🌠星空を見上げたくなるカレンダー 2022.02「星を抱く大樹」
季節の写真と、これからの星空の見どころ情報を、毎月お届けします☆
今回は、2022年2月版。
寒い季節ですが、冬の明るい星がキラキラと美しく見られる季節。そして明け方には抜群の存在感を誇る明けの明星が、最大光度に達します。
🔷2月の写真
[撮影地:北杜市高根町]
大樹の下に立って夜空を見上げてみた。
すると、ちょうど木漏れ日が差し込むように、枝と枝の間から星の光が溢れんばかりに降り注いでくるような感覚を覚えた。
自分が少し動くと、枝に隠れる星もあれば、隠れていた星がでてくるのもあって、あちこちでキラキラ。
大海原ならぬ、広い夜空でのびのび輝く星たちともちょっと違う雰囲気で、大樹越しに覗き見える星たちは、木の枝で隠れたりまた顔を出したりするのを、無邪気に楽しんでいるみたいに見えた。
🌠 星空の見どころ
・金星が最大光度(-4.9等/明け方東の空)[2月13日]
明け方、太陽が昇ってくる前にひときわ明るく輝く金星が、この日に最大光度となる。
ちなみに、これまでは金星の最大光度での明るさは-4.7等級ほど、とされてきたが、今回は-4.9等。等級の数値は、小さいほど明るいので、なんだか急に明るさが増したような気がしてしまうけれど、これは実際には計算方法の変更によるものだそう。