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Kazu Tsutsumi様単独インタビュー
第37回
NFTを始めてみたいなと思われる方は、まずこちらをご覧ください。
今回のインタビューは現代アーティストさんのKazu Tsutsumiさん
(@TsutsumiKazu21)です。
理系大学卒という、アーティストさんとしては少し異例の方かなと思います。私自身も理系でありまして、作品以外にもお話しすることがたくさんありました。理屈っぽいお話もしていて、量子力学やら相対性理論やら出てきたのですがそのあたりは全部カットです(笑)
とてもかっこいい声で、アーティスト活動をするに至った内容を語っていただきました。
それではどうぞ。
構想中(以下、構:)はじめまして。今回はよろしくお願いいたします。
Kazu Tsutsumiさん(以下、Kazu:)こんにちは、JCAT※の集まりで一度お話していますよね。よろしくお願いいたします。
※JCAT((Japanese Contemporary Artists Team)@jcat_nyc )についてはこちらの記事をご参照ください。
構:そうですね、Kazuさんあの時はちょっとHEXAでの出品の方法で迷いがあった時期だったかなと記憶しています。
Kazu:JCATでFuturemanさんが講師をされたセミナーがあり、それがきっかけでNFTを始めたばかりの頃でした。
※Futuremanさん(@Futureman_3)の記事はこちらをご覧ください。
榊原さんがNFTデビューから本当に飛ぶように売れていたのですが、私は3作品ほどお迎え頂いた後はなかなか続かなくてあれこれ迷っていました。
※榊原伸予さん( @Nobuyo_Art )の記事はこちらをご覧ください。
ちょっと期間をあけて最近JCATで改めてNFTLABOという取り組みでHEXAに出品することになり、私も新シリーズをリリースしました。
構:見ましたよ。新シリーズ。今回新たに作品を発表して、とても素晴らしい作品だと実感しています。実は作品をお迎えしていまして。 MIHOさんがこちらの作品を買いましたよ~っていうツイートしているのを見て、これはいい作品だと思い、HEXAの作品ページから辿ってお迎えしました。
そのときに、インタビューする予定のKazuさんと気づきました。私がKazuさんをインタビューするからいい作品ですよという仕込みというわけでなくて、単純にいい作品だなって思いました!
※MIHO Genki Artさん(@genki_art)の記事はこちらをご覧ください。
Kazu:MIHOさんがアピールしてくださったからですね。ありがたいことです。
構:お互いに応援するのもいいことですよね。今回の作品について、前回からかなり考えて出品されたのでしょうか。かなり画風が変わっていますね。
Kazu:一番最初はNFTはコンピューターアートという考えで所謂ジェネラティブアート作品を作りました。これはセルオートマトンという手法を使ったプログラムを作り画像を作り出すものでHEXAとOpenSeaにも出品しましたが残念ながらまったく売れませんでした。
![](https://assets.st-note.com/img/1660139701288-6EyAsDPSIy.png)
次にグラフィックソフトを使ってハート型の作品を作りましたがこれも思ったようにお迎え頂けませんでした。
![](https://assets.st-note.com/img/1660139766622-gL4CRxKRrf.png?width=1200)
そこで今回の作品はアナログとデジタルのハイブリットで作品を作りました。つまりアクリル画の写真画像をグラフィックソフトで加工して組み合わせることでNFT作品にしました。
組み合わせる絵はいま追求しているテーマなどをいろいろ考えて風景画と女性にしました。やはり以前の作品はデジタルだけで作ったので表現が平たくなっていたように思います。アナログを入れることで味のある作品になったのではないかと思います。
構:本日も発行されていましたよね、たくさん発行されると売れ残っちゃうんじゃないかと思ったりしたのですが、杞憂で順調にお迎えされていますね。これからもこのシリーズが発行されますか?
Kazu:風景画はこれまで描いた画像がたくさんありますので、組み合わせも工夫してまだまだ発行していきたいです。NFT作家としての目標としては他のシリーズも加えて100作品くらいは狙いたいですね。
![](https://assets.st-note.com/img/1660139801665-YiWDIDWT3Q.png?width=1200)
構:海外の風景画が展開されていますが、海外にはよくいかれるのですか?
