Futureman3.0様単独インタビュー(1)
第22回
NFTを始めてみたいなと思われる方は、まずこちらをご覧ください。
前回、榊原伸予様にインタビューさせていた記事の中に、話の流れ上ご登場していただいたリアルアーティスト様がおられました。
そのちょうどのタイミングで、
日本NFTの認知度を拡大すべく、展示作品を募集された日本NFT美術館様(@japannftmuseum)のイベントで見事そのリアルアーティスト様が上位で選出されておられました。
HEXAで活躍されている方も選出された方がおられましてとても盛り上がりました。選出される、それだけでとんでもない快挙です。
そのリアルアーティスト様はtop10に入られております。
その方はFutureman3.0様(@Futureman_3)です。
話の流れで出たからというだけの理由で無謀にもダメもとでインタビューをお願いしたところ、なんと快くご承諾いただきました。
今回、そうそうお聞きすることのできない作品についての思い入れなどを詳しく、熱くお話しいただきましたので、ぜひご覧ください。
今回インタビューさせていただいたアーティスト様
Futureman3.0様は、
レトロフューチャーなFuturemanたちが過去現在未来にわたって展開される日常をモチーフにして作品を紡ぎだされています。キャラクターにそれぞれ名前があり、そのキャラクターたちが躍動している姿が描かれています。
11,000人を超えるフォロワーさんに支持されて、圧倒的知名度で日本NFT美術館様展示会のNo.7に選出されています(2022/5/5現在作品が展示されています)。
以下、インタビューとなります。ではどうぞ。
構想中(以下構):初めまして、今回、お忙しい中インタービューをお受けいただきまして誠にありがとうございます。
Futureman3.0様(以下F):初めまして。いえいえとんでもございません。こちらこそ、楽しみにしておりました。
構:榊原さんのインタビューでFuturemanさんのお話が出て、是非ともお話させていただきたいなあと榊原様にお伝えしていたんですよ。Futuremanさんはとてもお話の分かる方なので、アタックしてみたら?とおっしゃっていただけてダメもとでお願いしました。無理言ってすみません。
日本NFT美術館様展示会のNo.7に選出おめでとうございます。
F:ありがとうございます。
構:620くらいのいいねがついていましたね。最高の方で850くらいのいいねでした。アピールをたくさんされたらもしかしたらそれに近いくらいのいいねがついたのではないでしょうか。どのようにしてこれだけの支持を集められたのでしょうか。
F:いいねの数だけでなく、RTの数も考慮されていたようでこのような順位をいただきました。本当にありがたいことです。
とくに何をしたというわけではありませんが、日ごろから心がけていることは、皆様からのいいねに可能な限りお返しをしているということですかね。そのうちにフォロワー数が増えていき、育てられているなと感じています。
今回も皆様の応援のお陰です。
構:日ごろの心がけだけですか?!ということは、日常の活動がそのままいいね数、RT数に反映されたということになりますね。
実は、こうやって支持を得ました!のようなコツを伝授いただけたらと思っていたのですが、やはり必要なのは日ごろの地道な活動で、支持もその上に成り立っているということなのでしょう。
2018年からTwitterされていたようですがそこから着実にフォロワーさんを増やされた感じですか?
F:最初はインスタグラムを作品アピールに使用していたのですが、インスタグラムではフォローできる上限が7500と設定されており、それ以上繋がれないということで私としてはショックでした。早く言ってよ!!的な(笑)。それでTwitterを使って作品アピールをやってみようと思いまして。
Twitterは当初は何かの応募のためにアカウントが必要ということから登録だけしていた状況で、おととしくらいから本格的に使い始めました。そのあたりからフォロワーさんが増えていった、という感じです。
構:おととしからで11,000を簡単に超えることはあり得ないですよね。何かあるのではないですか?
F:他の方と比較をしたことがないので、なぜ増えたかわからないんですよ。それが分かるのなら、私もしりたいです(笑)
構:Futuremanさんはフォロワーさんにこだわることなくご自身の活動を通して自然に増えていったと考えるのが正しいのでしょう。もちろんリアルアート界で存在感を示す活動を数多く残されております。
榊原さんから、毎日のようにOpenseaに作品をリリースされているとお聞きしていたのですが、いかがですか?
F:あるテーマが降りてきて作品を作るのが楽しくなり、3日に1度程度のペースでリリースしていました。自分のコレクションが増えていくことが楽しくてSNSにUPしている感覚でしたね。作品を作り上げるために、いくつかのキャラクターにストーリーを敷き詰め、そのストーリーが完結するように製作しているものもあります。とにかく楽しい!!だから最近はその間隔が狭まってきているかもしれません。
うまく表現するには難しいのですが、私は以前から大人向けの絵本のようなものができたらいいなと考えていました。
今回、”Rapの散歩”と”Rapの秘密”というストーリーつきでNFTをHEXAにアップしています。
構:見ましたよ!ちょっと緩い感じの犬で、憎めないやつだなぁと作品を眺めていると、なんかはがされてて。Rapってロボットなんですよね?
