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小型船舶 東京のレンタルBoat乗りが 書く 水面の風景 都内運河編
久しぶりに #小型船舶の話
このところ運河を眺める機会が増えています
それも、 #豊洲運河 ちょうどビバホームを枝川に渡る
#朝凪橋 あたりの景色です
僕等、小型船舶乗りにとって、このあたりの運河は
あの都内では最も有名なマリーナのうちの一つである
#勝どきマリーナ さんで、ボートをお借りしたり、そのために必要な安全レクチャーや、キャプテン講習 などというものに参加させていただけば、わかるとおり、東京湾奥では河川とともに大切な航行水域ですね。
あの、有名な水上交番があるのもこのエリアです。
豊洲運河にて
朝に夕に、この運河を眺めて気付いたことは以下のとおりです。
1.運河について
●干満差がかなり激しい 1mを越す干満差が目視できる
●船舶交通量が極めて多い 絶えず船舶の往来がある
●流れが複雑 潮や風の影響で目まぐるしく変化
●水の色が凄い 褐色です
2.航行船舶について
●多種多様な船舶に驚く 曳舟 押し船 バンカー はしけ 屋形船
●東京都の船が目立つ 清掃作業や様々な用途の船
●ここは、東京湾の縮図 詳細は以下から
ここは東京湾の縮図
プロ船舶は極めてモラル良く航行されているのが特徴的
ここで言う、プロ船舶とは、主に鋼船を中心としたそれで、大小様々ながら、おそらくは海技士免許を必要とするもの。長さは短くとも、重量はかなりになるので、小型では操船できない筈。
速力、航行水面の選択 流石の操船が素晴らしい
次に、FRP船舶 ながら、こちらもプロ船舶ではあるものの、小型船舶免許でギリいけそうな船舶。こちらもプロなので、技量は素晴らしい船が目立つ。遊漁船 屋形船 がこれにあたる。特にここを頻繁に往来する、遊漁船を見ていると、何とも言えない素晴らしさを感じる。
さる船宿の40ft超えかと思える遊漁船
独特のディーゼルターボーは大排気量か、何とも言えない良い音を響かせて、この運河の水面を滑るように進む。伝統の、ザ ニッポン 的なデザインの遊漁船のハルの構造は、本当に目を奪われる。極めて造波抵抗の少なそうなことは、見た目に明らかで、運河水面であれば多少のうねりは意に介さず、ロールもピッチもまるでなく、平らな床をそのまま滑る如く進む。
この船には一度乗ってみたい。
引き波も極めて少ない
屋形船 あのハッチから肩から上だけ出して操船するスタイルに、長過ぎるくらいにながい操船者からの前方を、よく持て余すこともなく操作してる。
最近では、巨体を有する 海技士免許必要系も多い
そして、プレジャー系ボート系 これは、以前の私を含めてかもしれないけれど、船舶構造が滑走系で比較的軽量なボート、相対的に感じるのが、デッドスローで通過とまでは言わないが、速力が出すぎている感が強い。この手のボートは、曳き波も大きめなので気をつけたい。
中には、この運河を3500くらい回して行くボートが多い。
さらにン凄いのは、プロペラをもたない、ランナバウト系
夏だけのことなのか、全開で走るのを何度か見かけている。
これこそ、危険極まりない。
同様に傍若無人な、PWCの全開走行 誰が見ても無謀
特に ジェット系のランナバウトやPWCは 船体のわりに立てる引き波が大きいのも要注意
いつも書きますが 都内 東京湾奥 は、プロとアマチュア 仕事と遊び が入り乱れる水面です
皆様 くれぐれも #UW
貴船(艇)の航海の安全をお祈りします
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