Kazu:私はアメリカに2年、スウェーデンに5年住んでいたことがありスウェーデンではヨーロッパ各地を訪ねました。スウェーデンでは夏休みが1か月あり、地元からでも名だたる観光地には直接便が飛んでいましたので行くのも簡単でした。
構:モンサンミッシェルなど有名な観光地が作品に登場していますね。凱旋門もそのうち出てきますか?
Kazu:乞うご期待ですね。私はイタリアや南の島などが好きなんです。また、これはカナダになるのですがプリンスエドワード島、赤毛のアンの舞台である島も大好きです。
構:海外に行ったことがある、憧れがある方にヒットしそうですね。楽しみにしておられる方がきっとおられますよ。
Kazu:仮想空間の創造の空間もいいけれど、リアル世界の美しさにも惹かれます。足を運んでみると感動します。
構:今のご時世、近場にも旅行がしにくい中、海外旅行ができればいいですけれど、できない方は作品を見て思いをはせるのもいいですね。 一作品作成するのにはどのくらい時間がかかりますか?
Kazu:作品にもよりますが、女性の絵と風景画のサイズ感がぴったり合う場合は早いです。合わない場合は線描を見直したり書き加えたりします。
構:アナログの原画を描きなおすんですか?
Kazu:大抵はデジタル上で描き入れます。アナログを書き直すよりずっと早いです。デジタル技術の利点ですね。 私は線の美しさを追求して絵を描き初めまして、作品はほぼ線描です。
最初は黒で線を書いていたのですが、作品として暗くなるので線の色を灰色に変え、その後クリムト好きであることもあって金色を使うようになり今のスタイルになりました。
構:黒と金では作品のイメージが変わりますよね。華やかでいいなと思いました。けれど、意外と派手すぎるという印象もないですね。
Kazu:作品の明るさによっては線を選びます。また色彩もたくさんの色を使うか、色の種類をある程度絞って描くかバランスを考えます。それとマチエールというのですが作品表面の肌合いをだすのにいろいろ工夫しました。
表面がでこぼこしたような作品は、筆ではなく小さい板に絵具を間に挟んで描いています。板に挟まれた絵の具は流体の原理で変形するので自然の美しさのかけらのようなものが表現できます。
構:点描のような?
Kazu:点描ではないんですよね。押し付けるのですよ。
構:しっかり見ると確かに点描とは異なりますね。おもしろいですね。キャンバス地の風合いも残るようにしておられますね。
Kazu:残しているところもあります。
構:そもそも絵の世界に入っていこうとしたのはいつごろからなのですか?
Kazu:キャンバスを使ったアクリル画を描き始めたのは15年位前です。実は私は理系で美術は独学です。
構:理系大学から画家さんになるのはなかなか珍しいですよね。
Kazu:もともと絵を描くのが好きでしたが大学時代に結晶の形を数値解析する研究をして造形の原理に興味を持ち、様々な物の背景にある造形原理を探究したことが絵に繋がっていきました。
アクリル画を描き始めたころ、ネットの絵画販売サイトを知り、出品するようになりました。最初はいろいろなジャンルで描いていましたが、そのころは風景画が売れたので段々と風景画を多く描くようになりました。
賞を貰ったこともありますよ。販売してるサイトから応募のお誘いがありまして、たまたま取れました。1回だけですけれどね。 その後スウェーデンで2回個展をしまして。
大きな絵を描くようになり、去年から画家を本業として始めました。インスタで作品を出し始めたらいろんなところからお声掛頂くようになりました。JCATもお声をかけていただけた一つです。
JCATのいいところは明確にアメリカマーケットを目標に据えているところです。山登りマップという方法論で海外への進出手段を手助けしてくれたり、メンバーがチームで活動しているところに惹かれて入りました。 そこでFuturemanさんのNFT講演を聴いて、NFTを始めました。
構:スウェーデンで個展ってすごいですね。 Kazu:格好いい感じがするかもしれないですが、田舎町でしたんですよ。銀座で開くような立派なものではありません。場所を借りる費用も安かったです。
作品をそろえるのは大変でしたけれどね。3作品売れました。それと2作品くらい贈呈しました。 だから現在、私の作品が5作品スウェーデンにあります(笑)
構:これからNFTでも有名になれば、スウェーデンでの作品も有名になりそうですね!NFTは言ってみれば世界中で展開できるので夢がありますね。
