ゴルフの核心 Chone’s method その②ビジネス・ゾーン
さて、つぎはビジネス・ゾーンです。 インパクト前後60cm を私はこれと定義しています。実は、もう少し長く考えていたのですが、ボールがクラブフェイスに触れているエリアを考えたら、前後の余白部分はこれで充分だと思ったのです。この、120cmの距離で、スイングは凝縮されます。この動きで低い球、高い球、フック回転、スライス回転、バックスピン、が決まります。そして、核心中の核心を先に書きますが、こここそ、#ゴルファー永遠のテーマ でもあります 手首は返すのか返さないのか という例の論争の答えがあります。そして同じ意味でつかわれる論争、フェイスは返すのか返さないのか でございます。
☆意図的に手首を返すことはしない
☆フェイスは返るものだから、返したくないときだけそのようにふる
※手首は間違いなく返さないけれど、左腕の回転でフェイスの開閉を司る
これが、私なりの結論です。この120cmはまさに、ドラマです。
この120cm #クラブヘッド どう動くかで、ボールは変わります。
#フェイス向き #ロフト角 #ライ角 #上下のクラブ軌道 #左右のクラブ軌道 #ボール位置 #HSヘッドスピード
ライに関係なく、これだけの要素があります。 これに本番ではライも影響するのですから、ここの重要性がどれだけあるかわかりますよね。
ここでのPOINTは、一つだけ、もっとも土台になるスイングを作ることです。その基本というのは以下のものです。
【Basic theory】
クラブ 7-I
①ボールを置いたらフェイスをボールに合わせる 自然なライ角 自然なロフトにあわせて立つ、ボールを両足の間に来る位置でスタンス。
②左足を一足分外に、右足は2っ足分外に それぞれ開く。そうすると、不思議と、クラブのライ角、ロフトで構えた時のグリップ位置が丁度、左股関節前になり、ハンドファーストでアドレス出来ていることに気づく。
③ボールとの距離 は、適正に前傾し、背筋を伸ばし、軽く膝を折った時に、手をだらりと降ろした所がグリップになる距離でいい。
==これが7番のアドレスです。というか、アドレスにしちゃいます!!=
このアドレスで、前後60cmを想定します。
クラブ軌道は、インサイドインです。何と言ってもここはインサイドインです。持ち球が・・・ なんて関係ない、持ち球はストレートです。そう決めます。ボール真上から見た軌道は#インサイドイン です。上下のクラブ軌道はボール位置を最下点とした #レベルブローです 。それも比較的フラットなレベルブローです。最も身体から遠く、最もクラブが地面に近づく点が、ボール位置になります。このインサイドイン、フラット、レベルブローを反復して練習します。素振りです、ボールを打ってはいけません。ふり幅は、前後60cmですが、現実には慣性がはたらき、そのふり幅は無理なので、イメージは腰から腰でスイングを作ります。大事なのは下記のポイントです。
☆腕は振りません 下半身で切り返します グリップは緩く握ります。
☆右手甲と前腕の角度は常に一定に甲側に軽く折れています。(少し高度ですが)
この素振りを反復連取してください。 毎日、部屋の中でもできるので。
そして、ボールを打ちます。
中弾道でストレートならOKです。腰から腰で40yで充分です。
中断道のストレートになるように練習してください。
まず、7-I で、土台になるストレート中断道を作ります。
これがある程度できたら、ふり幅を大きくするのですね????
いいえ、違います。ふり幅はそのままに、少し高い球を打ちます。
コックを使うイメージはいりません。
■ハンドファーストの度合いを緩めます。シャフトの角度が垂直に近づきます。
これで打つとより、払い打ちの感じが掴めます。実際にボールを打つと、球が違うことに気づきますね。
◾️ロフトを立ててみます、よりハンドファーストに。ボールに当たった後の感覚の違いが感じられると思います。ロフトが立つ感じがわかればいいのです。
◾️インアウト軌道を試します
◾️アウトオン軌道を試します
◾️アウトインのまま開いたフェイスでカットに
この時点で、すでに様々掴めてきたでしょう。
スライスは打ててしまってますね。
☆テイクバックて、少しだけ、左腕を時計周りに、2時くらいまで回して、帰り道では、ゆっくり戻して、10時まで回す。その間にボールを拾います。
ボールを包み込む感じがしませんか???
その感じで、インサイドアウトに振ってみてください。
ほーら フック打てちゃいましたよね!
次はフェイスローテーションしながら、アウトインのカット軌道
はい、パワーフェイド なんて、流石に虫の良い話はないのですが、これで、軌道とフェイスと、ロフトの事を体で覚えちゃってください。