ジャック・スパロウのコンパスとキロンの関係性
唐突な入りになりますが、私が占星術というツールを選んだのは、方向音痴の達人だったからというのも、ひとつの理由にあったのかも、、、
ナビないと人生迷子になりっぱなし。
占星術の知識がある方ならお察しの通りの、太陽ノーアスペクト!
目指す目的地さえ失いやすい状態の上に、水のキロンも相まって、風の元素の”思考力”が非常に弱かった。
自由氣ままに、その日、その時の氣分で流されて・・・
考えもなしも行動してしまう。
理不尽なことも、自分が折れることで場を丸く収めようとする。
そして氣づけば、思いもよらぬところへ不時着といった具合でした。
あれ?なんでこんな所にいるんだろう?
そりゃ〜、目的地も決めずに情に流されていれば、そうなるでしょ〜って結末ですよね。
だから、”北を指さない代わりに、手にしている人物が一番欲しいものの方角を示す”「パイレーツ・オブ・カリビアン」に出てきたジャック・スパロウのあのコンパスが欲しかったんだな〜。
思考力の弱さを克服するために、40半ばから(遅っ!)毎日ちょっとずつ思考の筋トレはじめて、微弱なシナプス活性化させてきました。
苦手な筋力って、足の小指を輪ゴムで鍛えるぐらい繊細で時間がかかるし、大きな筋肉と違って力強さはないんだけど、小さな小さな習慣が全体のバランスを整えて、今の私を支えてくれているって感じられるようになってきたら、ジャック・スパロウのコンパスってキロンと同じ感覚なんだなぁ〜って分かってきたわけです。
コンパスとしての”北を示す”機能がないポンコツ、、、
その代わりに”手にしている人物が一番欲しいものの方角を示す”スペシャルなチカラを持っている。
え?そっちの方が価値あるじゃん!って価値の逆転が起きるって意味でね。
キロンは、心理学用語で”シャドウ”と呼ばれる”劣等機能”ってやつです。
悩みのタネであると同時に、至高の宝箱の鍵でもある。
一見、役に立たないように見えたもの、でも、それを地味に育てていくことで、それこそ個人の能力を蝶番みたいにペロンと開花させて価値が反転する部分。
「ポンコツ」と「スペシャル」をつなげるエネルギー
ポンコツだった思考力を地味に鍛えてきたおかげで、感情という海から浮上して、共生する世界の方角を指し示す魔法のコンパスを使えるようになりました。
どんな筋力も、いくつからでも鍛えることはできるんだって本当だった!
ってことで、タルミ顔のポンコツ筋肉にもアプローチかけはじました!
こちらもミラクル起こしてくれますように✨