Kazu:Instagramをしていると世界からいろいろお声掛け頂きます。先日スペインやイタリアに画廊を持つ団体の展示会に出品したのですがそれもInstagram経由で誘ってもらいました。
Instagramで載せている作品から選んでもらい、展示に至りました。オンラインなので現物を送る必要もなく比較的手続きも簡単でした。
構:そういう展示会への参加の仕方があるのですね。世界へのつながりも身近になってきたものですね。
Kazu:SNSやNFTって本当に世界に繋がっていることを実感しますね。
構:Instagramの作品を拝見していると、HEXAで展開されているものとは違う画風の作品が多くありますね。
Kazu:以前は風景画が多かったのですが段々とコンセプチャルな作品に変わってきて今は命に焦点をあてた”生命思考”というテーマを中心に作品を制作しています。
冒頭でお話しした今回のNFTシリーズもその背景にはこの世界は一人一人の頭の中ではないかという思いがコンセプトとしてあります。
作品の説明にも書きましたが人間の視覚は赤緑青の3原色(3波長)を使って色を認識しています。では生物の中で3波長が普遍的かといえば実はそうではなく、生物の種類によって多くもあれば少なくもあります。
4波長目がどんな色に感じられるかは人間には全くわかりません。色は生物の中で作られるのです。また4波長の感覚器がある生物には見えるものが人間には見えません。人間が外にあると思っていた世界は実はそれぞれの生物の中にあるのです。
生物は生物に固有の世界を造ってその中で生きています。新シリーズはそのようなことを表現できたらとの思いも込めました。
構:人間の可視波長域は狭いものですからね。なかなか難しいものではありますが、挑戦する内容として誰もしたことがないことだし面白いですね。
Kazu:仮想現実というものあるけれど、実は頭の中の世界こそがリアルのなのかもしれないとも思うのです。今の時間軸だけでなく、いろんな宇宙があるのがリアルかもしれません。今後様々なことが分かってくると我々が普段思っている世界の見え方が違ってくるかもしれないと思っています。
構:宇宙にはダークマターという人類がわかっていない物質で満たされてるという話がありますよね。知らないことがいっぱいありますね。それが解き明かされていくのも楽しみです。
Kazu:知らないことがあるから人間は人間でいると思っています。新しい哲学ではなぜ意識があるのかという問いに対して迷うからという答えがあります。 本能だけで生きていて選択肢のないような生物には意識はありません。
反対に全知全能の神様がもしいるとすればすべて正しい道を知っていて、やはり選択の余地はないので意識は必要ない。人間は本能と全知全能の神の間にいて全知全能でないがゆえに意識があり、だから人間なんだという訳です。
構:人は紆余曲折のうちに正解と思われることを見つけていくことができる。知らないことがあるのが必要でそれを一つずつ知っていくことが重要なことなんだと気づかされますね。
Kazu:そういったことをいろいろと考えながら、作品に落とし込んでいます。実際の見え方が違うところを表現したい、見えていないことを表現したい。そういったところが私にとっては大事なテーマです。
構:いままでこうやって語っていただけると、作品に対しても見え方が変わってきますね。以前出品されていた”心の表情”という作品について、抽象的な面があるため、なかなか本意が伝わりにくいところがありますね。
Kazu:確かにそうでしたね。ただ、クオリティも大事ですね(笑)。ちょっと平坦だったように思います。 この作品ではないですが直接的に私自身の考えを落とし込んだ抽象的な作品はなかなか伝わりにくいのではないかとう思いはあります。説明が必要なのかもしれず、その上で共感を得ることができる、というような。
印象派に代表されるような昔の絵画作品は予備知識なしに素直に見ることができます。でも現代アートはマルセル・デュシャンの泉(便器にサインしただけの作品)ようなコンセプチュアルアートに傾いていて、そのコンセプトを理解しないと内容が伝わらないですね。
アクリル画では昔は風景画のような具象画が売れる傾向がありましたが、最近はコンセプチュアルアートの志向が来ているように思います。
構:現代アートにおいてそういうファンが増えてきたということですか?
