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【耿耿】風野 灯織でシャニマスの思想を浴びた話。


はじめに

◆この記事は #シャニマスアドベントカレンダー2023 に参加しています。
シャニマス Advent Calendar 2023

※タイトルからお察しいただけるかとは思いますが、この記事では風野灯織さんのマイコレ【耿耿】の内容について触れています。絶対にネタバレされたくないぜ! という方にはオススメしません。

 こんにちは。だいたいの方は多分はじめまして。ぷらなりすと申します。なんでこの日を選んだかっていうと今日が誕生日だからです。おめでとう! ありがとう!

(この記事は、私が今年喋りたかったけど誰にも話せなかったことを今回の企画をお借りして思う存分話してしまおうという方針です。何かの役に立つような情報だったり、深い考察だったりは一切含まれていません。ご容赦ください。)

前提:SNS企画のおはなし

 enza対応ゲーム「シャニマス」では不定期にSNS企画が実施されていますよね。よくあるものではアイドルのTwitterジャックとか。私はそういう現実世界を巻き込んだ企画のお祭り感が大好きで。

 例えば、直近で行われていたものではコメティックに質問を投げたら返事が返ってくるかもしれない「#コメティックに質問」。
 シャニソンのサービス開始どころか、鈴木羽那と郁田はるきのプロフィールがまだ黒塗りだった頃の企画で、おそらくそこを明らかにするって意味も含まれていたんだろうなと。「だぶるは」って名称が生まれたのもこの企画でしたね。個人的には塩対応を通り越してもう事故でしょって言わんばかりのルカの反応が面白すぎて終始笑顔でした。

 少し変わったものとして、現実とゲームをリンクさせたSNS企画もありました。それが2022年初に実施されたシナリオイベント「#283をひろげよう」と、そこから派生した「#283プロリプライパーティー」。該当シナリオイベント「#283をひろげよう」の展開に合わせて、シナリオ登場アイドルが日替わりでTwitterジャックを行い、その中ではコミュの内容とリンクした投稿も見られました。そして最後にはイベントの集大成としてシナリオ&Twitter連動企画「#283プロリプライパーティー」が行われることに。こちらはイベントエンディング「REPLY PARTY」の流れに沿って、実際にTwitterに投稿されたツイートに対して各アイドルがシャニマス公式アカウントを使って返事をするという企画。桑山千雪って人の投稿の威力が高すぎて、おむすび恐竜の名誉が回復したことしか記憶に残ってないんです。たすけて。

本題:誰かに話したかったコミュ

 そんな流れの中、ここで冒頭で注意書きを行った【耿耿】風野 灯織の話をさせてください。

 今年の3月にリリースされたマイソングスコレクションの1枚で、例に漏れずソロ曲の歌詞についてだったり、それを歌い上げる想いに触れられています。個人的に各アイドルのソロ曲はメタ要素の強い自己紹介楽曲だと思っているので、それをシャニマスの世界に実在する音楽としてどんな理由付けをして落とし込んでくるのかを毎回楽しみにしています。まぁ……シナリオを読むためには引かなきゃならないんですが……。
 そんなソロ曲についての話題と平行して、シナリオ内でさらっと触れられる話題があります。それがこの

具体性が何もない相談、リアルすぎませんか?

ツイスタ企画の相談。コミュ1の最後に少し出てきて、コミュ2では一切触れられることがありません。マイコレのアイドルコミュは2+TRUEだけなので、この企画がどんなものなのかはTRUE ENDまで持ち越されます。そして迎えたTRUE ENDでは、動き出した企画に向けて原稿を準備する灯織とその心情が描かれるのですが――

ママー! 私これ知ってる~~~!!

 ここで答え合わせが来ました。コミュ1で灯織に相談していたツイスタ企画は、昨年の4月に行われた周年企画のひとつ「#シャニマスミュージックシェア」になったんですね。先述の「#283をひろげよう」とはまた違い、実際に行われたSNS企画があとからゲームに拾われたパターンです。一応説明しておくと、#シャニマスミュージックシェア は各ユニットの代表者が事前に寄せられた投稿をもとにユニットの楽曲を交代で紹介していく、SNS上で展開されたラジオ番組のような企画でした。実際に曲紹介をするときはYoutubeの楽曲視聴ページへのリンクが貼られたり、音楽番組としてちゃんと設計されていたな~って印象です。

 「当時のツイートがフルボイスになって蘇る!」ってウソ広告が打てそうなくらい、ちゃんと引用されています。当時この辺を読んでいて変なテンションになっていました。

ちゃんと許可を取りにいくの好きです。

 神の視点を持つ我々は全員知っている「トライアングルの歌詞はだいたいイルミネ」「めぐるは早寝早起き」って情報も、実は一般的に知られている情報ではなかったなど細かい情報開示もあってとても助かりました。世界観の開示はいくらあってもいいですからね。
 さて、そんな素晴らしいコミュは、事務所でプロデューサーと打ち合わせをしている灯織の回想で幕を閉じます。ちゃんと時間通りに進めたいので、リアルタイム投稿ではなく投稿内容を事前に準備しておきたい、と。

ドヤひお

 それではここで #シャニマスミュージックシェア の灯織の最後の投稿を見てみましょう。

 最高。

 このTRUE ENDが #シャニマスミュージックシェア とリンクしていることに当然気づいていて、灯織の投稿がどういう終わり方をしたのか皆さんもちろん覚えていますよね? という強火の意思。シャニマスのある意味悪いところであり、私が大好きなところでもあるユーザーへの信頼からくる無説明。こんな「シャニマス」が詰まりに詰まったコミュを……マイコレのTRUE ENDで!? 正気!? ありがとうアイドルマスター シャイニーカラーズ……。

さいごに

 個人的にTRUE ENDの内容をTwitter(現X)に流すことに抵抗があるので、ずっとこの話をできずにいたのですが、今回とてもいい機会を頂きました。アドベントカレンダー企画、いろんなひとの文章が読めるし自分も文章を書くきっかけになる。とてもいいものです。みんなもやろう。アドベントカレンダー。


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