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いまいる場所が、世界のすべてではない
この言葉を、小学生の頃に周りの大人たちから聞かされていたら、どんなに選択肢を広げられただろう、と思う。でも、大人になった今でもこの言葉を見ると、どこか心が落ち着くのはなぜだろう。
最近は、サンフランシスコとロンドンにいるメンバーとの連絡が増え、常に時差を意識しながら生活を送る日々。早朝にサンフランシスコへの連絡、10時から13時まで日本で予定を入れ、ランチと外出、その後レポートをまとめ、メールでの連絡を全て終えた後に夜7時頃からロンドンへの連絡。時間が限られているからこそ、濃密。の、はず。
こうして考えていると、当たり前だけど世界はまわっているんだなぁと実感するし、いま自分がいる場所は中心でもないし、すべてでもないし、多様な生活がある。
こういったことは、生活だけでなく、何かのプロダクトやサービスを考えたとき、きっと、自分がいまいる場所や環境だけがすべてではないのだろう、と思わせてくれる。もしくは、新たな環境に身をおくことで新しいサービスが考えられるかもしれない。
多様性を日々感じることや物事を俯瞰して見ること、視点を変えてみること、少し休んでみること、「いまいる場所が世界のすべてではない」と言ってみること。ちょっとすっきりして、また前に進めるかもしれない。
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