「日本で最も美しい村」のひとつ、長野県・大鹿村。 ここは、日本列島を縦断する大断層・中央構造線の真上にある村であり、何百年・何千年もの時を一気にまたぎながら、当時の地層に直接触れることができる場所なのです。2005.9.28撮影
2005.9.27撮影
ヘルメットを被り、清流に足元を濡らしながら川を上流に向かって歩いていくと、崖崩れで岩肌が剥き出しになった場所がいくつもあります。このエリアでは秩父帯と三波川帯の地層が見られます。2013.8.30撮影
緑色の岩肌は三波川帯のもの。空気に触れるうちに酸化して赤茶色になるそうです。そのせいか、地面は赤茶色の小石が目立ちます。2013.8.30撮影
小さな滝壺の水はエメラルドグリーン色。 川底にある緑色岩がそうさせるのでしょう。子どものように無邪気に、この滝壺の中に飛び込みたくなります。2013.8.30撮影
ふくらはぎまで水に浸かりながら川を幾度となく横断し、降りていった先は、３億年前の地層が横たわる場所。2005.9.27撮影
海底火山から噴き出したマグマが地層（太平洋プレート：別名イザナギプレート）となって長い年月を経て移動し、ユーラシア大陸にぶつかった圧力で隆起、削られ、剥離してできたのが緑色岩です。2005.9.27撮影
地元の人が「神秘の森」と呼ぶ空間。一歩その空間に足を踏み入れると、その磁場に圧倒されます。2005.9.28撮影
2013.8.31撮影
この森には精霊が棲んでいる……そう実感します。写真に映るオーブが何よりの証拠です。2013.8.31撮影
2013.8.31撮影
2013.8.31撮影
神秘の森のマザーツリー、桂。この樹に近づくにつれ、甘い香りがしてきます。2005.9.28撮影
2019.10.1撮影
2013.8.31撮影
2013.8.31撮影
村の風景。なぜか懐かしい気持ちにさせられます。2005.9.28撮影
2005.9.28撮影
海を渡る蝶・アサギマダラを見かけました。間もなく越冬のために飛び立つのでしょう。2019.10.1撮影
川底を歩いていくと、数億年前の記憶を刻んだ地層とシンクロするような気分になります。2019.10.1撮影
ここでもたくさんのオーブが祝福するかのように現れました。2019.10.1撮影
標高2000ｍにある天空の池。2019.10.2撮影
天空の池からは、尾根を歩くトレッキングコースがあります。2019.10.2撮影いいなと思ったら応援しよう！
