そこに”味”はなかった
《あー。》
お買い物の時に、あるスティック飲料を買った。
パッケージ画像とその味の説明と…。だけど「初もの」というのは、「ん~、どうなんだろう…?」という思いと天秤にかけられる。
”初もの自体に抵抗がある”という意味でなく「本当に”その味”、出てるかな…」というそれに対しての躊躇。それだけこの類の”失敗”はデータとして私の中にある、ということな訳だ(笑)
ワン達もケージに入れて、まずはほんのりタイムの準備。早速飲んでみようと封を開けた。
香りがあま~~い(;´∀`) 白い飲み物なんだ…。
ゆったりと静かな時間を・・・。
ひと口。
時間を空けてひと口。
もうひと口…。
口は開かずにどんどん時間が空いていく。
ながらで飲んでも誤魔化せない。
『む、ムリだ((+_+)) どこにもイメージした味がない(苦笑)』
コップの残りを捨てた。
「分ける」という作業は、高度な脳の処理。
その様に過去に書いているのだけども…。
・・・
資源ごみなどの通常のごみ処理でない、収集日。
まだ回収に来ていなかったあちこちの場所に置かれている”ゴミ”たちを見ると、いつも思うことがある。
『難しいよな、分別って。』
私の出す時には、必ず分類表を見ながら分けていく。頻繁に出すこともなく、まずあまり憶えていない。絵が描かれているものもあるけども、大まかに括られたその言葉では、中々難しいものがある。
『見た目に素材が同じだもの、一緒に入れちゃうよね(笑)』
ワン散歩中に見かけたそれは、ペットボトル袋の中にちょっと違う感じの物があったように思った。難しい、分けることって、それを知っていなければ出来ない事だからやっぱり難しいと毎度思う。
これを「どこの括りに入れるか」という事の判断は、処理をする人(捨てた人)が考えてやる事なので、当番などで見ることになる時、「あ、ここに入れたんだ」という事を感じることもある。
ただ、それを回収するのもまた「人」なので、一時はとても厳しくて、回収されずにラベルを貼られて残ったものを目にすることもあったけども、「分からないからこれで一先ず出してみる」という、どちらにもかかる様なものは持って行く、と後に思う様になった。
業者さんのように選別のプロじゃない私たち素人は、この分別さえ、考えながらやっている。
そうして仕分けされた各種のそれぞれを、分けた状態で処理されたそれぞれがまた、関連した製品として再生して大きな市場へ出て行く。
なんか、サイクルって似てるんだよな…。
簡単にはその様に「括って」、頭の中で簡単に収めておく。
元々の、大きなものが分けられて。そこから括られて。またまた壊して再び括っていく。
ザっとそんな流れを視ていた。
分ける作業というのは、なんとなくだったり、分別が分からないからそのままにしてしまったりと、その様にしようと思った時に難しさを感じる。
人はこのアタマの中を整理する時、分類してその場所へ仕舞いたいのだろうと思う。それは脳内の整理の意味だけでなく、それは次の「引き出し方」にも関わってくるものだから。
・・・
脳内の情報って、本当に凄いもので。
私は子供の頃からマンガというものを、本で読むことは、ほぼなかったのだけども。
私と違って姉は、コミックっていうの(?)気に入った単行本を綺麗に揃えて大切にしていた―――。
その中にも確かあったと思う。
”髪の毛がこんな風になっているヒト”。
その程度しか私は思い出せなかった。だって知らないから(*^^*)
珍しく「超人ロック」の文字を目にして、懐かしい~と思った。よく知らないけども(笑)
それが。
その翌朝。
起きがけから脳に微かに流れるメロディがあって。歌詞は付かずに、曲の一部分だけが何度も流れる。
最初から分かった。
細い線のそれが、「あー、そうだ」という感触だけで私に教えてくれた。
『これ、超人ロックの歌だ』
確かめることもなかったけど、その確信。「テレビか何かでやってたって事なの?」という、私にとっては、出所もわからない状態からの押し出し。
脳ってこちらが引き出そうとする事よりも、遥かに情報を持っている。
当たり前なんだけど(笑)
私たちはきっともっと、この”アタマの中”に自信を持っても良いんじゃないか、そんな風に思う。
私達が、憶えられない!、忘れた!!と思っているそれは、もしかしたら何か違うアプローチ”扉”からなら、自然と映し出されるかもしれないから。
その、それを。
ないもの、消えたもの、として処理してしまうのは、いつもこちら側の自覚意識のすること。思い出すと懐かしさが甦る(*^^*)
これを書いたので、探してみました。
You are lonely
more than the loneliness…
歌詞が切ないね(笑)
「うみのみかをサポートしたい」と行動させてしまう様なクリエイターです(*^^*)。私も同じように読まれた方のサポートになる事を意識しています。 自覚を保ちしっかりと進んでいきます!