Dental Life vol.9 冬休み「食育的」2つのススメ!
まもなくやってくる長期休み、、冬休み。
クリスマスにお正月。子どもはプレゼントに、お年玉と楽しい行事が満載。
子どもが居る私にとって冬一番厳しいことは寒い日も必ず外に出なければならないことです。笑 アラフォーの私にとって冬の公園はとても辛い。
が、起きてご飯を食べたら外に!と言う元気な子どものお付き合いが日課です。
さて、冬休み食育的2つのおススメ。
一つは日本の伝統的な「おせち」について。もう一つは「正月太り」についてです。
⚫︎「おせち」について
元々おせち料理は、年神様をお迎えするのに、火や刃物を使うことを慎むため。また、お店が閉まってしまうので食材を買い行けなくなるため。などの理由から各家庭で作られていたと思います。
最近はおせちも売っているし、お店も開いているし。。。という理由でなかなか自宅で作らなくなっている方も多いのでは。
私自身も祖母は生きているうちは呼び出され、家族でおせちを作るのが恒例になっていましたが、暫くの間は大人だけだったこともあり買って終わり。黒豆は炊いとく?という時期もありました。
子供が居るのでそうもいかないな、と思い始めている今日この頃。でも本格的なおせち料理は小さい子供のいる家庭ではそう簡単には作れないですよね。
時間がある休みに、自分で「おせち風お弁当」を作ってみるというのはいかがでしょうか?
みんな大好きエビ!伊達巻きは卵焼きにチェンジ!人参は好きなキャラクターに型抜きし、れんこん、里芋と煮る!ゴボウはピーラーでささがきにして貰い、きんぴら!数の子はスーパーで売ってます!笑
それをお弁当箱に詰めて、自分流のおせち。
などなど、おせちなのか?と言われれば”?”が浮かぶ感じではあるかもしれませんが、大事なのは小さい時にお料理する機会を持つこと。家族で楽しむことです。
売っているおせちもイタリアンおせちなど、よく考えればおせちなのか?と言われれば・・という時代です。
子どもらしい自由な発想でおせちを作って楽しむというのはいかがでしょうか?
⚫︎「正月太り」について
人が集まる機会が多い年末年始。正月太りという言葉は昔からなくなりませんね。笑 ついつい食べ過ぎ・飲み過ぎてしまう。。少しでも対抗出来る様に「食べ方」という目線から出来そうなことをご紹介したいと思います。
1-食べ過ぎを防ぐ!
食べ過ぎない様にまず出来ること。ずばり、よく噛むことです。いつもより1回でも多く回数を噛む、を意識してください。
満腹中枢は食べ始めから15-20分後から働くもの。よく噛まないとその間に摂取するカロリーが多くなってしまう様です。また、ゆっくり食べると食事後も消費するエネルギーが高い状態である様です。
2-飲み過ぎを防ぐ!
みんなで飲むお酒は美味しいものですね。周りによく飲む人が居ればつられてついつい飲み過ぎてしまうもの。そんな時はお水を隣に置きながらお酒を飲みましょう。お酒と同じ量だけお水を飲むと良いとのこと。ウィスキーのチェイサーはビールという方もいらっしゃいますが、ご法度です!笑
3-ダラダラ食べを防ぐ!
歯に良い食べ方は、身体に良い食べ方です。歯科業界では有名な「ステファンカーブ」という歯の再石灰化について表した図があるのですが、こちらを見るとダラダラ食べを続けていると1日中ずっと脱灰が続き、歯の表面の再石灰化が出来ないことがよく分かります。むし歯の原因になることが明確です。また、血糖値に関しても同じことが言え、ダラダラ食べを続けていると血糖値の乱高下がずっとあり、身体に負担がかかります。ずっと続けていると糖尿病の原因に。。。
健康はちょっとしたことの積み重ね。
みなさまも食育実践で健康な日々を守っていきましょう!