意識のスイッチング
遠く彼方で輝き
いくら手を伸ばしても
掴むことのできない
あなたの声が薄れていく
記憶という時間から
わたしの中で留まらないもの
心が喜んでいたからこそ
一粒一粒の情感が生きてくる
手をすり抜け消えていく感触さえ
すすり泣く声に聴こえる
我身から切り離されるものが、
肌の上を滑りだし
ぬくもりを求め彷徨いだす
☆
同じ空間で舞い踊っていたい
炎のチカラが形を変化させるように
全方位で愛を感じていたい
果実のようなエネルギーを巡らせ
一緒に喜びに笑っていたい
大海原で泳ぐ仲間たちの宴で
美しい未来を語っていたい
可能性の種が運ばれる夢を
☆
生命を切り取らないで
星は巡っていくもの
怖がっている小さな存在
ほんとうに大切にしたいもの
愛に来てくれてありがとう
隠れてないで出ておいで
もう二度と置いていかない
痛みも傷も 暗闇も一緒にまわる
トランスパーソナルな軌跡に
一粒の存在が宇宙にきらめきを生み出す
☆
何を感じたいの?
どこで生きていたいの?
ひとつに捉われないで
光も闇も含んだものとして
一瞬にも永遠にも生きるものとして
意識をスイッチングするといい
フォーカスするもので変わる世界
君は天空で輝く星にも
光を支える闇にも
生命を紡ぐ波にもなれるもの
あなたが問いかけることで
自由への扉が開き始める