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ソーシャルもうええねん

"読んでいただくとこの5年間の間に浸透してきた『ソーシャル』の危うくて信用できない感じが、よくわかると思います。"2012年発刊の本書は、アルファブロガーの5年分のブログ集にて、SNSやWEBの虚実入り乱れた情報に振り回されがちな私たちに【ストレートに警鐘を鳴らしてくれている】爽快な一冊。

個人的には、『ウェブはバカと暇人のもの』著者の中川淳一郎が本書を熱烈にオススメ(笑)していたことから興味を持って手にとったのですが。

プログラマーとしても大手、ベンチャー、起業と渡り歩きながら結果を出してきた著者が、前半では関西出身らしく?FacebookやTwitter、ソーシャルゲームの裏話、景気よく発言しているアフィリエイターの実際についてなど(みんなが薄々わかっている事に)を【ズケズケと切り込んで語っていて】"ああ、やっぱり(笑)"と楽しませてくれました。(すぐに『信用調査してみました』を繰り返すのもツボにハマります)

また、そんな本書は後半では一転?【これからの人に向けて】自分の経験を踏まえて、働き方や生き方についてアドバイスしているわけですが。(日本全体が沈んでいくとしても)"あなた一人でも、世の中のために、何かを行い、世の中によい影響を与えて生きたいと真摯に願ってください"と語りかける様子からは誠実な印象を受け、好印象でした。(だまされてるかも?)

誰もウソとわかっていてもつっこまない【Facebookのユーザー数】とか、SNSやWEBにはびこる胡散臭い話をはっきりさせたい誰かへ、また、そんな虚実入り乱れた世界へ飛び込んでいく若い人へオススメ。

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