自由な働き方とは
こんにちは、鶴田です。
写真は近所のアイス屋さんです。
今日は自由な働き方とは、というテーマで書いていきます。
このテーマについては、SNSとかでもよく話されている内容かと思います。
これについての僕自身の考え方を知ってもらえると嬉しいです。
エンジニアは自由な働き方ができる
こういう話ってSNSでよく見かけませんか?
・フリーランスになったから、誰にも振り回されずに自由に働けてる!
・時間や場所の縛りもないし、めっちゃ気楽!
・○○は時間を奪う行為!エンジニアを軽視してる!
実際SNSだけじゃなく、対面でもこういった話を聞くことはあります。
これを聞く度に僕は、自由な働き方ってなんだろうと思う。
その人の尺度によって自由の定義は異なりますよね。
だからこのような話は、何が正解で何が不正解とかは無いと思う。
でも僕ははっきり言ってこれらについて違和感を感じている。
エンジニアとは何なのか?仕事とは何なのか?
まずは僕が考える、これらに対する考え方を説明したいと思う。
僕の考え方
僕は仕事をするということで自由なんて一つも無いと思っている。
ものすごい極端な考え方なんだけど。
例えば、前述の話に対する僕の考え方はこう。
> ・フリーランスになったから、誰にも振り回されずに自由に働けてる!
でも確実に「お客様」は存在するよね?
相手が存在する以上、誰かに左右されることはある。
> ・時間や場所の縛りも無いし、めっちゃ楽!
環境面はそうかもしれないが、成果物や納期は?
縛りが無いなんてことはない。
> ・○○は時間を奪う行為!エンジニアを軽視してる!
自分は必要と思っていないだけで、相手にとって○○が必要なこともあると思う。それは自己中なだけで、自由とは言えないのではないか。
エンジニアだけでなく、仕事には確実に誰かが絡んでくる。
だからこそ「自由」なんて絶対に存在しないと僕は考えている。
必ずルールや縛りがあって、その上で成立しているもの。
最近はこの「自由」という言葉が一人歩きしていると思う。
しっかりと考えて理解している人は、ルールの上で「断片的な自由」を選択している。何かを犠牲にして、選択する権利を得てるとも言えるかな。
何も犠牲にせず、何も行動せず、ルールも守らずに自由に過ごせるなんてことはあり得ない。
自分でちゃんと選択をして、歩んでいくことこそ本当の自由だと僕は考えるている。
弊社の求人情報
話は変わって、弊社の求人情報では、案件が選べて自由度が高いとか、エンジニアの幸せを追求するとか、そういったことを明記しています。
これは嘘ではないし、本気で言っている。
ただ、この文面を読んで「なんでも自分の思い通りに自由にできる」と思って応募しました、という方がいたが、そんなことはない。
決められたルールの中で、最大限自由に動いてもらうという意味なんです。
自社業務を極力やらなくて良いように無駄は省くし、決まりごとを守ったうえで自由にして欲しいということ。
僕は能力があればなんでもやっていいなんて思わないし、相手や誰かの立場に立って考えるということが一番大切だと考えている。
お客様だからといって媚びへつらう必要は無いし、自分の主張や信念を曲げることをしなくてもいいんだけど、自分の発言や行動にはしっかりと責任を持たなきゃいけない。責任が持てないなら選択すべきではないよね。
※会社が責任を負わないという話ではなく、あくまでも個人レベルの話
こういった前提条件のもとに、エンジニアが幸せになれるように、極力自由に働けるようにバックアップしたいというのが弊社の考え方です。
これくらいの自由ってどう思う?
色々書いてきたけど、結論エンジニアとして働く以上は、会社員でもフリーでも完全な自由なんて無いと思うという僕自身の考え方でした。
この話についてどう思いますか?これからエンジニアになろうとしている人の中には、能力があれば自由を手にできる夢のような仕事だと思っているかもしれないから、夢を壊すことになったかもしれないですね。
でも、僕が言いたいのは決められたルールの中で、自分の選択で断片的な自由を得るというのは中々楽しいということ。
逆に言うと、ルールがある中でどんだけ自由にやってやるか、っていうのはゲームを攻略しているようで面白くなってくるんですよ。
それは能力が向上すればするほどより顕著になってきます。
僕はこの生活をしていて幸せですし、日々楽しいなと思います。
自分で言い聞かせているのかもしれないけど、そういうマインドの方が幸福度は高いと思う。
まとめると、SNSで釣りのような内容に惑わされることなく、エンジニアになりたいと思っている人は希望を持って欲しいなって思います。
完璧な自由がなくとも、先々楽しいことはたくさんあるので。
なんか仕事話が連続したような気もするので、次は軽い内容で書いていこうかな。
それではまた!