【個と宇宙】の関係
もっとも小っぽけな存在の中に、
果てしない宇宙の全てが存在している。
永遠に神秘世界が続く宇宙。
僕らの肉体は、果てしない宇宙との反転ポイント。
君が、どんなスタンスで、
どこに意識をフォーカスするか、
どんな角度から、どのテーマにアクセスするかによって、
君が見ている世界の姿は変わっていく。
どんな世界を実現したいのか?
些細に見える行動ひとつにでさえも、
その根底には、君の意志が眠っている。
君が何も決めなければ、
世界は、可能性の海のまま漂っているだけ。
果てしないまま・・・
それをロマンというなら、それもいい。
けれど、夢を見ているだけでは、
君の船は動き出さない。
乾ききった大地から、大海原を眺めているだけ。
モニターの向こう側の世界が豊かになるだけ。
君には、触れることができない世界を
イスに座ったまま、妄想しているだけ。
悲しいことや辛いことが重なって、
人生にひとつも面白みを見出せず、諦めかけたこともあった。
傷が癒えるのを静かに待つ時間が必要なこともある。
ただ、適切な手当をせず傷口を放置しておいちゃだめだよ。
化膿したものは、いつか必ず取り除く必要が出てくる。
それは、君そのものではないから。
☆
もし君が、自然体のまま生きたいと願うのなら、
自分が生きている世界を変えたいと思うのなら、
果てしない世界で夢を追いかけたいなら、
死ぬ瞬間まで美しく生きていたいなら、
「自分そのもので生きていく」ための情熱を燃やさなきゃならない。
☆
情熱のスイッチが入らないのは、異物が邪魔しているからじゃないの?
本質と異物を切り分けること。
自分とは違う別の存在として受け入れること。
素敵だなと感じたものを丁寧に扱っていくこと。
純粋な感性で選び取っていくこと。
フラクタル構造の中にある普遍的なものを見つける。
枯れることのない源泉から湧き出てくるもの。
深海の底で、静かに眠っている固く閉ざされた貝。
その内側で、誰にも気づかれることなく、
柔らかい七色の輝きを放っている希望の種。
それが、世界を変えていくチカラを持った宝もの。
君の内側で可能性のゲートが開き、
創造のエネルギーが溢れ出すとき、
果てしない宇宙から、君は魔法の原石を手に入れる。