V・ファーレン長崎2023シーズン印象論的な感想〜第31節 2023.8.19 VS 栃木SC
自分が応援するチームは"主役"だと思っている。
ピンチに陥ってもギリギリ踏みとどまる。
ひどい試合の後には劇的な試合を見せてくれる。
苦難を頑張って乗り越える。
主役は最後に勝つ。
間違いなく序盤のターニングポイントだった第4節。
2試合連続引き分けで対するは、その時と同じ栃木SC。
ここで直近2試合で噴出してきた課題や不安要素を払拭する勝利して
ドラマへの勢いをつけるにはお誂えの相手だ。
補強もした。
前半はそんな妄想に現実味を感じる内容だった。
「勝ちパターン」と自負する先制点も生まれた。
しかし結果は1-2で敗戦。
苦難に対して頑張ったが報われなかった。
パワーアップして気合いも十分の漫画の主人公が、次のページで倒されている光景のような試合だった。
と、言うのが個人的な心象風景です。
確率論で言えば厳しさは増しましたが、順位通りの結果にならない(身に沁みた)のがシーズン終盤。
諦めなければ報われるわけではないですが、ドラマが成された時に喜ぶ権利があるわけで。
宝くじのようなものかもしれませんね。
残りは11試合。
【余談】
鼎談企画もそろそろ終盤。
この企画で一番割りを食っているのは会長でも監督でもなく、キャプテンだと個人的に思っています。
厭らしい意図は無いと思いますが、これだけフル出場が多い中で「ピッチ上の監督がいない」という言葉まで出てしまっている。
この言葉自体が評論家然としたものがあるので、ゲームキャプテンの持ち回りはしたものの「キャプテン1名のみの体制」っていうのは思った以上に難しいのかもしれません。
それでも言葉を発し、試合後一番前に立ってサポーターに向き合うキャプテンが報われてほしいと思います。