小型船舶から セイリングに向かう気持ちが・・
※画像は、何度かお世話になった木更津のマリーナさんの景色です。私はレンタルボート乗りのなので、お船は欲しいけど持っていません。
#ヨット #セーリング
小型船舶免許
#小型船舶免許 を取得したのが、ちょうど5年前のこと、理由は急性心筋梗塞になった事でした。以前から、少年時代から船舶免許が欲しかったのですが、なかなかチャンスが無くて、鎌倉生まれ鎌倉育ち、それも旧市街で海まで15分(徒歩)、そんな環境にいながら、なぜ遠かったのか不思議です。釣りも、波乗りも、するのに・・・
取得を決めた理由:人生で悔いをのこさない、やりたかった事はしておく。
極めてシンプルな理由です。
いずれにしても5年前に、いきなり取得すると決めて、2級よりも1級、1級あるなら、特定も、さらに特殊も、という感じに、短期間に取得したわけです。それなら、と船舶無線の免許もと考えて、3級なら、これも1級、さらに、基本は人任せにしない、というコンセプトのもと、出来るだけ独学、自力低コストを目標に取得したわけです。取得後は、もっぱら、レンタルで水上に出ているわけです。まあ、水上に出ると言っても、私が乗るのは、法律上は、#汽艇等 というカテゴリーのボートです。私が免許を取得した時は、まだ #雑種船 と言われていた時代です。雑種船:とは、汽艇、はしけ及び端舟その他ろかいのみをもって運転し、又は主としてろかい をもって運転する船舶をいう。というものです。
レンタル艇で海に出る
#レンタルボート で、何度か海に出ると、いままで、知らなかったことが見えてきます。例えば、モーターボートは燃料代が侮れない 動力船って、基本的に機関は常に動いている。自動車なら、1リッターで10km走るのは普通ですよね。でも、船はそうはいかない、車なら、40km走ると、単純に1時間走行で、消費燃料4リットル 値段にして500円、これが20ftの小型ボートで90馬力くらいのガソリン船外機艇だとして、もちろん、船の場合は波風、潮流により燃料消費量は激変するので何とも言いにくいのですが、おそらく普通に考えて1時時間走って30リッターとか平気で消費します。これを、距離に置き換えるのは海象によるので難しいのですが40km走行したとして1.3km/ℓ 平均速度21ノット この船で20ノット平均で1時間走るのは、かなり頑張った状況で、エンジン回転3000以上での巡行でしょうか。なので、レンタルボート、20ft 90馬力で海に出た場合ですが。 オフシーズン 10月~5月(土日) 3時間 16,300円でレンタル出来ますが、これに通常は別途燃料代がかかりますので、3時間づつと全開で走ることもないでしょうから、少し加味して、消費燃料3時間合計60リッターとして、1リッター125円で計算し、7,500円となり、気軽なレンタルボート乗りとはいえ、3時間、ボートで走ると、23,800とかになるわけですね。ハイ! 3時間あれば、お友達を乗せて、東京湾内、羽田に行って航空機の離発着を眺め、#ゲートブリッジ を通過して、夢の国を海から眺める、そんなクルーズが充分可能ですから、ある意味では、値段だけの価値はある、そう思います。お仲間に素敵な体験をプレゼントして、頭割り費用で5,000円なら、アルアリです。
夢の無い話はそこそこに、夢のあるお話
さて、ここからが本日の本題なのですが、私、小型船舶に憧れると同時に、もっと熱烈に憧れていて、いまだに実践できていないものがあります。それが、セーリングなんです。免許を得て、最低限のナビゲーションと、海に出た時のルールを学びましたが、そのうえで、というか、だからこそ、#セーリングボートに乗りたくなっております。 何が魅力かと言えば、海を走っていて、あまり好きになれないものがあります。それは、ガソリン船外機の音です。ディーゼルの軸船や、スターンドライブなら、あまり気にならないのですが、ガソリン船外機のあの音は苦手です。
内燃機関の音がなく海原を進める、#セイリングボート には憧れます。その分、操船が難しいのは覚悟のうえ、#ディンギー なら当然、沈もあるでしょう。それも含めて、今、痛烈にセイリングにひかれています。
現実には、なんも知らない私です。
けれど、少しづつではありますが、好奇心を発揮しています。であは、なぜ動力船ではなく、セイリングボートかです。それは、少しだけセーリングの本を読んでいて思った、ある想いです。
私がセーリングしたい理由
★そのままの文章で書きます。(用語は私もうろ覚えですが、そのまま)
セーリングに何を感じたのかと申しますと、これって人生そのものだって思ったからです。ヨットに乗っていて一番、幸せを感じる時は?
