さそり座のメタモルフォーゼ

さそり座は3度変容を遂げる


どうして・・・・。

そんなに、

意固地になってしまったんだろうか?


捻れて、、、
捩れて、、、
イビツな形のまま、
歳月と共に硬くなってしまったもの。


自分を守ろうと必死に築いてきた壁は、
今や、一振りするだけで恐ろしい威力となって、
周囲を傷つけ、悲しませ、
人々を寄せ付けない鋼鉄な武器となっている。


ポロリと出る、ほんの一言が、毒を放っている。


それに氣がついていない。


小さく幼かったもの。
柔らかで受け身だったもの。
チカラや導く知恵がないだけで、
ココロ優しいままで生きれなかったものたち。


周囲の環境や人々の影響によって、
生物の行動は、確かにカタチ作られる。

否が応でも。


受動的であったものたちも、
やがて環境が変わり、能動的に生きられる流れがやってくる。


もう、誰も僕らを傷つけることなど出来ない。

そのトキ、自らを守るために築き上げた壁を、内側から壊す必要がある。

手にしたチカラも敢えて手放していく。


ココロが深く傷つくずっと前に、本当に望んでいたことをしていくために。


そうしないと、”そんなつもりじゃなかったのに”、
人を傷つけ、遠ざけ、どんどん一人ぼっちになってしまう。
信頼できない人になってしまう。


かつて受けた酷いコトを、今度は自分がする立場になってしまうから。


環境に影響されて出来上がった自分という塊を、
緩めて、解きほぐして、まっさらにして、
ココロが求める人たちとつながっていくこと。


真に求めるものに氣づいていく過程は楽じゃない。
深く暗闇に満ちた領域に、
もう一度、潜っていくことになるから。


それでも、流されていく運命から抜け出し、
本来の目的を思い出して、
自分らしく生きていくには、
人生のどこかで、立ち止まり、
自分の意志で、流れの外に出るしかないのだから。


流れを変えるのは、僕らの強い意志と覚悟だけど、
そんな僕らを支えている、
嫌ったり避けてきた過去のすべても等しく認識する位置に立つこと。


不快な感情は、感性のズレを教えてくれている。
それは、自分を形成してきた集合意識とつながる合図でもある。


モヤモヤとした葛藤の裏側で、
何かに制限されて声をあげている純粋な精神を救い出して。


それは、あなたにしか出来ない真の救済だから。


なにものにも影響されていない自由な精神で生きる


それが、さそり座が深く深く潜って、
拾い上げようとしている可能性という輝き。

ひとりの人生を超えた太陽意識を目覚めさせようとしている。


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