Kazu:欧米が先行して抽象画に向かってきていたのですが、日本がそれに追いついてきたのかもしれないですね。今アクリル画を販売している肌感覚で抽象的な絵が売れている気がします。 ただ、NFTではどんな作品が求められているのだろうか、まだわからず勉強中です。
構:私が思うに、NFTはライト感覚な人が多いと思います。見た目にわかりやすい作品が人気があるのではないかなと思います。ややお求めやすい単価で、気軽にいいと思う作品をみつけるという思いでいたら、まずはそういった感覚でいいと思います。NFT市場自体が若い存在であると思っていますので。
Kazu:なるほどですね。これからはNFTが普通に取引されていくのだろうなと思っています。いまいち分かっていないのは、誰が何を目的に買っているのかということでしょうかね。
構:現代アートとNFTでは買いたいとおもっている思考が全く違うと思います。スマホに手元にある作品を観るのが主ですからね。そういった目線を見つけるのもこれから重要なのでしょう。
Kazu:そうですね。NFTについてはわからないことだらけなので、何事もまずはやってみたいと思います。行動することで見えてくる世界があると思っています。
NFTの定義も実態もまだはっきりしないけれど、実際にそこにある場で実践することで魅力を見つけていきたいと考えています。
構:現代アーティストさんがNFTに全部行く必要はないけれど、こういった世界もあるよという、2wayもいいと思いますよね。
Kazu:そうですね。ただNFTアートというのは私は100年後も残る新しいアートの進化形だとおもいます。ものの流れは広がって流れやすい方向つまり制約を無くす方向に進化しますが、NFTアートはその潮流に乗っていると思うのです。
NFT自体は、画家から買い手さんへと直接渡ります。HEXAという組織はあるけれど、実質無仲介でダイレクト取引。アートの役割が作家の思いを鑑賞者に伝えることとすればNFTこそそれを最も制約なく全うすることができます。
構:そういった意味では話は戻りますが、作品のわかりやすさが肝になってくるような気がしますね。ユーザーさんの要求している画風を突き止めることがさらに重要ですよね。
Kazu:作品自体はダイレクト取引ですが、1作ずつ紹介しつづけることはやはり難しいので、作家さんの思想なり画風なりを紹介する、構想中さんのような活動の大事さは増すように思います。
構:確かに見てもらいやすくはなったけれど、アピールをうまくしないとたくさんの作家さん、作品に埋もれるのも早いですからね。作家さんとユーザーさんを繋いでいくのは必要なことだと思います。
HEXAだけでも作品数が多すぎるのでいい作品を探すのはたいへんですからね。 アナログアートではメディアや画廊が宣伝を担ってきましたよね。NFTでも大事ということでしょうか。
Kazu:今までは画廊、美術館などが仲介して、そこにはキュレーターがいて作品、作家、背景を紹介する人がいました。NFTにも従来通りか分かりませんがそういう機能は必要なのではと思います。 NFTという地図が広すぎますよね。
これからデジタル社会と相俟ってどんどん多様化することが容易に想像できます。以前のキュレーターよりも範囲が広くなるように思います。
構:私自身手探りでやってきたことを認められたような気がしてうれしいです。Futuremanさんからもしっかりアートを勉強するように言われました(笑)
Kazu:また、実際のアート作品は画廊に置いたり、搬送があったり保管があったりでやはりお金がかかります。そういった間接的な費用が掛かるため、一般的に高額になります。安く出していては続けられない。
そういった意味でもNFTは費用を低く抑えることができるので、大半を作品を創るという労力に充てることができます。
構:それはとてもポジティブな考え方ですね。今までお聞きしたことがありません。
Kazu:でもあまり安くしすぎると作品の質が落ちます。その意味ではHEXAの最低が1000円という値段設定(手数料は20%かかります)はいいところをついていると思います。
構:なるほど、そういった考え方もあるのですね。言われてみればそうです。売れなかったら確かにもっと下げるか…とやってると際限なく値段が下がっていきそうですもんね。
