見出し画像

「海の森」世界自然遺産の奄美大島を巡る日々

奄美大島。学生時代に友人が何度もこの地を訪れており、「めっちゃ好きやなぁ~」と傍観していた。当時私は日本国内よりも海外へ行くことしか考えていなかったので、全く眼中になかった。

そんな場所で、偶然、アプリ開発β版試用に携わることになり、まず場所や交通手段の確認から始めた。

驚いた。そうだ。奄美大島といえば、マングローブ。奄美大島のマングローブの森をカヌーで進む写真を見たときに、真っ先に思い出したのは、ベトナムのメコンデルタにあるアンザン省Tra Su Cajuput Forest 。

画像1

日本 奄美大島 マングローブの森

画像2

ベトナム アンザン省 Tra Su Cajuput Forest 

・・・「海の森」で繋がった!

調べてみると、マングローブ林や海沿いのデザイナーズホテル(一棟貸の木造建築)もあって、行くだけで良いと思っていたけれど、もう少し探検してみたくなった。

奄美諸島には約100の宿泊施設がある。家族経営の民宿からゲストハウス、ビジネスホテル、デザイナーズホテルまで様々だけれど、良く見るとWiFiが使えるところと、電波が悪いところもあるようなので、用途に応じて使い分けるのも良いのかもしれない。

画像6

レンタカーをしようと思ったけれど、夏場だし、天候も良さそうだし、バイクの練習も兼ねて、島をバイクで1周できるのかも。

基本、私の旅マエ行動は、航空券を予約してから、長い「空白の日々」を得て、出発直前になって、思い出したかのように宿を探し、ブルーな出発前の部屋の片付けを行った上で家を出るという行程。

なぜブルーなのか。未だに、飛行機に乗る前は緊張するから。いつも、空港でスティーブジョブズの "If today were the last day of my life, would I want to do what I am about to do today?" という言葉が、頭の中を駆け巡る。そして、空港で「最後の晩餐」と題してソフトクリームを食べる。

「なぜ、空港で食べるソフトクリームは美味しいのか」というテーマで誰か研究してほしい。

画像7

緊張しながらも、いつもどの空路を通るのか、窓からの景色を調べながら搭乗。

旅マエに見た情報

・交通手段(レンタカー、バイク、バス、マウンテンバイク、徒歩?)
まず、そもそも空港はどこにあるのか。空港から市内までの交通手段は。バイクで1周できるのか。島の高低差など。

・情報サイト『あまみっけ』カフェ
https://amamikke.com/14576/

このサイトには、旅マエも旅ナカもとてもお世話になった。というか、奄美大島の情報を検索すると、だいたいこのサイト内の情報が上位に出てくる。

旅ナカに見た情報

奄美空港の情報センターと動植物の写真展

画像18

空港やお店にあった数多くのパンフレット

画像19

THE SCENE 
ヨガ、リトリート、温泉、屋上テラス、海沿い
https://hotelthescene.com/

そして、地元の人々との雑談
基本、私は訪れた場所で、図書館、学校、カフェに行くことが多いので、そいういう話は地元の人々との雑談にかぎる。ちょうど、出会った「お母さん」のお孫さんが高校生ということで、奄美大島の学生事情を伺うことができた。

旅アトに見た(知った)情報(アプリ開発担当の方からの話も含む

集落の間を歩いてみるのも面白い
隠れキリシタンが多く、教会も40か所程ある
バイクレンタルはオススメ、島は停車しやすい
龍郷町ではEバイク貸している
トンネルの横の旧道を奄美トレイルで使うことも可能
奄美大島と加計呂麻島ではトレイルマップ販売している
地元の人々はハブ箱を持っており、宇検村の役場では買い取っている

黒糖焼酎
タンカン
ドラゴンフルーツ
ミキ(甘酒のドロッとしたもの)
クヌギ茶

奄美の伝統建築に宿泊する『伝泊』
伝泊のひとつ『海と夕陽の見える宿FUNA-GURA』

The Beachfront Mijora 
https://den-paku.com/the-beachfront-mijora/

JOIN『田舎暮らし特集』
https://www.iju-join.jp/feature_exp/

奄美大島移住ガイドブック
https://www.iju-join.jp/cgi-bin/recruit.php/2/detail/439

奄美大島の喜界島(地域おこし協力隊)
http://www.iju-join.jp/cgi-bin/recruit.php/9/detail/47564

国直集落:民宿さんごビーチ
Iターンして毎晩三味線弾いてくれる人もいる

龍郷町の秋名集落は、奄美の文化とはまた異なる文化を継承しており、農作業のときに歌われていた曲が、今ではスマホで聞きながら田園風景を満喫できる

加計呂麻島は、ほとんどの学校が廃校になっており、小学校を美術館へ転用して運営したり、アートレジデンス的な役割を担っている。また、学校の先生が住む宿舎にも利用されている。奄美大島には大学が無いので、やはり一度本島に出るしかない

奄美野生生物保護センター

荒場のやどり
https://yado.e-akina.com/

放浪館(海に面した図書館)

画像4

https://enjoy-amami.com/amami/living/horokan

瀬戸内町立図書館・郷土館

画像5

名瀬市街地にある聖心(みこころ)教会

画像3

https://amamikke.com/9085/

奄美の民具「テル」竹細工名人
https://amamikke.com/8633/

田中一村記念美術館
http://amamipark.com/isson/

isola blue amami
https://www.isola-villa.jp/isola_blue/

・・・いろいろあった!!住みたい!笑

結局、空港からはまず路線バスで市内へ向かい(所要時間30分程)、そこで出会った「お母さん」に自家用車を数日間貸してもらい(!)、100㎞以上の自由気ままドライブに出掛けることに。そして、マングローブ茶屋では、元運転免許試験官だったというおっちゃんに車の移動を手伝ってもらう。(いろいろあり・・・笑)
本当、いつも素敵な方々との出会いに感謝・・・!

画像18

空港から、市内へ向かう際は路線にもよるけれど、進行方向向かって左に座っていると海が広がる。

画像9

画像10

奄美大島はトンネルが多い。昔は、山々を越えることはできなかったので、港と港を船で渡っていたらしい。

画像11

画像19

「お母さん」の庭で育てられていた花々。「目の前、全部うちの庭なのよ」と案内された「庭」が、広大すぎて驚く。

画像12

定食屋さんで見つけた本棚。ここで1日中過ごしたい!

画像13

マングローブについて。生物多様性の宝庫、奄美大島。その自然の摂理にマングローブの森は欠かせない。

画像14

画像15

画像16

ジュラシックパーク!

市内を車で走っていると、学生たちのランナーが多いことに気づく。島全体がジョギングコースだ!と思いながら、一緒に走りたくなった。路線バスは、地元の高校生たちの交通手段で集落を通る。そして、旧暦でお盆を祝う島の人々の先祖のお墓は、高台の海が臨める場所に多かった。

無事、任務も終了し、学生時代の友人の気持ちが、少しわかった気がした。

いいなと思ったら応援しよう!

mami@Chennai
創造の場所であるカフェ代のサポートを頂けると嬉しいです! 旅先で出会った料理、カフェ、空間、建築、熱帯植物を紹介していきます。 感性=知識×経験 மிக்க நன்றி