見出し画像

小道具◇ツルハシ

鉱山等々で使用するツルハシです。
今回はおとぎ話風のおはなしなので、リアルというよりはちょっとポップ風を目指しています。
今回の用途としては『持って登場』程度なので、強度的にはあまり強くありません。中心部の厚紙の芯を、PP板とかに変えるともうちょっと強度は上がるかもしれません。
仕上がりの重さはとても軽いです。

材料

画像1

厚紙、丸棒、発泡スチロール(丸棒の半径よりは厚いもの)
あとは、ボンド、塗料、両面テープなどなど

作り方

まずは出来上がりをイメージします。
コピー用紙にツルハシの先端部分を描き、型紙を作ります。
丸棒を置いたり、棒が長すぎる場合は紙で隠したりして最終的な大きさを決めます。こんなもんかな。

画像2

大きさが決まったら、ツルハシの先端部分は差し込み式にしますので、差し込みたいところまで丸棒にのこぎりで切れ目を入れます。棒が長すぎる場合は切り落としておきます。

画像3

こんな感じ。
次に、ツルハシの先端部分を作っていきます。
コピー用紙で作った型紙に合わせて、厚紙一枚と、発泡スチロール2個を切り出します。

画像4

先に厚紙を切って、それで発泡スチロールに印をつけると楽です。

画像5

発泡スチロールカッターはこれを愛用しています。電熱のが切り口は綺麗だと思いますが、細かい作業に向かないのと、私は大変せっかちで、ジリジリ溶けるのを待っていられないので、これでザクザク切っていきます。
切れ味が結構いいのでご使用の際は十分おきをつけて。
で、切り出します。

画像6

切れた。
先程も書きましたが差し込み式にしますので、棒を差し込む部分を削ります。

画像7

この、いらない部分をスチロールカッターで削る。

画像8

すると、こうなります。
パーツが出来上がったので、スチロール・厚紙・スチロールの順番にボンドか両面テープで貼り合わせます。

画像9

出来ました。真横から見たらすっかりツルハシになってきました。
次は、厚み方向のいらない部分を削り取ります。
フリーハンドはさすがに難しいので、先にガイドを貼り付けましょう。

画像10

こんな厚みにしたいな、という願望を厚紙に書いて切り取ります。
そして貼ります。

画像11

画像12

貼ったら、あとはいらない部分を発泡スチロールカッターで削り取ります。

画像13

できました。
発泡スチロールは色がのりにくいのと、あとは表面があんまり綺麗じゃないので、横面にも厚紙を貼っていきます。

画像14

できました。厚紙はちょっと大きめに切って、貼ってから余ったところを切る方が早いかなと思います。
先程も書きましたが、発泡スチロールは色がのりにくいので、スチロールがむき出しになっている部分を中心にボンドを塗っていきます。(面倒な時はアクリル絵の具にボンドを混ぜて塗ってますが、色がよくわからなくなるので私はあんまりしません。補修とかでちょっと塗る時はよくやります)

画像16

塗りました。乾かします。
そういえば丸棒の方ですが、そっちも今のうちに色を塗ります。

画像16

面倒なのでラッカースプレーで塗りました。

ツルハシの先端部分は、ボンドが乾いたらアクリル絵の具で色を塗ります。
絵の具が乾いたら丸棒と合体させます。

画像17

上下をボンドで固定しまして。

画像18

完成です。
使ってみて何か不都合があったらまた追記します。

ではでは。

いいなと思ったら応援しよう!