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知らない事、いっぱい

私から見て、「不思議」と感じる事はいくつかある。

いくつか、なんて書いているけども、殆どがそう書ける事だろうと思う。私がその存在を、知らないだけ、という話だから。

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以前にも何度か書いた様に、私は買った本を始めにザっと目を通してそのまま理解に入れずに”大切に”放置する。ジャンルに依るのだけども。そして読書家と違って、大して本も読まない。

自分の中の理由もあるのだけども、ここでは脇道なので省略。

今年2月、『脳とクオリア/茂木健一郎』さんを購入。届いていつものようにザーーッと、所々でページを止めながら確認、”放置”していた。

専門的な言葉は理解できないのは当然の事だけども、「うん。」と、思って放置をした。”わかんない”から、どれだけ状態を確認できるのか、楽しみを抱いた。


ついこの間の土日。雨天という事で、「本を読む時間が取れる、とその本を読んでいける」と少し楽しみだった。

既に読んでいたのは、ほんの数ページだけ。本章にも入っていなかった。他の人の「読み方」というのは私には分からないけど、難しい言葉を全て理解しなければ読めない、というものでなく、きっと、

『私が理解できる所までを、読ませてもらえた』

そんな風な感想を持って76ページでしおりを挟んだ。(眠くなったのは内緒の話(*^。^*))


「ふと、以前読んだ本を(導かれるように)再び読むと、その時に必要な言葉があったり…」という事は何度か書いているのだけど、今回は初めての本で、内容も確実に判っていない。

それが読み進めたそのページまでには、「うんうん」と頷ける事と、そして差し挟まれるニューロン発火の「図」が、先日書いた私の「地図」に見えてくるから不思議に思った。具体的に見れば勿論全く異なるのだけど。

私がよくいう「不思議」と感じるのはやはり何よりタイミング、というもので、何も私が「地図」を書いた後、間もなくでなくてもいい、という事。その本の中に同様の(その様に見える、又は”同様”に寄せていくのかもしれない)図がある事も”記憶”が一切なく、それを手にする、目にする…。


↑↑↑まずはストレートに”正面”からの感想。そして次に考えるのは、「随分フォーカスできている」という事↓↓↓。

前述のように、”順序”で見ていくのでなく、「そこ・ソレ」という目の前のモノ・コト(このケースでは、ニューロンの発火の図)から拡げて観ると、自分の中の情報 ≫≫≫ 手書きした地図、となって、全体を今度はまとめて感想、してくる。そこにはまるで、「時間というものはない」かのような説明になってきてしまうのだけども。


私が「うんうん」と頷いて読んだからと言って、正しく理解できているかは別で、私が考える「こういうことかな」という状態に解釈を寄せてしまっている可能性だってある。

少し戻って「フォーカスが出来ている」と書いていながら、これを説明していくその後の内容は、よくよく読むと、「時間が前後している」というのが解るかもしれない。

オートフォーカスが働いてくれる状態は、無意識側が働いている、と解釈できる事で、こちら側で意識していないから、後付けで考える事はできても、最初の”印象”は、”不思議”というこちら側の感想になる。

さらにここまでのトータル、細々分解してこちら側で解釈できる事を、この「タイミング」において、運んでくる、と考えたらきっと、眠くなったのは、

・また私が”解釈”できる所まで「実践」が入るから

・「ちょっと待ってて、また探してくる!」と、何かが一旦潜りに行った事(笑)

そんな風な妄想を入れて、難しい話は終わりにしたいと思います。


(私は極力「思い込み・結び付け」を除きたくて、初めに知識を入れない、という事は過去にも書いています。その力がしっかりと働いているならば、基本的には、”状態の獲得より知識が大きく上回る事はない”、という事になります。私の場合)

これらは、本の内容を記しているものじゃなく、私の脳内を「本を通して観ている」事として、書きました。

追)不思議なのは、表現する”言葉”までもシンクロしてしまう、という事です。

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本の中の一部が印象的で、主人にそのままの表現を使って唐突に話してみた。

「・・・」

「わかる?」

「わかんない」

解らない、と答えた主人。

私が本で読んだその部分では、主人が口にした”状態”を現わしている、と、私は「同じだ」と解釈して読んでいた。

主人が最近よく使っていた主人の言葉を使って言い方を変えると、本人は「わかる」と言う。

「そうだよ、表現が違うだけで、あなたが言った事と同じ。”自分の中がそこにある”という事だよね(*^^*)」

色んな事が少しずつでも解ってくると、人は楽しいと感じるのだと思う。

「うみのみかをサポートしたい」と行動させてしまう様なクリエイターです(*^^*)。私も同じように読まれた方のサポートになる事を意識しています。 自覚を保ちしっかりと進んでいきます!