PWC Licence 水上オートバイの免許
PWCの免許を取得しようとしている方に私の体験談を
私がこの免許を取得したのは、今から6年も前の話になります。
なので、現行試験制度にこのお話が則しているのかはご確認いただく必要があります。
その上で、私の経験を書いてまいります。
PWCの話
#PWC とは何か、PERSONAL WATER CRAFT の略で 俗にうう #水上オートバイ のことですね!
これに乗るには #特殊小型船舶免許 が必要になります。
以前は小型船舶免許で操縦できたものが、独立した免許になったものと記録されています。
つまり、通常の現在は通常の小型船舶免許では操縦できないので、これに乗るには独自の免許が必要になるというわけです。
気になる免許取得費用ですが、王手のスクールさんのWEBの情報からみると、以下になります。(詳細はそれぞれお問い合わせください)
❏対面での学科と講習と実技講習と試験のコースで 61,700円
❏WEBで学科を学んで実技講習と試験のコースで 52,900円
となっていました、時間的には学科講習(半日)実技講習(半日)
学科試験と身体検査(半日)実技試験(半日) という感じですので、WEBで学科を学べば学科の半日は行く必要は無いわけですね。
試験の概要
スクールに申し込めば、心配ご無用で段取りも相談もスクールにお任せできる所が多いと思います。(スクールにもよりますのでここも確認)
料金も受講料に含まれているのところが多いと思います。
※参考までに、試験だけの単体でみた受験料を確認してみました。
❏身体検査 3,450円
❏学科試験 2,900円
❏実技試験16,400円 合計22,750円
身体検査
通常は学科試験の直前に行われます
視力 色覚 聴力 疾病と身体機能の確認 と規定されていますが、基本は視力検査です。時間にして数分で終わります。
※すでに身体検査を受けている場合は、1年間有効ですので身体検査は免除になります。この場合は身体検査料はかかりません。
(別の小型船舶免許を取得した場合や、再受験の場合など)
学科試験
学科試験は3科目で合計40問で合格基準は、各科目50%以上で科目合計で65%の正解で合格です。試験時間は50分(小型船舶をすでにお持ちなら18問20分の試験となります)
※すでに、小型船舶免許を持っていれば、学科試験に一部免除が適用されますが、学科試験の料金は同じです。
実技試験
大きく分けると3つのセクションに別れます
⚪発航前の準備 船体の点検 エンジンの点検 法定備品と書類の確認
⚪ロープワーク
⚪実際の操縦
ここからが体験談
私の場合ですが、結論から書くと スクールには行っていません
なので、学科も実技も習ったことはありません
簡単に経緯を書きます
別の記事にも書いてあるのですが、私の小型船舶ライフは、事免許に関しましては、少し変則的な取得方法でした。
❏カード会社の主催したボート免許講習会に参加したのをきっかけにして、俄然免許が欲しくなり、あとは独学で取得したという形です。それぞれの取得の体験談は別途記事によりますが、小型船舶免許を取得するプロセスで、試験の時や、取得後に #レンタルボート に乗っている時にPWCに頻繁に出くわした事により、PWCに興味を持ったわけです。
❏じゃ特殊の免許も取得しておこうと思い、試験を申し込んで、参考書を買ったわけです。その参考書がこれです
この本には、必要なことはちゃんと書いてありました。
DVDもついていたので、イメージはとてもよくわきました。
過去問を解いて、学科試験の準備をします。
私の場合は、わりと変わり者なので、学科試験だけ先に受けてしまうこととして、都内の試験場で学科試験を受けました。20分18問
通常は、学科と実技は同時開催される場合が多いのですが、学科だけが行われるケースが都内ではままあります。私の場合はPWCに乗っとことはおろか、触ったことさえないのですから、実技試験はスクール生よりも遥かにプレッシャーが高いわけです。なので余計な神経を当日に使うことが減るように学科は合格後に実技に望むことにしたわけです。
学科は、予想通り全問正解での合格でした。
試験後に答えが張り出されるので、合格発表を待たずに採点できますので、渡される問題用に自分の答えをきちんと正確に転記しておくことが大事です