Kazu:下限を決めることで、クオリティの保証がされるし、上限は青天井なので、自由に設定できますし。 1000円という金額のなかでそれに見合う製作時間にする工夫ができれば、やっていけると思います。
それにはデジタルの特性が活きると思います。例えば私の場合は過去のアナログ作品の写真がたくさん残っているのでそれをデジタルデータの素材に加工して新たなNFTとして出品していくことが可能です。
今出品しているシリーズの風景画も然りです。創造は過去の要素の組み合わせの上に成り立ちますからね。
構:なるほど。今までの作品を使ってNFTにうまくつなげていくのですね。時間的にも調整をして。
Kazu:戦略的には高く値段設定して、ハイクオリティにやっていく方法も当然あると思います。NFTとしては値段設定に自由度があって安い作品も高い作品も選べていいのではないかと思います。
構:とはいえ1000円は時間的に厳しいと思いますので、いずれは3000円程度でコンスタントに販売できる計算が立つようになればいいですね。
Kazu:そうですね。あとはNFTの使用用途がもう少し広がればばいいなと思います。
構:今のところはコレクション、投資目的ですね。メタバースに飾り、美術館として展示することもできます。後は現実的にNFTを印刷したものやデジタルデータでフィジカル展示会が行われていますね。何度か観に行きました。 デジタルであっても印刷物であっても現物を見るのはやはり感動があります。
Kazu:先日のJCATラボでアナログ作品の展示会でも実際の作品の横にQRなどを置いてそこからNFTも見てもらう方法があることを知りました。アナログ作品は10万円ですが、NFTは数量限定で5000円ですとか。こういう方法もいいかもしれないですね。
構:確かに!現代アーティストさんはそれはできるかもしれないですね。アートには手は出ないかもだけれど、NFTなら気軽に買えるってなるかもしれない。
その値段の差をどうやって説明するかも大事になってくるかもしれないですが。NFTばっかりに目が行って、アートの価値を下げてしまっては元も子もないですからね。
相乗効果が期待できる方法を考えていきたいですね。 NFT界隈の展示会では、そうやって作品横のQRをたどってもらうという方法が実用的になっています。 現代アーティストさんも展示会にQRを置けば間口を広めることができるかもしれないです。
Kazu:スマホでNFTを見ているだけでなくテレビの画面にインテリアとして映し出されれるような方式ができたらいいな。 テレビも大きくなっているし、見ていないときはただの黒い板ではもったいないような。
構:なるほど、テレビでNFTを順繰り順繰り表示すると。 ネットで取ってきた画像を表示すればいいんじゃない?というような話が出てきそうですが、絵について一つ一つを無断で取ってこれないような技術が開発され、NFTしか表示しないなどの法整備がされれば、実用的になるかもしれないですね! 建設的なお話が出来るのはとても楽しいですよね。
これからはどんなふうに作品を展開していきたいですか?
Kazu:しばらくは今のシリーズでいい景色を織り込んでいきたいです。その後は私が今表現したいと思っている”生命思考”をうまく作品に落としていきたいですね。
あまり私自身の思いを出しすぎるとまた抽象的になりすぎてしまうので、工夫しないといけないといけないなと思います。もっとも伝えたいことは何かは完結していないのでテーマは変わってゆくかもしれませんが。
前に言いましたがNFTアートの方向性は間違いないと思っているので続けていきたいです。 造形原理の探究は私のライフワークなのでそれを続けて新たな作品を生み出して行きたいですね。
構:Kazuさんならではの表現方法を期待しています。これからも応援しております。今回はありがとうございました!
Kazu:ありがとうございました。
Kazuさんの頭の中にはいろいろと渦巻いている世界があるようです。それらをわかりやすく具体化するのを楽しみにしています。お話しているとNFTにさらなる将来性を感じることができましたし、KazuさんにおけるHEXAでのスタンスも決まってきているようでとてもうれしく思っています。 これからも楽しみにしています。
Kazu Tsutsumiさん
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今回は以上となります。