプを作成し、いくつかのモックアップを作成した。上の画像は、Google Clockアプリのアラーム通知、Uberアプリの配車通知、United Airlinesアプリの搭乗通知などが、Dynamic Island風のチップで表示される様子だ。

Android 12の通知機能との違い

Android 12では、ダイヤラーアプリがステータスバーに通話中の時間を表示するチップを表示するAPIが追加されていた。しかし、Android 16のRich Ongoing Notificationsは、すべてのアプリがステータスバーに情報量の多い通知を表示できるようになるという点で、大きな違いがある。

Android 16で導入される可能性

Rahman氏は、この機能がAndroid 16で導入されると考えている。その根拠として、Rich Ongoing Notificationsは新しいAPIに関連付けられており、現在のAndroid 15はすでにプラットフォームの安定性を達成していることを挙げている。

Dynamic Islandの模倣?

GoogleがAppleのDynamic Islandを模倣したという意見もあるかもしれない。しかし、ステータスバーのチップ自体はAndroidの方が先に導入しており、Dynamic Islandよりも歴史が長い。

Android 16で、すべてのアプリがステータスバーに情報量の多い通知を表示できるようになれば、Androidの通知機能はさらに便利になるだろう。


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