待つこと
夕方、雨音を確認しながらも明るさを感じてサンルームに。
雨降りの匂いをワンと共にスンスン嗅ぎ、アマテラスの陽を浴びて…
天の火、雨の水。
カミだなぁ。。。うれしい♡
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昔、主人が今の仕事じゃなくて、前のサラリーマン時代の管理職だった時。
「○○がウツみたい・・・」
「△△が・・・」
部下が精神系の病気になったと言ってきた。2~3度なら「また?」と心の中で済んだのだけど、それ以上だったから聞いた、
「ねぇ、☆☆さん(主人の名)の周りで起きてるんでしょ?他部署では?」
私としても聞きづらい事だったけど、その状態は上層部も気づいてるだろうと思ったから。そして、他部署ではそういう事はなく、間違いなく「関わっているんだろうなぁ」と思った。
部署が抱える業務が製品を作る上で、ほんの少しの傷、汚れも「不良」と返品され弾かれてしまう為、細かい注意が必要な事。商品として納めるものに、「これくらいでいいよ」は勿論ない。
それだけ”きちんと”を求められる仕事だった。主人はたまたまそこの管理職だったので、マッチしていたとも言える。
主人は厳しく指導するのでなく、「言ってる事がまとも」過ぎて、相手が気を抜けなかった…完璧すぎた事が予想された。
また別の時。
上層部との会話を話してきたので、
「☆☆さんは正しいよ、いつも正しい。間違ってないんだよね。話を聞いててそれは分かるけど、組織って”正しい事”だけを選んでるんじゃないんだよね?」
それだけ言った。
大分経ってから、
「今日、『お前はの言ってる事は正しい』って言われた」
と言ってきて、その時の表情は「認められてうれしい、オレは正しかった!」ではなく、そのあとの”言葉”を取りあえず理解した表情だった。
色んな事を知って、受け入れて、そのスタンスが出来てくる。
昔私も指導者だったので主人の言ってくるグチにまともに答えた事が何度もあったのだけども、私の会社じゃないし、まともに言えば主人と同じ事をしている訳で、一応の気は使って言っていた。
「そうだね」以外は「反論」と捉えがちな人だから。でも私は、同意できないものに同調する事は昔から出来なくて、私の考えを都度伝えてきた。
少しずつ肚に落とせた事もあると思うけど、基本的には変わらない性質よね(*^^*)
「オレは正しい!!」
これが頼もしく見える時だってあるんだから。
「知ってる事」って、直接的な言語を使う必要はなくて。そしてその場で理解される必要もなくて。
大きな意識(潜在意識)は捉えているのだから、自然と沁み込む(意識に上がる)だろうと思っているから。
特にこれが有効な人の特徴の一つに主人のような、そのままの言葉では意識で弾いてしまうタイプにはジワジワと効いていくと思います。
自分が正しいと考えているのだから、人の言葉の内容・詳細に目を向ける前に、「攻撃~」と突っぱねてしまう訳だから。
主人は私とちょっとした言い合いをした後に、風呂など一人の時間を挟んだ後に「落としてくる」事も私は知っているので、その場で理解していなくても、全く無問題なのです。
そして後日、自ら気づいたかのように、眼をキラッとさせて話してきたり…もあります。その言葉をよく聞いていると、「この間のアレが上がったんだね」とこちらとしては分かるものなのです。
これは潜在意識を上手く使った「手法」であり、意識に上がるまでに多少の時間が必要になる事も分かっているので、目の前の相手の反応が今、どうであろうと何でもいいのです(*^^*)