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言葉は知ってはいても…、
現在、固定中の有料記事「で?カベは壊れたのかい?」の、
・過去の自分の行いを整理する→加筆しました
・どうして整理が必要なのか?→upしました
記事ご購入の方への”フィードバック特典”もありますので、是非どうぞ。
(尚、最後の「”身”を置いてしまう事」は3/5頃up予定です)
昨日、ヘッドホンで音源に集中した時のメモ。
ワン散歩中のあれこれをメモ帳に書き出しながら、音でも流しておこうとヘッドホンをしたら…、音の世界に入り、それ所じゃない空間のメモが始まった。
・・・
音が右に左に転がり流れている。
背側に広く見えてきそうなその、奥行き、空間。
ジャングルの中で、その、”ただある自然”に、静かに感動できる”私”がいる。
テクノに首元を触れられる感覚、ウッホウッホとゴリラが出てくるかもしれないリズム、そのサウンド。その瞬間を待つ。
待っているのか楽しんでいるのか、少しの恐れも感じるのか―――。
静かに忍び寄るヒビキ、その低音。
悪くない。
意外に勇ましい私が、優雅に待ち受ける。
嬉しさの涙か
その振動に涙が流れる。
空は青く、大きく手を広げていた。
・・・
私は、こういう音の聴き入れ方をした事がなかったのか、とても感動して。と言うより、夢中になってその世界を感じるままに書いたのだけども。
その音の聴こえ方が気になって、詳細は何も言わずに主人に聞いた。
『ねぇ、どうして音が右からとか左からとか聴こえてくるの?』
ヘッドホンを付けて体験した事の、私にとっての”不思議”を訊いた。
「ステレオだからでしょ」
『ステレオって、説明になってないじゃん。何?』
「・・・、」
少しイラついていた様にも感じる(笑)私があまりにも知らなさ過ぎて。
「モノラルじゃないんでしょ」
『・・・・・!・・・・・?』
『モノラル、ステレオ…、何言ってるか分かんない。音を作る時にそうするの?音を作る段階でそんな事を考えて作るの??』
「・・・(-_-メ)」
『あのさ。Yさんは当たり前に知っている事と思って話してるだろうけど、それ、学校で習ってないからね。大人になっても興味がなければ全くそんな事知らないよ(。-`ω-) 私、小学校の時、音楽「2」取った事あるんだからね!』
「('ω')ノ 自慢にするなっ!」
私のバカ話はその辺で終わったのだけども、住む世界が違うと、こんなに「知っている事」は違うんだ…、とマジで感じた。
主人のあの、無言になる時間の多さを観ると、余程私は知らないという事が分かる(笑)音楽を聴くと言ったって、音響に詳しくない事は勿論、関心を持つ事もなかった。
興味が湧くのは”歌詞”という言葉の方で、音自体に深くハマった事が恐らくなかった、と記憶している。
主人のあまりの”無口さ”に、後になって私がもう一度口を開いた。
『さっきの話で、衝撃が大きかったのはYさんの方でしょう(笑)私は”知らない”だけだけど、Yさんは、”こんな事も知らない人がいるの?!”って、衝撃だったでしょ(*^^*)』
「うん…」
言葉にしない時、されない時。
それは余計にその空間に”想い”が詰まっているのを感じる事がある。
『ほら私。図画と音楽は”2”取った事がある人だからさ(*^^*)』
「そんなの自慢になんねぇー」
そんな会話をしていると。
よっぽど人の個性というのは、偏りがあるものなんだ、という風に感じた。
いや、バランスよく何でもよく知っている人もいる事は知っているけど、私は全くそういうタイプではない。
何が詳しいのか、なんて事は漸く少し見えて来たかな?というレベルなのだから。
言葉にしにくい部分に詳しい(としたらば)。
どちらかと言えば、そちらに寄っているから、はっきりとした言葉を付けるのが余計に難しくなるんだろう。
でもだから、言葉を探し持ってきて、それらを”表”から見てもある程度の纏まりに出来た時、やっぱりそれは嬉しい事なんだよね。
「出来た!」と思い、素直に喜べる時それは、小さなことでも”挑戦”した事による達成感を得られるから。純粋に大切な事だよね。
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