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昔話に学ぶ①

ももたろう

皆さま一度は聞いたことのある

日本神話の名ヒーローですよね。

昔話には『教訓』ってのが織り交ぜられていて

将来をになう子どもたちに

自然と大事なことを伝えられるようになっている

うまいことなってるね

そうやって日本国は築かれてきたんだね

はぁースゴい。関心。

いわば、幼き頃からマインドコントロール

されているという訳か...怖っ。

あ。脱線。

今日は『ももたろう』が伝えたかったこと

それを深掘りしていく。

桃太郎物語の成り立ちには諸説があって、

生まれ方・仲間との出会い方・鬼との戦い方など

様々な解釈の『ももたろう』が存在している。

絵本によっては、子どもたちそれぞれの年代に合わせた表現方法で

書かれているので、ストーリの内容や長短もそれぞれ。

それぞれ伝えたいことは時代とともに変化していて、その時代背景を読み取ることもできるかもしれない。

最近では、鬼側の視点や俯瞰で見た桃太郎、桃太郎視点の絵本も見かけました。非常に面白かったです。

芥川龍之介の桃太郎も芥川っぽさがにじみ出てて面白かった。

色々あるんだけどベースのメインストーリーは以下のよう…


むかしむかし、おじいさんとおばあさんが住んでいました。
おじいさんは山へ柴刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行きました。
ある日、おばあさんが川で洗濯をしていると、大きな桃がどんぶらこどんぶらこと流れてきました。
おばあさんはその桃を家に持ち帰り、おじいさんと一緒に食べようと切ってみると、中からかわいい男の子が出てきました。
ふたりはとても喜んで、ももたろうと名づけて育てることにしました。

すくすく育ったももたろうは、優しくて力持ち。ある日ももたろうは、鬼ヶ島の鬼たちの悪事を耳にし、鬼退治を決意します。
おじいさんもおばあさんも反対しましたが、ももたろうの決意が固いので、おばあさんはきびだんごを作って送り出しました。

ももたろうは鬼ヶ島に行く途中、イヌ、サル、キジに出会い、きびだんごを分けてあげて仲間になってもらいました。
ももたろうたちは、力を合わせてあっという間に鬼を退治することができました。

鬼たちはもう二度と悪いことをしないと約束し、たくさんの宝物をももたろうたちに渡しました。
ももたろうたちは宝物をどっさり持って、おじいさんとおばあさんが待っている村に帰りました。めでたし、めでたし。


ほとんどの桃太郎は「皆で協力したらなんでもできる」「仲間の大切さ」「親への恩義を忘れずに孝行しよう」というメッセージで語られることが多そうですね。

実際はどうなんだろう。

今の時代で今伝えるべきものはなんだと思う?

優秀で強い会社は、そこで働く社員がつくる。

そう解釈されている人もいた。

桃太郎も桃太郎単体では鬼退治できなかったかもしれない。

“鬼退治”という明確な目的やゴールを元に

優秀な仲間(→何でもかんでもできるわけではなく、それぞれの長所を活かした人材)と共に

“鬼が島”にて鬼退治する

それが=世間からの信頼となって

おじいさんおばあさんへ孝行する→家族の安心に繋がる

別にイヌ・サル・キジが何でもできるスペシャリストではない。

たまたま現れたようにも見えるかもしれないけど、

きっときび団子欲しさに色々な動物達が現れたであろう。

熊だったり牛だったり、ネコもいるかもしれない。

おいしそうなきび団子。ひとつわたしにくださいな。

これから鬼退治に行くのです。ついてくるならあげましょう。

対価をもらう為の契約ですね。

鬼退治という大々的な目的提示もしている。

云わばこれは採用試験・採用面接ですね。

イヌ・サル・キジは長所もあるし短所もある。

それぞれの長所を見込んで、活かして、鬼を退治出来ている。

組み合わせは色々あるかもしれないけど、

目的に応じて、配役を決め、役割を決め、結果を出す。

マネジメントの根幹がここにはあるのかもしれない。

自分がするのではない。自分だけでするのではない。

会社だけでなく、家事育児も、生きることも。

何事も協力。互いの長所を活かしてサポートしあう。

出来る人ばかりでない。人には長所も短所もある。

向き不向きもある。互いに認め合い一つの目的のために助け合う

社会で生き抜く為には桃太郎のような物事の見え方が大事だよ。

ってことが言いたかったのではないでしょうか。

そう考えると、これは福祉の話ですね。

「しあわせ」や「ゆたかさ」を探求し、

最低限の幸福と社会的援助を提供する

それぞれの自己肯定感を満たし、存在や居場所を与え

目的に向かって助け合う。

桃太郎って福祉の話だったんだ。

重要なのは桃太郎のその後。目標達成後に次の目標設定をどうするか。

さぁ桃太郎。どうする。何する。



じゃん…けん…ぽんっ


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だいすけ
サポートがなんなのかすら理解できていませんが、少しでも誰かのためになる記事を綴り続けられるよう、今後ともコツコツと頑張ります!