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植物工場のOishii Farm、追加30億円調達で累計285億円に

植物工場でいちごを生産するOishii Farm(オイシイファームコーポレーション)は、シリーズBラウンドの追加資金調達として、総額約30億円を調達した。今回の調達により、シリーズBラウンドの総額は230億円、累計調達額は285億円に到達した。

今回の調達では、TEDの代表クリス・アンダーソンが率いるサステナビリティファンド「Resilience Reserve」が新規投資家として参画。インスパイア、大和ハウスベンチャーズ、みやこキャピタルも出資に加わった。

調達資金は、米国での植物工場の研究開発強化東海岸エリアでの販路拡大に投じる。同社は2024年10月にシカゴ市場に参入し、高級スーパー「ホールフーズ・マーケット」での販売を開始。さらに、ミシュラン星付きレストラン2店舗を含む飲食店でも、同社のいちごを使用したメニューの提供を始めている。

日本展開も本格化

同社は日本市場への本格参入も表明しており、首都圏にオープンイノベーションセンターを設立する計画だ。共同創業者兼CEOの古賀大貴は「圧倒的においしいものをサステナブルに生産し、誰もが手にできる世界を実現する」とビジョンを示している。


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