F:あ~そうそう、はがされていますね。一年くらいRapを描き続けてきて実はロボットだったと(笑)。ストーリーとしては以前からあり、それぞれの作品をストーリー仕立てにして構成し直した感じですね。Rapは憎めないやつなんですよね。もしかしたら私の分身ではないのか?と感じることもあります。
構:タイムマシーンで行き来する未来のストーリーでは登場人物たちがロボットや宇宙人であることが多いんですよね?
F:そうですね。小さいころにスタートレックや宇宙家族ロビンソンなどのSFを見ていて、その影響は大きいですね。当然ウルトラマンや仮面ライダーなども好きで見ていたのですが、それとは大きく違った華やかさではなくて、地味というか、かっこよさでもない、子供の私にとってはある意味異様というか・・・、そんなイメージの影響を受けていると感じています。
Futuremanのストーリーにはまだ明かしていない存在の秘密があり、これから明かされていく予定です。
構:そういったSF作品の影響を受けて、大人向け絵本を目指したストーリーが展開されていくわけなんですね。
ストーリーには主役がいるわけで、男性(Jones)と女性(Jenny)、二人を主にしてストーリーを展開しているんですよね?
F:最初はJonesとRapの二人で活動していました。それからJennyに出会って3人になったんですよ。まだ描いてないですけれどね。
構:私の調査不足かと思いました、まだ描いてないんですね。そんなことをここでおっしゃってよかったのでしょうか。どうやらたくさんのストーリーがFuturemanさんの頭の中に渦巻いているようです。
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構:JCAT※(日本人現代アーティストチーム:Japanese Contemporary Artists Team:@jcat_nyc)にてNFT講習会のスピーカーを担当されたのですよね、どのような内容ですか?
※JCATについてはこちらの記事を参照ください。
F:本当に初歩のOpenSeaで売り出すにはといったところからです。ガス代って何?とか口座が必要じゃないか?とか暗号資産を買ってwithdrawしてなど…。ハードルが高い印象がありますからね。
構:確かに最初からとなると難しいところがありますよね。暗号資産を扱っていないとそろえる条件がたくさんあります。
F:また私がアーティストして活動を始めた時のことですが、私はデジタルで描いているのでコンピューターに入っているデータが原画です。このデータを印刷して販売するときにいくばくかの葛藤がありました。自分で描いた作品は本物がデジタル。印刷したものは本物と呼べるのか?という。
アナログで製作しているアーティストさんの方はデジタルにするという逆の工程になります。ですので、アナログアーティストさんは同じようにアナログが原画という葛藤があるのではないかと思いました。それらを私はどう克服していったかを説明しました。
アナログの作品をトリミングしたり、デジタル処理などを施して販売する。それは別の作品に生まれ変わる。そういった説明で共感してもらいました。
大半が、というかOpenseaでNFTを始めるには、というレジュメを作成していたので、Openseaでの出品をこうやってする、という内容で講習会を進めましたが、たまたまスピーカーをする日に初めてHEXAに出品していきなり売れてしまったのです。
Openseaでも売れていなかったので、売れたことが信じられませんでした。
講習会当日だったので、特に資料は準備していなかったのですが、HEXAなら面倒な手続きがなくて日本円で簡単ですというお話をしたんです。
Openseaの説明を一時間がんばって説明したのですが、最後にHEXAは簡単だよでまとまってしまった。今までのOpensea説明は何だったんだと思ってしまいました(笑)。
構:頑張って資料作成されたのに、資料を準備していないHEXAの宣伝になっちゃったってことですね!ありがとうございます。
Openseaは流動性が大きいというとんでもない確実な利点があるので、HEXAで頑張って実力をつけから、NFTについて慣れてからOpenseaに行くのもありです。そうやって棲み分けを見つけるのもアーティストさんにとって大事なことだと思います。最終的にご自分に合ったマーケットを開拓されるのがいいと思っています。
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今回もやはりたくさん語っていただきましたので数回に分けて記事にしていきたいと思います。アーティストさんはやはり熱い気持ちをお持ちの方でないと務まらないことがよくわかります。
今回Futuremanさんのご厚意により画像の借用させていただいております。
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最後までお読みいただきましてありがとうございました。
@HEXANFT :NFTマーケットプレイス
今回は以上となります。
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