【Day31】ベトナム63省バイク旅(Hưng Yên省編)2つの地域にまたがるバッチャン村と陶芸博物館
ハノイ中心地から約30分ほどで行けるバッチャン村は、『地球の歩き方』にも載っている主要観光地であり、ベトナム人観光客もとても多い。北部のカフェでは、バッチャン村産の陶器やコーヒーカップをよく見る。ハノイ滞在中、いつか行こうと思っていたものの、何気にまとまった時間が取れず今日15時くらいから行くことに。
地図を見ていて、また面白いなと思ったのは、このバッチャン村はハノイにあるのだけれど、バッチャン陶芸博物館はフンイェンという隣接する省にあること。博物館に行くだけで、省を越えたことになる。
午前中は、ベトナムにいる中国人の駐在員の友人と再会する。ベトナムって、本当面白いなと思うのは、国境を接しているのに首都であるハノイには目立った中華街があるわけでもなく、中華料理屋さんもほとんど見かけないこと。コロナ禍前は、観光客としての中国人はちらほら見かけていたけれど、ハノイでは今はそれも無くなった。政治的、歴史的観点からこの2か国の関係性を見ていくと、完全に本ができるので割愛するけれど、その中国人の駐在員の友人は、個人的な話で「中華料理がほとんど食べられない」と嘆いていた。
なんだかふと、私が「良いな」と思う建築は、もしかしたら同じ建築グループなのではないかと思い出してきた。もしくは、この白と木を基調とした建物がベトナム現代建築の「流行」なのかもしれない。
ハノイ市内の交通事情は、またこのnoteの後半にまとめるとして、私はここで友人を1時間程待たせている。ホーチミン市内にも増して一方通行が多いのと、一度道を間違えると一方通行がずっと続く。そして、ガソリンスタンドが少なく、激込みだ。お店に到着したとき、お店のスタッフの人にすら、「お友達は、1時間待っていたよ」とわざわざ言われる。
平謝り。そんな私に、友人は「大丈夫だよ。美味しそうな食事があるから、いっぱい食べよう」と、神対応だった・・・泣 「こういう人になりたい」と思える友人で埋めつくせる人生でありたい。そして、自分も常にそうありたい。
これからハノイ郊外に出て、バッチャン村を目指す。まずは、先日出会った元同僚の友人の出身地であるLong Biênを通る。ここにはAEON MALLが!というか、地元民いわく、「AEON MALLしか」ないから、週末は特に激込みらしい。若者の遊ぶ場所がここしかないのだから仕方がない。
バッチャン村へ行くには、ハノイ市内からローカルバスも出ている。昔は5000VNDという破格の値段だったみたいだけれど、今はどれくらい値上がりしているのかわからない。でも、たぶんそこまで上がっていないと思う。
博物館の隣にある駐車場にバイクを停めて(10.000VND)から、入場料(確か35.000VND・・・忘れた笑)を支払って中に入る。
【追記】あとから探していたら、自分、ちゃんとチケットを保管していた。そして、50.000VNDだった!笑 この、後からシール張り付けているやつ・・・きっと、以前は35.000VNDだったに違いない・・・。
結構、「このお皿欲しい!」と思うものが多くて、値段もお手頃(25.000VND~60.000VND程)だったので、お土産に良いと思うけれど、いかんせん、荷物を増やせない。たぶん、郵送サービスもあると思うので、ハノイの宿に送っても良いと思うけれど。
そして、以下、ハノイ市の交通事情まとめ(感想)
ホーチミンの人口が約815万人(2100平方km)
ハノイの人口が約720万人(3350平方km)
1平方km当たりの人口密度は、ハノイのほうが低いはずなのに、都市中心部に機能が集中しすぎているのか、都市計画や道路設計によるものなのか、肌感で、運転していて疲れた(笑)!ランナーとしては、ホアンキエム湖周辺が週末歩行者天国になるのは嬉しいけれど、たぶん、車やバス、バイクとなると遠回りすることになるから、ただでさえ細くて一方通行が多い道が混雑するのだろう。(そして、私の推測だけど、4割のドライバーはきっと迷ってる!笑 そんな街中を人を連れて走るGrabドライバーすごいと思う。正直、彼らも時に迷っていると察する)高島屋とかを、どこかの土地に誘致したら、地下に駐車場作れて道路に余裕ができそうな気もするけど。
あと、ハノイにあるバイクって、バックミラー左右両方ついていないことが多くて、友人曰く「マミ、めっちゃ洞察力ある!そうだよ、シンプルで良くない?他のバイクにあたらないし」とのこと。いや、バックミラー大事でしょ。完全に見てないでしょ!
そんなこんなで、夕陽に癒されながら過ぎていく日々。