サケとマスのことを少しは解りたくありませんか 秋鮭が不漁という秋に
マスの押し寿司は #サクラマス を使っているという とても美味しい
お店によって味が違うところがまた美味しいのだけれど
サクラマス ヤマメの #降海型 みなさんサケとマスの違い解りますか サーモンとトラウトのこと 今の世の中 ついに サーモントラウトなんて呼び名の魚さえいる ニジマスの降海型のこと それって スティールヘッドじゅない サケの王様と言われる #キングサーモン 最大で140cm 50kg超えの個体も なのに日本名ではサケノスケならぬ #マスノスケ なんてね これはね・・
秋鮭がとれない
今が旬の秋鮭が不漁だと報道されてます。
ここで言う、秋鮭とは、多分、白鮭なんだと思います。つまりチャムサーモンかな?
アトランティックサーモンや北欧の養殖魚サーモンは店頭にはあるという。
白鮭が回遊してこないのは、地球環境の変化では、言う話も聞くけれど・・・
最近の記事で読んだのは、ベリーング海に、かつてはいなかったカラフトマスが入り込み。白鮭は彼らとの餌の争奪戦に敗れて成長出来ないと言う説があるそうだ。でも考えれば、チャムサーモンはカラフトマスよりも大型になると思うのだけど、幼魚なら大きくはならないカラフトマス負けるのか?
そもそも、鮭と一言に言っても何とも分かり難いのが、サケマス。
サケマスという種は、どんな魚
サケマスの特徴としては、脂鰭(あぶらびれ)があります。じゃナマズは?
と言われると・・ 淡水魚のなかで背びれと尾びれの間にある小さなヒレなのですが、ここでサケマスを淡水魚とすするのも辻褄が合いません。
なぜなら、鮭は海でも捕れるから、それどころか海で長い期間を過ごすものもいます。反面、一度も海には出ない種もいます。
例えば 山女魚(やまめ)は海には降らず一生を過ごします。
本州では岩魚も河川残留型(陸封型)なのですが、同じ種でもエゾイワナの海に降るものがアメマスと呼ばれます。
前出の山女魚にも、実は降海型があり、これをサクラマスと呼びます。
じゃ、小さめの個体が陸封型かと思えば、皆さんが良くご存知の、鮎(あゆ)はきちんと降海型の魚なのです。
※但し鮎は鮭科ではなくサケ目 アユ科 とされているようです。
少し整理するサケマス
先ず馴染みのある鮭のグループ 形で覚えようとしても
鮭って個体差が大きい上に 婚姻色や婚姻期には体型の変化も顕著です。
鼻が曲がり背中が隆起するなどする種もあります。まるで別の魚種に見えます。さらに繁殖を終えると死ぬ種もあれば、何回も繁殖する種もあります。
死んでしまう種は、産卵後老衰というよりも、早く死ぬための変化が起こるそうです。急速に脳が萎縮して、身体の衰弱を促すホルモンを出すとも言われています。
使命を終えたら早く自然に帰るように。
ここだけみても、本当に謎だらけな魚です。
でも、言ってても始まらないので
少し乱暴に分類
属に言う鮭
一般的な呼称 種類 外国名 陸封型
鮭 ⇨ 白鮭 ⇨ チャムサーモン
銀鮭 ⇨ シルバーサーモン(コフォーcoho サーモン)
紅鮭 ⇨ レッドサーモン ⇨ ヒメマス
サクラマス⇨チェリーサーモン⇨ ヤマメ
サツキマス⇨ ⇨ アマゴ
カラフトマス⇨ピンクサーモン
マスノスケ ⇨キングサーモン
スティールヘッド(降海型)⇨ ニジマス
アメマス⇒ ホワイトスポッテッドチャー⇨ エゾイワナ
岩魚 オショロコマ
大西洋鮭 ⇒ アトランティックサーモン
イトウ
そして、とても興味深い魚が
サケ目 サケ科 イトウ属 にある イトウ
イトウは、生涯のある時期海に降りそしてまた川に戻るを繰り返す
とも言われています。さらに複数回産卵できる事も知られていす。
ここに出ていないものの中に、カワマス(ブルックトラウト)
ブラウントラウト などが存在する。
サケマスの入口を書きましたが、本当にサケマスは奥が深い 深すぎるので、私も日々学んでいます。
秋鮭の不漁
あくまで個人の感想ですが
近年 不漁という話題は多い
サンマであったり スルメイカ であったり。
つい最近も、白エビが撮れないとか
何か起きれば温暖化 と言われ
まあ、その辺りの真偽はいずれ解明されるとして
気持ち的には、捕れないものを嘆くより
今あるもので考えるのも一つの方法と考える
反面、本気で種の絶滅を憂うのであれば
捕らないという勇気も必要になり
白鮭不漁の要因に、ベーリング海でのカラフトマスの台頭を理由にした記事を呼んだ。本来、ベーリング海には生息していなかった樺太マスが、来るようになり、稚魚 幼魚の時の餌の争奪戦に、白鮭は敗れカラフトマスが勝利しているという話。これも真偽はわからないけれど、個体の大きさは、白鮭絵の方が大きいと思う、少なくとも成魚であれば。
また、別の記事ではこんなことが出ていた(ネットの記事だ)
白鮭は、遡上する前に川から遠く離れた海で取る方が美味い。
結果 海での乱獲が、遡上して産卵する鮭の量を激減させたというのだ。
リカバリーをしようと、他の川に遡上すべき鮭の卵を使い、他の河も巻き込まれる悪循環があるという。
何度も言うが真偽はわからない。けれど人間は、常に都合の悪いことが起きると、被害者目線でモノを言うのだけれど、もしかすると、当事者は人間で、カラフトマスがベーリング海にきた理由も人間の環境への影響かもしれないし、それより何より、過去日本で捕れていた魚たちが、来なくなったと言うのは、みな魚肉の価値もさることながら、魚卵の価値が高かったことを考えると、個体数の変化と、魚卵の乱獲は無関係じゃない気もする。
⚪スケトウダラ タラコ
⚪ニシン 数の子
⚪鮭 イクラ
まして鮭科の中でも、白鮭なんかは、一度しか産卵できないから、彼らの魚卵は貴重なわけです。