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僕らはユニークだ。 似たように見えるけど、 自分しか持ちあわせてない能力を生まれつき持っている。 その天才性は、分かりやすく見えるものもいるし、 とても見えづらい能力として秘めた人もいる。 ただ、なんの役に立つのかが分からないから、 それを才能と自覚できないんだ。 とても仲の良い人と一緒にいて、 「なんで、分かってくれないんだ!」って苛立ちを感じるとき、 それは君の才能につながっている。 「自分の感覚でしかないもの」 どうして伝わらないんだ、と思うとき、 違和感を
”自分一人で生きていかなきゃ”って、 世界を見ているとき、相手や世界が敵に見えてしまう。 立ち向かう相手になってしまう。 やってくるものを欲望の塊として見てしまい、 僕から何を奪いたいんだろう?とか、 こういうこと言ったら機嫌悪くなりそうだな、とか、 こういうこと言うと喜びそうだな、とか・・・ そんなことを自動的に考えてしまう。 どこまでも続くように見えるうす暗い未来が広がり、 切り立つ山々の裾野を小さな一隻のボートとして進んでいる。 誰に助けを求めたら、何に希望を見い
僕は、みそっかすの王子。 人々の役に立ちたいのに、何をしたらいいのか分からない。 立派な父と愛情深い母、素晴らしい気質を持った兄たちが、 多くのものを犠牲にし、守り、戦い、 築き上げてくれた安全な城で育てられたもの。 幼い僕は、彼らの愛をいっぱい受け取った。 彼らから、すでにたくさんの愛をもらっているはずなのに、 僕の心は、満たされることなく、 いつまでも、潤いを求め続けていた。 そんな自分を責めていた時期もあった。 ドライな心のままで、自分自身も人も傷つけてきた。 な