求めていることを自ら与えていく
僕は、みそっかすの王子。
人々の役に立ちたいのに、何をしたらいいのか分からない。
立派な父と愛情深い母、素晴らしい気質を持った兄たちが、
多くのものを犠牲にし、守り、戦い、
築き上げてくれた安全な城で育てられたもの。
幼い僕は、彼らの愛をいっぱい受け取った。
彼らから、すでにたくさんの愛をもらっているはずなのに、
僕の心は、満たされることなく、
いつまでも、潤いを求め続けていた。
そんな自分を責めていた時期もあった。
ドライな心のままで、自分自身も人も傷つけてきた。
な