僕らはみんなでひとつ
”自分一人で生きていかなきゃ”って、
世界を見ているとき、相手や世界が敵に見えてしまう。
立ち向かう相手になってしまう。
やってくるものを欲望の塊として見てしまい、
僕から何を奪いたいんだろう?とか、
こういうこと言ったら機嫌悪くなりそうだな、とか、
こういうこと言うと喜びそうだな、とか・・・
そんなことを自動的に考えてしまう。
どこまでも続くように見えるうす暗い未来が広がり、
切り立つ山々の裾野を小さな一隻のボートとして進んでいる。
誰に助けを求めたら、何に希望を見いだせば、そこから抜けられるのか?
何かに怯えながら、同じような景色の中を漂っていた。
「もうそこから抜け出したい」
☆
「僕らは、みんなでひとつ」
対等な立場として、
寄り添う関係性でしか生まれないものを創っていきたい。
なにももらえないかもしれないし、
なにもあげられないかもしれない。
それでいい。
それだからいい。
一人じゃ何にも出来なくて、
それでも頑張ってきた自分を認めてあげて。
「だから、みんなと支えあっていく」
「無理なく、自分にできることをしていく」
小さな小さな存在だけど、
その小さな存在こそが、宇宙そのものを生み出す力を持っている。
君は、ただ希望の視点を失っているだけ。
僕は、そこの次元から抜け出す水路へ案内する。
君が望むなら、もうすぐだよ。
暗闇の先に、君にとっての小さく輝く星が、必ず見えてくるから。
君だけのために存在する北極星に会えるから。