ベトナム北部にあるサパの少数民族の村と市場まとめ
今でも思い出す。あの、街や市場の漲る躍動感を。少し世界が止まってしまったような感覚だけど、改めて、あのときの記憶をここに。
街の中心地。
欧米人にとっても人気の観光地で、同様、売り子たちも辺りを歩いている。
ベトナム北部にあるサパは標高1600m。少数民族の方々が多く住んでいて、地元の方々が利用する市場が点在しているというのだが、とにかく、地理的な情報や感覚が全く掴めなかった為、予めインターネットでいろいろ調べていた。有名な市場だとツアーが催行されているが、時期や参加者の人数によって催行されない場合も多いので、グループの人数が多かったら車をチャーターするのもひとつ、柔軟に行先に対応してくれると思う。(ただ、現状は、どうなっているのだろう・・・あのとき出会った少数民族のひとつである黒モン族の子は、元気だろうか)
ラオカイ省。地図上の左下が、サパの中心部。
市場は、大きく4か所にある。ただ、サパの街中からでも片道3時間以上かかる上、毎日開催しているわけではないので、スケジュールに柔軟さが求められる。私達が行くときは、ちょうど日曜日(バックハー市場開催日)に重なったものの、バスのスケジュールを見ていると、その日にファンシーパンがいけなくなるかもしれなかったので、ホテルの人に頼んでミニバンをチャーターすることに。(→というか、ホテルのオーナーのお兄さんが運転するミニバンだった。ベトナムでよくある全てが家族経営。)
1. バックハー(日曜)Bac Ha Market
ラオカイ省で一番大きな市場であり、カラフルな民族衣装の花モン族が集う曜日限定市場を見学可能で観光地化も進む。食料・衣類雑貨・食事・動物の4つのエリアに分かれている。サパから旅行会社のツアー参加(25万から30万ドン程度)、または個人で行く場合は路線バスでサパからまずラオカイまで行き(約1時間)、ラオカイからミニバンでバックハーまで2時間ほど(片道合計9万ドン程度)。
この市場では、所要時間2~3時間をみていたほうが良いかも。
2.コックリー市場(火曜日)
動物市も開かれる、地元の人々が多い市場。バックハーにも近いので、ここの花モン族のカラフルな衣装は、バックハーと似ている。全体的に素朴さを求める人々はコックリー市場へ。花モン族が多く、その他ヌン族、タイ族がいるらしい。水牛市場も。ここまで来ると、地元の人々しかいない。
行けていないので、トリップアドバイザーから拝借。
3.カンカウ市場(Can Cau Market)(土曜日)
サパからジープで約5時間かかるというカンカウ地区の市場。バックハー市場からさらに90㎞程北上した場所にある。なかなか日本語での情報も限られていたので、以下、英語のサイトが情報が多い。バックハー市場やコックリー市場のように規模は大きくは無いが、花モン族、黒ザオ族、ザイ族やトウラウ族のように孤立した村々に住む人々にとって大事な市場。中国との国境付近(9㎞)ともあり、中国人の商売人(主に犬の売買)が多いらしい。
https://www.trekkingsapa.com/markets/can-cau-market/
カットカット村
カットカット村までも、市内から徒歩圏内の為、欧米人や、ベトナム人観光客が多く、多くの民家がお土産屋も営業している。ティエンサ滝や橋もあるので、ハイキングも楽しめる。上記写真は、絶景カフェPhan Xi Pangテラスカフェ&ホームステイから。
サパにある市場
ベトナムでも貧しいハザン省にある日本人援助のカフェ
https://www.tabigurashi.com/entry/lungcuhagiang
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