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【Day30】ベトナム63省バイク旅(Hanoi編)ハノイを走る!

以前、ハノイに戻ったときに、元カントー市人民員会の方と再会し、その再会の「舞台」が、題して『ハノイ市観光地巡りラン』だった。

そう、バイクで走りすぎると、運動不足になるので、自分の足を使わないとね。ということで、なるべく歩く&走るようにしている。だから、私にとってマラソン大会に参加することは、ひとつのバロメーターでもあるし、新たなカフェ開拓にもなるのだ。

ホアンキエム湖

以前も書いたけれど、ベトナムの朝はとにかく早い。特に、近年ベトナムではランナー人口が増えていて、それを見た各地の観光局がこぞってマラソン大会を地域誘致や観光促進に利用しているので、朝5時頃からホアンキエム湖周辺はランナーやペットの散歩をしている人々や運動している人々が大勢いてとても賑やか。やー・・・、そういえば数年前、観光局の方に「カントーやメコンデルタでもマラソン大会誘致良いと思いますよ。ベトナム人の健康志向も増加しているし、観光促進にもなるし。」と言ったけれど、その方がたまたま運動全くしない方だったから、即答で「それは無理だよ」と言われた経験があるのを思い出した。

誰に話すか、が時としてとても大事。

久しぶりの再会は、お互いにとっての日常で、それがうまく交差する感覚。これほど気楽な再会は無いと思う。

今では、今週末もハノイのLong Biên地区で、マラソン大会が開催される予定で、元同僚も10㎞に参加予定なのだそう。

走りながら写真を撮る 光の入り加減がお気に入り

元同僚が、同じ企業のベトナム人の同僚達も連れて来ていたけれど、みんな速い。ほんと、ベトナム人って、運動めっちゃしてる人々ってガチで強いし体力ある。マラソンも、Vietnam Mountain Marathonシリーズが、主に北部の山岳地域で年に数回開催されていて、確かハザン省のトレランのハーフは今年の優勝者が若い女性だった。

走り終わったあとは、お決まりのフォー屋さんへ!
その後、お決まりコースのカフェへ!

ここで、円安のおかげでいかに日本への旅行がし易くなっているか、ZaloやWhatsapp、Telegramの使い分けについて(笑)、ベトナム経済や、国内の多国籍企業の進出や駐在員生活についてなどの話を数時間くらい話していた。

「ベトナム人って、ベトナムに在住の外国人や多国籍企業が増えることについて、例えば「仕事を奪われるかもしれない」という感情は生まれないのか?」ということを、他の国々の移民や外国人労働者に対する感情にも触れた上で聞いたら

「そういう感情は無いね。仕事が無くなったら、また新たな仕事をつくればいい。この国は機会がたくさんある。何でもできる。」

と言っていたのが印象的だった。「ベトナム人は外国人好きだから。」とフラッという。

一緒にいた一人はハノイ出身で、「ハノイの人々は、ホーチミンの人々よりも『レイジー』だから、お店でも「とにかく稼ごう」っていう意思は低い」とのこと。それが、レイジーなのかは、私にはわからないけれど、思ったのは、ハノイはビジネス時間がはっきりしているんだと思う。

お店を閉めるときは、お店の人に「もうお店閉めるから、先にお勘定だけしてもらえる?」って聞かれるし、「今は休んでいるから、また夜戻ってきて」と言われる。開いているのは、観光客中心のお店くらいかな。ただそういうところは、観光客価格だけど。

この後、一度戻って、別のベトナム人の友人と再会する。走ると、見慣れた光景も全て新鮮に見えてくる。ちょうどよいスピードで巡りゆく景色を眺めながら、バイクとはまた異なる、「あぁ、生きているな、健康だな。」を感じる瞬間。

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