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観光ブース出展中の、ベトナム人同僚との日常会話
カントー市はベトナムでも直轄市であり、メコンデルタ最大の都市でもある為、各省のツーリズムエキスポにブース出展したり、イベント主催に関わることが多い。
今回は、ドンタップ省で開催されているTourism Cultural Week 2019にCan Thoの観光局を代表し、観光ブース出展を行った。イベント自体は朝7時半~8時頃から夜9時まであり、ブースには常時1名はスタッフ配置している為、朝7時半から昼2時、昼2時から夜9時までそれぞれ担当がいる。
お客さんが多いのは夜の時間帯だ。ベトナム人は、昼間の外出を避けたがる。とにかく暑い。朝は早く起きるけど、それは朝早くから、長時間の朝食タイムを設けるためであり、移動せずにゆっくりしていたい。
宿泊しているホテルから、今回のイベント会場である公園までも歩いていこうと思えば20分ほどで到着するはずだが、すぐに電話でタクシーを呼び、Door to Doorで完全に街を歩かない。3分歩いていたら、「バイクに乗りたい」と言い出す。なんという、感覚の違いだ。私も焼けるのは嫌だけど、歩くのは嫌いではないので、徒歩1時間でも、時間があれば歩く。
緑が多い、素敵な公園だ。
さて、前置きが長くなったが、ブース出展の平日朝の時間帯は、ほとんどお客さんが来ない。そうなると、とにかく喋るかベトナム語の勉強をする。
・朝、麺を食べているときに、ふと「流しそうめん」を思い出した。
私:「日本の夏の風物詩として、『そうめん』がある。メコンデルタには、竹がたくさんあるし、めっちゃ冷たい水を半分に切った竹に流して流れてくる麺をとって、お汁につけて食べる!暑さを少しでも和らげる『そうめん』どう?」(→説明下手なので、写真を見せながら)
同僚:「面白そう。食べてみたい!」
自分もそうだが、話を聞いていて面白そうとは思うものの、とにかく食べてみなければわからない。「流しそうめん計画」が始まった瞬間。
・日本の化粧品が好きだという同僚
私:「ベトナム人の女性は、特に日焼けをすることを嫌うって聞いたけど、化粧品とか日焼け止め、何使ってる?」
同僚:「日本の製品がほとんど!SK-IIとか、資生堂、あとハダラボ。日本の化粧品は内側からキレイにしてくれる成分が多く含まれている。韓国の製品も好きなのはあるけど、ほとんど外側の化粧品が多い。韓国の化粧品って、いかにSNS写真をよく見せるか、いかに第一印象を良くするかってところを重視している気がする。長く使うと、日本商品の良さがわかる。」
私:「日本のODAのインフラ整備や化粧品もそうだけど、物事の本質をよく理解してくれる人々がいるのは心強い。何事も価格や外見に騙されないようにしよう」
このインナービューティーの話をしていて思い出した。中国は、最近Made in Japanというブランドを勝手に使っていることが多い。以前は、商品をパクることに長けていたが、今はお店そのものをあたかも日本のお店のように、日本語で商品の説明を書き、レシートにもしっかり日本語で説明書き。度肝を抜かれるというか、ここまでくると、「消費者の皆さん!それぞれの消費の目をしっかり養って!!」というしかない。すべては個人の責任だ。
ベトナム人は本当に勤勉で、優秀な人々が多い。「優秀」というのは、何も勉強ができる人というわけではなく、物事の本質や過程を理解し、行動に繋げる生きる力が強い気がする。
11時になったら、しっかり休憩の時間をとる。昼食には、バインセオとバインゴットを。
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