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雲を追いかけて

主人の散髪を終えて、ちょっと1人で買い物へ。

土曜日は甲子の日だし、くたびれた主人の下着などを変えようと思って。

「まだ使える」「何の支障もない」

この言葉の意味は一つじゃないね。こういうのは日本人が”得意”な部類なのかな、と思う。

見えない所でのソレに対しての自分の在り方、扱い方、更には無頓着。そんなものが隠れている。

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キレイな青空はいつも心を鷲掴む。

そっちに集中するわけにも行かず、ちらちら右を見たり、左を見たり、キョロキョロして。

「ねぇ、誰がこんな息吹を吹けるの?(*^_^*)」

あまりにも大きな息吹の跡が何本も流れる。左は私たちニンゲンが、普通に思う「THE・雲」というものがモクモク、いっぱい。


神の創作物は人に真似が出来ない、そこはやっぱり大興奮。途中から流していたラジオを聴きながら、「これは”アルフィー”だろうな…」と思っていると、曲が終わって紹介されたのは「THE ALFEE/天地創造」。

久しぶりに耳にしても、”音(声)”の特徴は何となく分かるもんだな、と思うと同時に、「いや、ちょっと、天地創造って(*´▽`*)」ニヤケが止まらない私。


左折すると、前方はいつもの世界に戻ってきた感じがした。「THE・雲」達はやっぱりキレイなんだよね。安定の、定番の、という地位を占める。

「ゴツンゴツン、グヮッタン・・・」

ちょこちょこ補修を繰り返しているのだろうけど、路面がガタガタ、クラックなどで、”ゴツゴツ”感が伝わる。

「・・・あー、私はどこの”山”に向かっているのだろう…?」

身体に伝わる振動から、さっきまでのモクモクの雲たちが、一枚岩でないゴツゴツの岩たちに感じた。


「あー、こうやってあちこちの感覚が作動し入り混じると、アウトプットが変わってくる訳なんだ」

これは雲ーーー柔らかい、ふんわり、白い、フカフカ…

などの既成概念は解け、他の感覚とのミックスになっているので、それによっての新しい自分の中からの”概念”、最初で最後かもしれない組み合わせ。

記憶と結ばなければそれはいつも、一度きり。

そんな感じ方が出来ると、いつも自分は新しい自分を生きている、と、思う事は出来る・・・もう既に、この辺りはしっかり「思考」した言葉に変わっている(笑)

身をココにおいてさ、いつも行きたい所に自由に飛び回ってるよね。しみじみ、”幸せだな”と感じた。


と思えば、帰りはね。

懐かしい歌がかかっちゃって。2~3年ぶりかな?「TRF/オーバーナイトセンセーション」。何か思い入れのある曲という事もないのだけど、響くんだよね。涙を流して帰って来たね(笑)

心が素直に、良く動く。

「エビバデ シェイクス!」

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「あー、いいですよ。ここに入れちゃうから(^-^;」

レジで精算を終え、商品をハンガーから外したりするのに、中々ちょっと手こずっていたおばちゃん。外したら小さく畳もうとし始めたから。

いや、私もおばちゃんだけど、カウンターいっぱいに広がった下着たち、早く仕舞ってしまいたかったわよ。

”自分が使う”と分かっているのは、「自分」だけなんだけどね。

(トランクスの事じゃなーーい!)

「うみのみかをサポートしたい」と行動させてしまう様なクリエイターです(*^^*)。私も同じように読まれた方のサポートになる事を意識しています。 自覚を保ちしっかりと進んでいきます!