POPUP interview CREATIVIBES vol.1 unbijewelry 幸せを届ける、 自分にしか作れないアクセサリー
Today’s guest
[話し手]
interviewer:PLACE COFFEE 店長・梅澤(ume)
guest:unbijewelry(unbi)
assistant:Yuka Sando
出会い
〜初めてのPOP UP、初めてのイベント出店〜
ume:まずは出会いの話からなんですけども、初めてお会いしたのは去年。
unbi:一方的に知ってたけど、お話したのは去年でしたね。
ume:緊急事態明けてからでしたよね?
unbi:そうですね、8月くらい。
ume:来てくれて、出店とかできるんですか?って感じだったよね。
unbi:前からお店には来たことはあったんです。イベントの時にチラシを配ってたのを見て、出店とかしてみたいなと思ってたんです。
ume:それまで出店とかやったことなかったんだもんね。
unbi:そうです。
ume:うちもちょうどマーケットが中止になってしまったタイミングで、pop upやることになったから出店者さんを探してて。今まで必死に続けてきたマーケットがコロナの影響で開催できなくなってしまって...。spin offなんだけど、僕にとっては新しいチャレンジでした。
だから、新しいことを発信していけた方がポジティブにやっていけるなって思って、あえて初めての人にお願いしてみたんです。正直最初はお互いよくわかってないし不安だったけど、すごいいい子!(笑)
〜ネット販売からイベント出店へ〜
ume:インスタグラムのフォロワーもすごいよね?今何人いるの?
unbi:5700人くらいいます。
ume:すごいよね、出店したことなくてそんなにいるの。どんな技使ってんのかと思って深読みしちゃった(笑)なにが効いたの?
unbi:インスタのリールの機能が始まった時にすぐに投稿したんです。そうしたら14万回再生で。
ume:バズったんだね。
unbi:バズったんです!そのおかげで増えたのと、今はもうできないんですけどプレゼント企画っていうのをやっていたんです。リポストしてくれた人にプレゼント、みたいな企画でたくさんリポストしてもらってたくさんの人に見てもらえて。
ume:なにそれ!賢い!
unbi:だからプレゼント企画がなくなっちゃうのしんどいんですよね。あとはいろんな方とお話しするのを大切にしています。
ume:前に他のところでの出店のお誘いを断った理由を「地元がいいから」って言ってたよね?
unbi:あーそうですね!
ume:俺はそれを聞いて、もうなんていい子なんだろう、あんなにフォロワーいるのになんでこんなこと言ってるんだろうって(笑)すごくunbijewelryさんに興味を持ったんですよね。
unbi:ここが大好きで!お客様と話していてもいい人しかいない!お店の方も大好きで、お客さまもみんな大好きで、大好きなアクセサリーつくって、全てが最高なんです!心の底から!だからハンドメイドマルシェとかも出ないで、ずっとここなんです。
ume:嬉しいなぁ。結果として今日すごかったじゃないですか!自分の子が巣立ったような気持ちになって。みんな知ってる人じゃないわけでしょ?
unbi:そうですね。下(AZ3階入り口)に置いてあったディスプレイを見て来てくれた人もいて。
ume:商品力が伝わったんですね。6階まで引き寄せる力あるなって思ったよ。
unbijewelryのスタート
ume:活動初めて何年目?
unbi:unbijewelryとしては2年目です。アクセサリー作りは高校生から始めてました。
ume:つくり始めたきっかけは?
unbi:お母さんがビーズやってたので、幼稚園の頃からビーズをやっていて、小学校では手芸部で。気づいたらアクセサリー屋さんになってました。家でもお母さんとかおじいちゃんがこれ作ってってオーダーしてくれたりして、いろいろ作ってました。
ume:朝一来てくれたのが妹さんだもんね。すごいよね、家族が買って行ってくれるのなんて初めて見たよ(笑)
unbi:お小遣いで買ってくれましたね(笑)
ume:すごいよな~。やっぱりそこにリスペクトがあるから買うんだろうね。売り始めたのはなにから?
unbi:ずっとミンネで売らせてもらってます。始めたときはずっと安い値段じゃないと買ってもらえないと思ってたんですけど、安い値段を付けていた時は全然売れなくて。
だから、ブランドイメージのためにいいものを使おうと思って、いい素材を使ってそれに合ったお金を頂くようにしていって。そこにアンビジュエリーというブランド名をつけたら一気に売れるようになりました。
ume:すごいね、ちゃんと考えてるんだね。unbijewelryって店名の由来は?
