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ベトナム・カントーでのテト旧正月「新春花祭り2020」2020年1月21日から29日

つい先日、新暦では2019年から2020年になったばかりだけれど、ベトナムではこれからが2020年本番。2020年1月21日(火)から29日(水)まで、旧正月(テト)を祝う新春花祭りが開催される。年中多くの祭りで賑わうメコンデルタの地方都市も、この1週間はとにかく他の大都市に出ている人々や、メコンデルタの他の省からくる人々でごった返す。

ベトナムに住んでいる日本人から、テト期間は「街が静まり返る」(ベトナム人は故郷へ戻り、お店はほとんど閉まる為)と言われていたが、思えばカントーは、政府直轄市でありながら特殊な街で、普段他の大都市に勤務している人びとが帰ってくる故郷でもあり、メコンデルタの他の省からこの地に集まるのだった。

まさか、ここまで人手があるとは。

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カントー市内では、テト期間の1か月ほど前から、Võ Văn Tần と Nguyễn Thái Học 通りを全て豪勢に装飾し始める。

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花々とモニュメントを。ホーチミンやハノイでも「花通り」(フラワーロード)のデコレーションが施されているが、カントーの花通りも負けない気がする。(ちなみに奥の建物は、本当にあるホテルの建物)

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あたり一面、花々で装飾が行われる。

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これは、私達の観光局のブースの装飾用。花通りの装飾や、ブースの土台がある程度完了する1週間前くらいから、準備を開始する。

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ノンラーを天井に飾りつける感じが、南国独特のセンスというか、学ぶことが多い。

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掛け軸、絵画、涼し気。(実際は、本当に暑いけど)いつも準備は忙しいし、パンフレットの配置場所ですら、みんなのこだわりがすごいのだけれど、この装飾は南国ならではでお気に入り。

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パンフレットの配置は、外観重視するが、キレイに装飾しすぎて、1枚取りにくい笑

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参加者としての参加も面白いけれど、最初から花の道がつくられていく過程を見届けるのもまた面白い。

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鼠年なので、いたるところに鼠が。

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ちなみに、こちらの抜けている感じのネズミが何気に一番のお気に入り。

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メコンデルタの他の省であるカマウ省からも、最南端の碑の装飾が。

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実はこれを書いていた日、最初の数日は観光局の仕事サポートをし、残りのテト休暇はマレーシアとブルネイに行く予定をしていたので、1週間は参加できなかったが、結果初めてのベトナムのテト休暇をカントーで過ごせて良かったと思う。テト期間中、お店がほとんど閉まったら、カントーで食事とかどうするのかと思っていたら、いつもよりこの花道周辺では屋台が出ていた。

そして準備期間や昼間の雰囲気も予想外だったけれど、何よりも、夜の開会式と人出の凄さは想像以上だった。(ベトナム人は暑さを嫌うので、通常夕方~夜に外に出てくる)

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知り合いのお店も、店内で家族総出で集まっており、少しだけ宴に参加させてもらった。

今後、もしテト休暇中に、ベトナムを訪れる予定の方々がいらっしゃったら、ぜひカントーでこの盛大なお祭りを楽しんでほしい。そして年末には、夜に打ち上げ花火もあがるので、要チェック。

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