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昔話に学ぶ《z》

あくまのおよめさん

というお話を知っているかい?

僕は知らなかった

ネパールの古くから伝わる民話だそうで

可愛らしいお話

様々なnoteを見ていく中で

坂上さんのnoteで紹介されていた

あくまのおよめさん

可愛らしい内容に

Amazonさんで注文しようと調べたら

ハッ…...........8...........8,000円!

中古でも1,547円かぁ…

ちょっと月の小遣いでは

買えない額に

驚愕し

足震え

寂しさで

古本屋さんを巡る日々です。

そんな可愛いお話あくまのおよめさん

英字表記もラストに差し掛かった

昔話に学ぶで取り上げてみたく思います。

内容は以下…


ある村に、

ラージャンという少年が住んでいました。

ラージャンの一家は、

小さな畑を耕して、

なんとか暮らしていましたが、

ある日、

ラージャンは道を歩いてる途中、

一枚の銀貨を拾います。

父親は羊を、母親は豆を買うように言いますが、

ラージャンは国中にたった一つしかないものを、

と、小さなサルを買います。

両親はがっかりしましたが、

ラージャンはそのサルを大切に育てました。

この村には、

たくさんの悪事を働き、

ひとごろしも平気で行い、

人々から恐れられている、

あくまがいました。

ある日、

村にあくまがやってきて

村人たちを襲いました。

あくまは村人から取り上げた宝物を

全て持っていってしまいました

そこへ サルがやってきて

あくま取り上げたの宝物を

少しずつ取り返そう近づきました

しかし、

サルは

その村人に怖れられているあくま

に捕まってしまいます。

「宝物をたくさん持っていても

死んでしまったら意味がない。

死んだ後、

お祈りをしてくれる人が

誰もいないじゃありませんか」

「ぼくは、

おじさんに

およめさんを見つけてあげる」

と命乞いをして

賢いサルは、

知恵を働かせ、

一計を案じます。

ラージャンに、

木彫りの人形を作ってもらい、

部屋のベッドに寝かせました。

あくまの元へと向かうと、

恐がるかもしれないから、

最初は隠れている様に、

と話しました。

しかし、待ちきれないあくまが、

部屋に入っておよめさんに触れると、

人形のおよめさんは、

ベッドから転げ落ちて、

動かなくなりました。

するとあくまは、

「ああ、、、

ぼくのおよめさんがー、ぼくのおよめさんがー」

と泣き叫びました。

大事なおよめさんを、

自分が殺してしまったのだと思い、

うまれてはじめて、悲しい思いをしたのです。

あくまはその時、

自分は今まで人々を悲しませてきたんだ、

ということに気がつき、

それから、

峠の向こうに行ったきり、

村に戻ってくることはありませんでした。

おしまい


勧善懲悪の物語

賢いサルがあくまを改心させた物語

親の思いより、

子どもの好きなようにやらせなさい

さすれば立派に成長する

みたいなメッセージ性も感じます

坂上さんはnoteにて

なんてかわいそうなんだ、

あまりに不憫で、泣いてしまいそう

あくまは、村人達に悪いことをした

それは、もちろんいけないこと

だけど、

このやり方は、なんとも卑劣で残酷なやり方

と強く違和感を感じた、とあります。

僕も同意。

悪魔の素直さや人間味あふれる感性に

可哀そうに思いました。

でも

俯瞰や客観的に見ることで

ようやく

物事の本質や自分の行いを

振り返れることって

実際にあるよねとも思いました。

客観視

一般的には「冷静に判断している状態」

を指していると思いますが

自分の気持ちや利害関係などを除き、物事を考える

これが本来の客観視です

客観視出来ない原因として

4つのポイントがあります

こだわり優先

そもそもヒトに興味がない

負けず嫌い(自分優先)

自分が嫌い(自分に自信がない)

そう。そもそもいっぱいいっぱいで

焦りや迷い、不安で

頭がごちゃごちゃとして

冷静になれない状況。

楽観的で

“まぁなんとかなる”とやってみて

大失敗する人もいるかもしれないですね

あくまも

きっとこっちかな。

快楽主義者で

それが楽しくてしょうがなかった

物事の優先を快楽にしてしまって

冷静に自分を見れなかった

もしかしたら

自分に自信がなさすぎて

自暴自棄になり

他者をも傷つけてしまっていた

のかもしれない。

ふと、

自分の状況や自分の今後を振り返り

ヤバさに気づいたのかもしれない。

気付いた時が修正する時

悪魔を改心させようとすれば

本当は何をすべきなのか

どうすべきなのか

どうあるべきなのかを

考えるサポートが必要だったのかもしれない

他人から言われて

改心ってなかなか出来ない

最終的には自分で導き出すしかないけれど

そこまでサポートするのが福祉

助走、並走、追走

これが福祉の形


でもね

客観視は大事だよって言われても

実際、客観視するのって

なかなか難しい。

今回は

客観視する能力向上のための

トレーニング方法を載せておくね。

①自分の思考と感情を別々に観察する

→どうなってどうなったこれは事実ベースで記録

その時どんな感情が起こったのか

これは事実ベースの記録

の追記で色分けして記録していく

出来れば、

これは習慣化出来るようにしましょう。

②原因「なぜ?」を考える

→それがなぜ起こったのか

なぜそのような感情になったのか

原因や背景を考えてみましょう。

いきなり考えるのはNG

これは事実ベースの記録が出来てからの

次のステップです。

③全体を意識する

物事はそうなるべくしてなっている

事件が起こった、前後、周りで

何があったのか

もしかしたら自分の得ている情報だけでは

足りないかもしれない

その時には他の人

近しい人、その場にいた人に

聞いてみるのもいいかもしれませんが

今回は客観視のトレーニングなので

自分でやってみてください。

普段から

自分の見えている目線だけでなく

もう一つ頭の上や自分から引いた形で

2つのカメラがあるように

俯瞰の目線を意識しましょう。

④具体的な数字で捉える

感情や思いが入ると

一気に冷静さは失われます

データにするには数値化するのが有効

感覚ではなく事実で物事を見ることができます

⑤真逆の側面を考える

物事は善と悪

いいこともあれば悪いこともある

いい人もいれば悪い人もいる

いい人は全ていいことをしている訳ではなく

悪い人もやっていること

が全て悪いことな訳でもない

俯瞰は全体を見ること

最悪のケースを考えることで

未然に防ぐ能力や事前に考える力が身に付きます


※ 客観視することが正解!

客観視はメリットだらけ!

と話している訳ではありません。

あくまでも、

ヒトとヒトが

社会や地域で過ごしていくにあたって

円滑に協力していくにあたって

自分だけが、私は悪くない

という考え方ではなく

一旦引いて考えてみることも必要だよ。

そんなお話でした。

今日も一日お疲れ様でした、、、

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ペーさんパー子さんじゃないと成立しないよ

サポートがなんなのかすら理解できていませんが、少しでも誰かのためになる記事を綴り続けられるよう、今後ともコツコツと頑張ります!