unbi:”unbijwel”も”jewelry”もジュエリーとかアクセサリーの意味です。ただただアクセサリーって意味しかない特に何でもない名前なんですけど、でもunbijewelryっていい名前だなって気に入って、それにしました。
Creative「こだわり・魅力・独創性」
幸せを届ける、自分にしか作れないアクセサリー
ume:unbijewelryのcreativeは?商品へのこだわりとか、教えてください。
unbi:こだわりはやっぱりお花。お家で育てたお花を一つずつとって乾燥させて、押し花にする形とそのままの形できれいに取っておくものに分けていて。そこから一週間くらい乾燥させた後にお花をレジンで固めて、「一生きれいなままでいてください」って感じにしてるんです。
お花って見てると幸せになるじゃないですか。それを身につけていられるってもっと幸せだと思うんです。だからコンセプトが「何気ない日常に小さな幸せを」。幸せを届けたいっていうのがあるんですけど、お花を見て癒されて、つけても癒される。みたいな感じ。今日も「見てて幸せ~」って言ってくださったお客様がいて、「あ!それなんです!」って思って。幸せを届けられるようなアクセサリー作りをしています。
ume:確かに、お花ってほんとすごいよね。なんでもきれいに美しく、見てていい気分になる。デザインのこだわりは何かある?
unbi:unbijewelryにしかつくれないアクセサリーにこだわってます。ハンドメイドやってる人ってたくさんいるから、どう他の作家さんと差別化するかが大切だなって思って。今回は初めてアメジストと水晶の型を自分でつくったんです。そうやって自分で型をとることによって他の人にはできない私なりのもの、人と被らないアクセサリーにしたいなって思ってます。
ume:水晶のもアメジストのもほんときれいだよね。
unbi:水晶も今日売り切れちゃって!ちゃんと天然石専門店に買い付けに行ってるんです。淡水パールもいっぱいある中でこれとこれでって選んでいて、淡水パールひとつひとつにもこだわりがあります。
ume:えーー、ネットとかじゃなく買いに行くの?
unbi:直接行ってます。ネットで買った時に写真で見たらすごくきれいだったのに、届いたものがきれいなんだけど私の求めてるものと違うっていうのがあったので。そこのお店だとアメジストも水晶も一つずつ選べるんです。天然石なのでそこもこだわっているところですね。
Vibes「雰囲気・空気感・エネルギー・揺さぶる」
みんなが幸せを感じられるアットホームな空気感
ume:なるほど。もう一つの方、vibesは?
unbi:アクセサリーって、見てても幸せだしつけてても幸せ。とにかくみんなが幸せになってほしいと思っていて。どんなアクセサリーも幸せなものだと思うんですけど、私が一つひとつ心をこめてつくったものをつけてもらえたら自分も幸せだし、つけてる人も幸せ。
ume:好きな街の雰囲気とかある?
unbi:都会はあまり好きじゃなくて...。私の住んでいるところは近所の人たちと「おはようございます、おはようございます」って挨拶してお話ししながら歩くような街なので。ここみたいにいろんな人と仲良くお話しできる。そういうアットホームな感じ、あったかい雰囲気が好きです。だから地元がいいなって思います。
unbijewelryのこれから
ume:これからやっていきたい事は何かある?
unbi:たくさんの方に知ってほしいっていうのが一番で。そのためにはフォロワー数を増やしたいです。あとは自分の技術を今以上に磨いていきたいし、写真の腕も上げたい!商品の写真も前は壁を背景に撮っちゃってたんですけど、今はちゃんと布の上において撮影したりして。
ume:写真上手だなって思うけどね。
unbi:ほんとですか!?どんなに作品が良くても写真で決まるじゃないですか。なのでそこも工夫してます。
ume:うちも自然光がないから撮るの大変!自然光ほしいなぁ(笑)
unbi:そうですよね。自然光だと全然違う!だからお客様にも「お外に出すともっときれいですよ」って説明したりしています。
ume:なるほどね。他にもやりたい事はあるの?
unbi:自分で(販売用の)アプリとか作ってみたいです。販売しやすくて、動画とかものせられるような。写真だけって分かりにくくないですか?
ume:アプリを作りたいなんて面白いね!
unbi:なので動画を載せることでどういう風になってるんですよっていうのをを見せられたらいいなって思ってます。でも今の私では出来ないので、勉強をしていきたいです!
ume:期待が膨らむね。また出店してくれるの楽しみにしてます!
The Brew for unbijewelry
Ethiopia Worka
出店者紹介
Creativibesとは
PLACE COFFEE店長・梅澤が出店者と対談。それぞれが持つ“creative”〈こだわり・魅力・独創性〉と“vibes”〈雰囲気・空気感・エネルギー〉に迫るインタビュー企画。
※この記事は2020年9月に行ったインタビューをもとに作成しています。