鹿児島旅 3:乗り物に乗る(主に電車)
私はゆるーい乗り鉄である。そして六角精児さんの造語をお借りするのなら呑み鉄でもある。
私の場合、ただ乗り物に乗るだけでハッピーになるという至極単純なものだ。中でも最近ハマっているのが地方の特別列車に乗ること。そのために旅行する時もある。去年は大阪から奈良県吉野山を繋ぐ青のシンフォニーに乗りたくて西に行ったくらいだ。
今回私が2日に分けて乗ろうと計画したのが
・特急指宿 たまて箱号
・特急きりしま
桜島から開聞岳へ
光る海岸が美しい特急たまて箱号
鹿児島中央駅前と温泉地の指宿をつなぐ列車、たまて箱号。私も今回も鹿児島旅行を計画するまで知らなかったが、浦島太郎伝説の地でもあるらしい。(実際半島の先まで足を伸ばして龍宮神社まで行ってきた)
事前予約制のこの列車の推しポイントは海側に作られたカウンター席。駅を出てすぐに見える桜島から東シナ海に面した海岸の壮大なパノラマを思う存分楽しめるのだ。
そしてこの手の特別列車で忘れちゃいけないのが車内での飲み食い!特にここで飲むお酒が美味しいのなんのって!
せっかく薩摩にきたので私はさつまあげと地ビールを買い込んで朝から美味しくいただきました。
東シナ海に抜けた瞬間の絶景!
日本の神様の祖先の地、霧島へ
特急きりしま
霧島といえば温泉のイメージが強いが、今回私が行きたいと思った場所は霧島連山の中にある荘厳な神社、霧島神宮。
霧島へは鈍行でも1時間ちょいなのでそれでも良かったが、せっかく旅行だしということでプチ奮発して特急列車を予約した。
今回はテイクアウトしたカフェオレとクロワッサンで軽く腹ごしらえをしたのだが、隣の親子が食べていた唐揚げとしろむすびのセットが美味しそうだった…私も唐揚げにすればよかったなぁ。
前日に行った指宿とは逆方面に向かうきりしまからは見事な桜島ビューが楽しめる。
それにしても桜島、はじめて生で見たけどなかなかのサイズだった。
九州は車社会だから市街地を離れると正直公共交通機関の限界にぶちあたる。私も今回何度レンタカーしなかったことを後悔したことか(でもあんま車乗りたくない人←)だけどこういう楽しみがあるからこそ、あえて車に乗らずゆっくりと旅を味わえる特別列車にハマっているのだと思う。
さて、次はどこのなんて言う列車に乗ろうか。