触ったこともないのに受ける実技試験
乗ったことは無いけれど想像はできるわけです
そして今は何よりも動画があるのですからね、現実の試験コースを走って見せてくれている動画も多数あったので救われました。
ただ、特殊に限らすですが、#船舶免許 の実技試験には共通したものがあり、それを徹底して抑えておくことで対応できます それは
⚪上手く操船する必要はないということです
大切なのは上手なことではなく、確実にやることと、やったことはきちんと伝えることです
⚪解らないことは聞いても良い
例えば現実の試験で経験したことですが、船ごとに仕様が異なるのは避けられず、教習艇と試験挺が異なるケースもあり、かつ仕様の説明を事細かく事前にするものでもないので、個体差に関する質問はしても構わないと、小型船舶の試験の時に聞いていたので、この時も試験官に確認をしたわけです。燃料キャップの確認の項目で、挺左前面のキャップを開けたところ、ガソリンの匂いが無く覗き込んでもタンクの存在が確認できないので、試験官に確認したところきちんと指定してくれ、その部分の原点は無いとの事だった。なので、聞けることは聞けるという事を抑えておきたいのです。
これは、実技試験の操縦に関してもそうで、PWCのシフト系はメーカー年式に依っても差が大きいので聞いてしまいましょう。
⚪コースとやるべきイメトレは完璧に
PWCの試験はコース1とコース2に別れています
それぞれのコースのルートとやるべき操作は、外科医の手先のごとく動きを伴うイメトレを何度も、何度もしおいてください このイメトレは、家でも職場でも何処でも出来ますからぜひ!!
元ネタはYOUTUBEで見れますよ
⚪本当にいちばん大事なこと
例えば ロープワーク
試験官「もやい結びをしてください」
そ言われた時にどうするか
受験生「はい、もやい結びをします」
もやい結びをする
受験生「もやい結び完了しました」
例えば実技操縦
試験官「それではコース1を行ってください」
受験生「はい これよりコース1を行います 前方後方良し 左右良し 同乗者良し 発信します」
常に確認し確認した事を発声し、試験官に伝えることです この確認と発声がこの試験の最も大切な事だと思っています
抑えるべきはPWCの特徴
通常の乗り物は危険を回避する際には、アクセルを緩めるものです。
が、PWCは危険を回避する時はアクセルを開きパワーをかけながらハンドル操作をしなくてはならない、人間の危機管理とは相反する動きが求められます。そのことは基本として抑えるべき事柄です。
試験当日PWCに触った私の基本的な考え
せっかく免許をとるのなら、些細な金額を節約することなく、きちんとスクールに行くべきだと考えます。なぜなら、小型船舶も同じですが、PWCはとんでもなく規格外の乗り物です。抵抗が極めて強い水の中という環境で100km近い速度を出すのに、その船体は 4mにもならない全長に1.5mにも満たない幅で、水上高は乗った人間の身体で2mにもならないのです。
このようなものが広い水面を飛ぶように走るのです。
後方にはとんでもないジェット水流を吹き出しながらです
仮に後席に乗った人間が真後ろに落下したら、その水流をもろに受けるのです。その受け方が不味ければ死にます。
現実に、これを読んでいる人が想像もしない死因で、同乗者が亡くなるケースがあるのです。その死因とは 噴流を下半身開口部に受け、直腸損傷等
そうです船体接触ではない原因で死亡するのです
この特殊性を持った機材を正確に扱うためには、スクールで基礎からきちんと学ぶべきだと感じます。
これを知れば、使い方も変わると思うのです。
楽しいものだからこそ、キチンと学び 正しく使う ことを重要視してほしいのです。
きちんと使えば、その素晴らしさは尽きない乗り物だと思いますよ。
試験時の服装
別にウエットスーツである必要はありません
私は登山用の防水性のある登山パンツにティーシャツにスニーカーで受験しました真夏だったので 足は濡れました
濡れても良い服装で受験してくださいね
ではまた
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