永遠の中に生きるひと
フラワーエッセンスの学びのために、これまで英国を訪ねた回数は三度。
そのうち、バッチ博士が晩年を過ごした町ソットウェルを、二度訪ねています。
ソットウェルを訪ねるならば、パブ「Red Lion」から徒歩で散策することをおすすめします。
なぜならば、バッチセンターまでの道のりには、フラワーエッセンス植物を観察できるポイントがたくさんあるから。
バッチセンターの庭にも多くのエッセンス植物が見られますが、自然に生育する様子が知りたいならば、道沿いに自生する植物も観察したいですよね。
そして……忘れてはいけません。
途中の教会には、バッチ博士の眠るお墓があります。
私が初めてお墓を訪ねたときには、枯れつつある鉢植えが墓碑の手前に残されており、どちらかというと荒れている……というのが正直な印象。
でも、だからといって完全に忘れ去られているわけではありません。
文字が雨に濡れてにじんでいたけれど、前日の日付が記されたメッセージカードが添えられていました。
やっぱり、人知れず訪れては、ここで眠るバッチ博士と対話していく者がいるのでしょう。
墓碑には、このような言葉が刻まれています。
「BEHOLD, I AM ALIVE FOR EVERMORE.」
見よ、私は世々限りなく生きているものである。
この言葉は、死を悲しむ必要はない、というメッセージなのでしょう。
確かに、バッチ博士が生涯を捧げたフラワーエッセンスは、博士の肉体が滅びてもなお生き続けています。
そして、博士が発見した植物たちもまた、博士が生きていた当時のまま、あるいは世代の移り変わりを経ながら、地上に存在しているのです。
見よ、私は世々限りなく生きているものである。
この言葉から連想されるのは、「千の風になって」の歌。
バッチ博士のスピリットは千の風になり、時を超えて国を越えて、多くの人の心の中で生きている……と強く感じます。
いただいたサポートは、人々や地球の癒しと成長に貢献する人やモノ・グループへと循環させてゆきます。ひとしずくの水が大海へと繋がっていくように、豊かさのエネルギーをここから世界のすみずみにめぐりめぐらせていくためのファースト・ステップに選んでくださるのだとしたら、大変光栄です💫