その人は、ご自身のサイトの中で、このように言っていました。ヨットの醍醐味は #クローズホールド で #ヒール して水面を切るように風上に登っていく時だと。風上から吹き込んでくる風とその風に逆らい、進んでいく艇の速度とが交わり、もっともスピードを感じるシーンだと言います。私は、過去、テレビで#ヨットレース を見ていて、タック(この場合は、風上から風下へのタックだから、本当はタックじゃない?)して、風下を向き#スピンネーカー を張って、一気にスピードを上げていく、あの場面だと信じてやみませんでした。それが、そうではないってこと。
これが、解る気がしたんです。さらに、同じ人が言っていた、風が入らないセイルは、ただパタパタするだけで機能しない、それを、どちらかにセイルを動かすことにより、セイルに風が入る、そうするとゆっくりと船は動きだす。メインメイルが風をとらえたら、次はジブを張る。メインとジブが連動し、さらに船足は上がっていく。
これも痛く納得でした。
つまり、人生は、追い風ではなく、向かい風を味方につけて登っていくものだと、味方になる風を掴むのは、動く事。風が掴めない時は、セイルがパタして教えてくれる。だから、風を掴めるまで動かすこと。風が変わろうと、動き出した艇は、セイルを合わせて、時には、タックして時にはジャイブして、ジグザグでも、遠回りでも、少しづつ、少しづつ、でも確実に目標に近づいていく。
これが、セイリングの醍醐味だとしたら、私はこれを、直ぐにでも始めたいと、今、そう考えている。海でも陸でも・・・・
=余談です=
セーリングに惹かれる想い その言葉一つ一つ、既に前段で私も記載していますが、その意味を少し補足します。この普段聞きなれない言葉たちが、誘います。そう思いませんか??
【帆走状態 向かい風側】
★クローズホールド(close-hauled) 風上に向かい登っていける限界の角度で帆走する状態。
★クローズ・リーチ(close reach) クローズホールドとアビームの中間
【帆走状態 真横風】
★ウインドウ・アビーム(wind-abeam) 真横から風を受けて進む状態
【帆走状態 追い風側】
★クォーターリー(quarter-lee) ランニングとアビームの中間
★ランニング(running)
【玄の入れ替え】
ジャイブ (gybing)
風下に回転しながら帆を反対舷に切り替える動きをジャイブと云う
タック (tucking)
風上に向かって艇を回転させて帆を反対舷に切り替えることをタックと云う。
各舷の呼び名 左舷PORT-SIDE 右舷STARBOARD-SIDE
船首 バウ(BOW) 船尾 スターン(STERN) またはアフト(AFT)
船央 ミジップ(midship) ミッドシップそのままです。
さらに、私が個人的にカッコ良すぎると感じた会話
「左舷4艇身でブロー入ります」といって、カウントしつつ、「ブロー」と言いながら、ジブセイルを手とクランクで操作する、姿にはまいりました。
さらに余談 よっとやるなら、小型船舶免許はあった方が良いと思います。
なぜなら、海に出れば、そこは最低限の知識は知っていないまずい世界です。法律、航法、海図 (ボート免許の記事は、このNoteでもたくさん書いてます。
やはり、セーラーが読む雑書ならば 「何読むか? 舵でしょ!」
私もはやくセーラーになりたいっす!
同じ出版社のボート乗りにはこちら BoatClub
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