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適正な医療とは? TIA (一過性脳虚血発作)になった  受診の願いと、病院側の事務的トリアージMedical care is top-notch, but the road to get there is rough


TIA 一過性脳虚血発作(Transient Ischemic Attack)の略で、脳に一時的に血流が流れなくなり、神経症状が現れる発作

素人の私が言うのは違っている恐れがありますので、詳しくは 各自お調べいただきたいのですが、一時的にせよ発症する #脳梗塞  に類似した症状の発作ですね。これが、後にも先にも一過性のもので完結し、再発も脳梗塞へと進行しなければ良いのですが、一定の割合で脳梗塞を発症し、その割合は90日以内に脳梗塞を発症するのが15%〜20%とされ内半数が2日以内に発症するという、にわかに虫の出来ない割合になっているとの、記載がありました。(ネット上です)
それゆえ専門医療機関に受信して適切な対応をして頂く必要があるというものです。#TIA

もちろん、発症を感じたとしても、専門家でない我々には、それがTIAなのか知るすべはなく、うろ覚えの知識で、とにかく受診を急ぐしか無いのです。私 以前に #急性心筋梗塞  になった事があり、この時も今回と同じ大学病院で処置していただきました。

症状に気づいた朝


朝目覚めた時に、左目が開かないことに気がついた
これは おかしい 
手を添えてみると、軽い癒着(目やに)が剥がれ目が開いた
こんな事は初めてだった
目やにが少し出て固着したものが自力で開けない????
次に感じたのは、右手のが少し痺れている
そして、抜歯の後のに左頬に痺れがあった
月曜の朝だ、これから出勤というタイミングだった。

掛かり付けでも難しい、大学病院受診の高いハードル

仕事と、身体の優先順位を考える。
これを、放置して仕事に出ることは、選択肢としてない。
さっそく、かかりつけの大学病院の時間外電話をした。
いつものとおりの、段取り、症状の確認
結論は、緊急性は感じられないこと
数時間で外来が始まるのでとの理由
外来受信を案内された

でも、この病医院のかかりつけではない、診療科にかかるのは容易でないことを私は知っていた。コロナの時も散々苦労して、一度、掛かり付けのクリニックに差し戻して、ようやく診察にこぎつけたのだから。

ERの方に、確認した
「初診になる診療科の受診には、受診歴のある診療科のDrからのコンサル依頼か、町のクリニックのDrの紹介状が無いと、受けてくれませんよね???」 とお決まりの確認をすると。
「時間外受付で、そうするように言われたと言って貰えれば大丈夫です」
との、エビデンスにならない口頭での案内をいただく。
半信半疑、早速、外来が始める時間の前に、病院へ。

想定通りの高い壁

受付は、もちろん医療関係者とは言い難い事務職。
「紹介状も無いし、まして貴方の言われる事はシステム内に記録されていません。」
「言われると思って確認したんですよ、新規の診療科の受診はハードルが高いとね、でも受付で時間外には相談済みだと言えと いわれたもので」
流石の受付も、折れて時間外受付に確認してもらうと、なんのことはない、対応した事実は認めたものの、時間外で診る緊急性は無いので外来を案内したと認めたらしいが、受診を約束したわけでは無いという返事。
受付も板挟みで、再度 受付から受診歴のある、循環器内科に確認して、コンサルで受信可能か聞いてみるとのこと。
散々待たされた挙げ句、循環器内科では、状況もわからないままコンサル対応は出来ないとの返事。
結局、診てもらえず。
この間も、手の痺れは継続する。

半ば想定内の対応には、万策尽きはせず

過去に、サイトメガロウイルス感染による フィッシャーーグランバレー症候群疑い で入院した時にご尽力いただき、我が家の係つけクリニックの先生方が物凄く頼りになるのです。この大学を卒業して、開業された方なのですが、この方々のお手を煩わせることなく、大学病院を受診したいと常日頃思っているのですが、前回のコロナの時にも結局お世話になりました。
この先生方のクリニックは、この大学病院のすぐ傍で開業されているのです。お電話をして、大学病院から数分でたどり着き、診断をしていたく。
ここには勿論、画像診断する機材は無く、ましてや脳神経内科の専門医ではないので、大学病院への紹介状をその場で作成いただき、それを持って再度外来受付へ。

いきなりの大事に

受付、先程の受付係は、厄介ものの再来に、機嫌悪そうにして、それでも仕事なので「脳神経内科、今日予約が取れるか解りませんけど聞いてみます」
と言って、紹介状を受け取った。

その数分後、受付には スクラブ姿の如何にも仕事できそうなベテランDrと、看護師数名、若い医師を伴ったチームが現れて、この症状はいつからですか、とにかく外来ではなく下の救急で部屋を抑えましたので、直ぐに診ます。おそらく、脳梗塞の発症直前という状況だと思いますのでね。
慌ただしく、ストレッチャーに載せられてERへ。
ここからは、凄まじい勢いで、正直冷静さを失っていた。

血圧が高い 極端に高い 先ほどクリニックでは118の80 なのに、今は170を超えているという。 脳梗塞の急性期は血圧上昇が起こり得るという。先程のクリニックでの血圧とサチュレーションの値を伝え、「流石に私自身が急な展開になり、あまりの環境の激変で動転して血圧が上がっているのかもしれません。パニック発作とか以前も過呼吸でパニック發作を起こした経緯があります」と伝えた、「それはそのような診断がなされたのですか」と聞かれたので、「状況から私が判断してそう断定しただけです エビデンスはありません」 と答えた。「確かにパニック発作でも血圧に影響は出ますけどね」
先ずは、CTとります。
ここのER CT も MRI この場所にあるのか? 外来で受ける、場所とはまるで違い、ここで完結出来るようだった。
私自身も順番は定かではない
けれど、腕にはラインが取られ、採血に輸液、先ずは頭部CTで、出血の有無を確認、幸い出血は見当たらず、ここから MRIを行った。
過去にもMRIは受けたことが何度かある、けれど30分近くに及ぶ、このパターンは経験が無かった。
検査後は、先ずは安静を保ち薬剤での治療になり、数日様子を診ます。
とのことで、ここで緊急入院が決定した。

入院したら後はもうお任せする

投薬 検査 お話聞いて 大人しく これが一番の回復への近道
症状は素直に伝え、余計な事は言わず
余計な心配も過度な期待もせず 淡々と
やるべきことをこなす

看護師さんには頭が下がる
本当に
でも、わたし 59歳 それにしても、大学病院の患者様
私と同性の高齢者の皆様 看護師さんにはリスペクトを欠かさずに
お願いしますよね
答えられない様な質問はしない
聞く前に、それ聞く必要があるか考えて
俺の知ってる誰々は・・ 他人の自慢はしてもしょうがない 
とか So what ??? と返されかねない質問は 聞いてるだけでも大変そう

いろんな意味で、受診に至るぷそセスも、入院生活も、こんな思いをしなくても良い世の中になってほしいものですよ
今の医療の現実を少し理解した

それにしても 以下は勝手な意見ですよ

#肩で風切る循環器内科     #やっぱ俺でしょ循環器外科
#地味カッコ良い脳神経内科   #気苦労多し脳外の皆様
#今やスクラブ消化器内科    #やる時は大事消化器外科

#日本の医療 #大学病院 #脳神経内科 #適切な医療 #医療システム

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