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好きになれる力
こんにちは、鶴田です。
写真は馬です。
今日は好きになれる力について書いていこうと思います。
これは自分自身の気づきでもあるので、まぁなんとなく読んでもらえると嬉しいです。
自分の仕事を選んだ理由
いきなりですが、ご自分の仕事を選んだ理由って何ですか?
「たまたま内定をもらったから」
「大学で勉強していた分野だから」
「★昔から憧れていた職業だから」
「なんとなく」
人それぞれいろんな理由がありますよね。
きっとどれも正解だと思う。
僕は仕事柄、面接をさせていただく機会が結構ありますが、どのような回答でも本人が感じたことなので、内容はなんでも良いと思ってる。
ただ「★」の人はとっても強いですよね。
この理由を持った人は、折れずに前進してきたんだと思う。
現実を知って幻滅することはあるかもしれないけれど、それでも最初からこういう気持ちの人は強い。
僕の姉はこのタイプの人だった。
自分が子供の頃から保育士になりたいと思っていたようで、ピアノが苦手だったけどそこで折れず、しっかりと夢を実現させた。
僕と全く似てないすごい人だなと今でも思ってる。
まぁでもそうじゃない人の方が大半だと思うし、なんなら稀なんじゃないだろうか。
僕の動機
では僕はどんな理由で選んだかと言うと、もちろん「★」のような理由ではないです。
音楽活動を辞めた時に、この先何をしようか考えた。
と言ってもそこまで深く考えてなくて、まずは昔から好きだったサッカーに携わる仕事をしたいと思った。
なのでサッカー雑誌の出版社に履歴書を送ったりしたものの、経験も無いので面接すら進めない。
で、業界経験を積む必要があると思いサッカー用品店でバイトもしてみた。
これも全くダメ。と言うか楽しくない。
この時点で僕の中で「昔から憧れていた職業」というのは消滅した。
では自分は何がやりたいんだろうと思った時、漠然と
「人の役に立ちたい」
ということしか残らなかった。
僕が音楽活動をしていた時は、誰かのためにってのは結構薄くて、正直自分のためにやっていたなって感覚が強かったのよね。
本質が定まれば業種は何でもいいよなとなった。
そこから先は結構簡単だった。
パソコン触るの好きだし、ガジェットも好きだし、これはシステムエンジニアならいいんじゃないか?手に職系だし。
お、未経験でも行けるじゃん!応募しよ。みたいな。
こんな動機なんです。
かなりしょぼいでしょ?
ここからが大切
そんなしょぼい動機で始まったエンジニア生活だけど、ずっとしょぼい気持ちのままここまで進んできた訳ではないんです。
選ぶ理由はなんでもいいんだけど、ここでタイトルの
「好きになれる力」
が重要だった。
僕は自分のことを「好きになれる力」が強い人間だと思っている。
だからエンジニアの仕事も知れば知るほどとっても好きになった。
自分で会社も作ったしね。
好きになれる力の話、僕は恋愛に例えて人に話すことがある。
結構わかりやすいと思ってるんだけど、人によって反応はまちまち。
みなさん誰かと付き合うきっかけってどんなものがありますか?
憧れてた好きな人に告白して付き合った(好きが爆発)
相手から告白されて付き合った(ピンと来てない)
割と勢いで告白して付き合った(ほんとに勢い)
大きく分けてこんな感じじゃないかと思う。
この中で「2」と「3」が一番長続きすると僕は思ってる。
と言うか「1」は経験ないかも。
なんの話だって感じだけど(笑)
これ何でかなって考えると「2」と「3」の場合って、恋愛対象としての相手の具体的なイメージが作れていない場合が多いと思うんだよね。
友達だと思ってた相手だったり、好きなのか?って思ってるくらいの相手だとイメージを作るような準備もできないんじゃないかと。
「1」はもうビンビンにイメージ作れてる。
寧ろ歪んでるほどイメージ先行なのかもね。
でもね、この例だけだと弱い。
この例だけだど、相手の悪いところを見た時点で好きは終わりだもんね。
僕は「好きになれる力」が強い人って、まずは相手や物の良いところから探す人が多いと思っている。
良いところを知った後であれば悪いところを知っても相殺できるし、僕は少しくらい悪いところを見ても幻滅したりしない。
だからどんどん好きになれる。
もちろん良いところが全く無い場合は例外(笑)
これは仕事にもバッチリ当てはまる。
面接でもこういう考え方で仕事を選んだ人は結構いて、話していると面白い。
結論
長々と話してきたが、この話の本質はこう。
世の中的には憧れてずっとやってるとか、長く努力することが美徳とされる傾向にあると思うんだけど、全然そんなことは無いと思ってる。
動機が不順だったり、最初は別に好きではなかったり、始めるのが遅かったり、そんなことはぶっちゃけどうでもいい。
それを始めた後に、どういう風に向き合うかが一番重要だと思うんです。
好きになれたら続ければいいし、好きになれなければ次に行けばいい。
でも簡単に諦めることは得策ではない。
どんなに嫌いな仕事や人でも好きになれる可能性はあるからね。
何をするにしても、対象の人や物の良いところを見ようとする方が幸せになれると個人的には考えている。
悪いとこばっかり粗探しをしてると自分もしんどい。
世の中がギスギスするのもこれが原因なんじゃないかね。
そういったマインドが、僕にとっては重要だし、もしそういったマインドが無い人は試してみる価値はあるんじゃないかなと考えています。
好きになれる力、おすすめです!
なんかすっごいまとまりの無い話になっちゃったけど、今日はこの辺りで。
ではまた!