昔話に学ぶ《ん》
ラストを飾る昔話に学ぶ
今まで数々のお話がありましたが
最後に扱うのは
河童!
河童徳利という
民話が神奈川にあるのだと
梅熊様いつも楽しく拝見しております。
カッパハイ
これまた気になるワードです。
河童可愛いよね。
河の童
ワードセンスの塊だね
小さかったのかな
幼い顔をしていたのかな
何にせよ妖怪やらお化けやら
そういう想像の生き物は
世界各国に蔓延る
大事なお話を伝えるための
親から子へのメッセンジャーだと
僕は思うのだけれど
いかがかな?
内容は以下…(まんが日本昔ばなしより)
昔、
神奈川県は茅ヶ崎の西久保に、
五郎兵衛爺さんという馬方が住んでいました。
五郎兵衛さんはお酒が大好きで、
徳利と馬をとても大切にかわいがっていました。
ある夏の夕方、
仕事が終わって馬の体を川で洗っていると、
馬の尻に河童がかじりつきました。
川に引きずり込まれそうになっている
馬の様子に驚いた五郎兵衛さんは、
大声で村人たちを呼び集めました。
河童は
村人たちからボコボコにやられ、
木に縛りつけられました。
河童は
「自分には妻と子供がいるから助けてほしい」
と、必死に命乞いをしました。
五郎兵衛さんは優しい人だったので、
河童の縄をほどき、
川に帰してあげました。
その夜、
五郎兵衛さんが家で寝ていると、
河童が徳利を持って現れました。
この徳利は、
飲んでも飲んでも酒が無くならない
不思議な徳利で、
徳利の底を3回たたくまで
エンドレスで酒が出続けるというお宝でした。
五郎兵衛さんは大喜びして、
仕事にも行かず
朝から晩まで酒を飲んで
過ごすようになりました。
あんなに大切だった馬にエサをあげることもせず、
すっかり怠け者になってしまいました。
ある日、
家の前で酔っぱらって寝ていると、
すっかりやせ細ってしまった
馬の様子に気が付きました。
五郎兵衛さんは心から反省し、
徳利の底を3回たたいても
もう酒が出てこないように封印しました。
酒で危うく
身も家も滅ぼしかけていた五郎兵衛さんでしたが、
元の働き者に戻りました。
この徳利は、
西久保のある家に今でも残っているそうです。
おしまい...
よくぞ復帰した。
欲に理性が打ち勝った。
五郎兵衛さん
馬を攻撃され
自ら呼んだ助っ人に
ボコボコにされる被疑者に
手を差し伸べ
手のひら返され
自らの人生まで潰されそうになっても
頑張って理性を取り戻した
五郎兵衛さん
紆余曲折あっても
人間生きてりゃどうにかなるよね
それにしても
馬からすれば踏んだり蹴ったりだ
河童に攻撃され
五郎兵衛さんには餌を忘れられ
命削られまくってる
それでも
よかったよかったで
終わっているのは
五郎兵衛さん主観での
話の展開になっているからだろうね。
河童の正体は、
水死体や、その人を水死させたものの想像
と推定されることがほぼほぼ。
水死体の特徴として
皮膚は緑色
(川底との摩耗のために)頭髪がすり減り
肛門が拡大していることもある
これらの点は
「体色が緑」
「頭部がハゲ(皿がある)」
「尻子玉を抜かれた」
といった河童の特徴に合致する。
水死体は体がガスで膨張していることもあり、
これが河童の甲羅に見誤られた可能性もある。
また、
水死体が浮かぶような川や湖沼・池は、
特に子供には水難事故の危険が高いため、
「そこでは河童が出るので近づくな」と
子供たちに警告するために、
河童という妖怪が伝承され続けてきた、という推定もある。
ほっほぅ…
ありがとうwikipedia先生
やっぱり注意喚起のメッセンジャーだったんだね
水辺の事故かぁ
子どもだけでの川遊びなんか危ないもんね
あ。ズレたズレた。
働き者や怠け者
健康や不健康
そもそも「働く」や「健康」を考える人は
怠けるや不健康について考えるということ
そもそも働いている人健康な人は
「働く」「健康」について考えない
ですが、
働くことを知るためには
働かないことを知らないと
働く大切さは身に沁みない
健康な自分を知るためには
不健康な自分を知らないと
健康の大切さは実感しない
心から反省する
これって物凄く大事で
机上の空論でただただ行動しても
それで起こった結果は
偶然の産物かもしれないし
ダメになった時の
リスケも出来てないかもしれない
ただただ成功したとしても
それは果たして成功と呼べるのか
また、それを成功と呼ぶとして
周りが真似したとして
同じことが起こり得るのだろうか
それはきっと成功でも何でもない
もちろん行動は大事
そして考えることも大事
どちらも大事。
もちろん成功することを
想定して行動することも大事だし
失敗した時の場合も想定して
その時の行動を考えて
動きをとることも大事。
考えない。行動しない。
そんなことがあった日にゃぁもう
何にも始まらない。
大事なのは何かを行動し、考える
という初めの第一歩を踏み出すこと
失敗なくして成功なし
失敗したからこそ学ぶこともある
失敗したことを踏み台にし
成功するための行動に至れば
失敗してない奴と比べても
かなりの差をつけることが出来るだろうに
五郎兵衛さんも
失敗したからこその学びにより
働き者になったんだ
1回2回の失敗がなんだ
だからどうした
だから何した
ってことが
次につなげる第一歩なんだなと
改めて学ばせて頂きました。
本日も勉強になりました。
日々精進怠らぬよう
日々修行の心で努めます。