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DAY7:14日間で学ぶ、ベトナム語文法の基礎~人称代名詞(単数)~

昨晩は23時頃からnoteを書き出した為、ギリギリ投稿になってしまったので、本日は少しはやめに。

そんな昨日は助動詞を学び、~するべきです、~する必要があります、あえて~します、~するつもりです、等の文章の例を見てきた。助動詞を学ぶと、結構会話内容のレパートリーが増える気がしていて、自分の感情をより伝えやすくなる。語学学習にはつきものだけれど、この「赤ん坊が会話を習得していく瞬間」を嫌でも突きつけられるのだけれど、使わないと学ばない。予習→使用→復習の繰り返ししか無い。

さて本日はベトナム語の人称代名詞(単数)を学ぶ。ベトナム語の人称代名詞は話し手と聞き手の関係によってさまざまな形に変化するので、最初は慣れないが、だんだんとコツ(?)がつかめてくる。まずは基本を。

人称代名詞(一人称)

Tôi là sinh viên. 私は学生です
Em là sinh viên. 私は学生です
Chị là sinh viên. 私は学生です

上記の文章から見てもわかる通り、ベトナム語の人称代名詞は変化しているのに、日本語は同じ「私」または「あなた」。これは、ベトナム語の人称代名詞は、話している相手と自分の関係により、変化する為。

例えば、最初の Tôi は誰に対しても使える「私」。ただ、結構年上の人々に対しては失礼と捉えられることもあるので、相手が自分よりも年上の場合は「私」を Em とする。Chị または Anh は、相手が自分よりも年下の場合で、Chị は自分が女性の場合、Anh は自分が男性の場合に使う。

主な一人称(基本、親族名称を前提に考えられる)
em, anh, chị, cô, chú, bác, ông, bà ...

cháu:自分が相手の子供かそれ以下の年代の場合。男女共通。

em:自分が相手の弟もしくは妹の年代の場合。男女共通。

anh:自分が相手の兄の年代の場合。男性のみ。

chị:自分が相手の姉の年代の場合。女性のみ。

cô:自分が相手のおばの年代の場合。若い女性から中年層まで、比較的広く使われる。

chú:自分が相手の父親と同じかそれよりも若い年代の場合。男性のみ。

bác:自分が相手の父親より年配の場合。ôngよりは若い。

ông:自分が相手の祖父の年代の場合。ただし、年配の男性全般に使われることもある。(職場の代表(男性)や局長(男性)を呼ぶ際は ông

bà:自分が相手の祖母の年代の場合。(職場の代表(女性)や局長(女性)を呼ぶ際は  

この中でも良く使うのが、Em、Anh、 Chị で、先生を呼ぶときは、相手と自分の年齢関係なく男性なら thầy を用い、女性なら cô と呼ぶ。

Em chào thầy ạ. (先生)こんにちは
※文末に ạ をつけると、丁寧な表現になる

人称代名詞(二人称)

Hôm nay anh đi đâu? 今日あなたはどこに行きますか
Hôm nay chị đi đâu? 今日あなたはどこに行きますか
Hôm nay em đi đâu? 今日あなたはどこに行きますか

一人称の言い方のほぼ裏返しになると考えて良い。
Hôm nay anh đi đâu? 今日あなたはどこに行きますか、の場合、この質問を聞いている「私」は、相手よりも年下で、兄くらいの年齢差なので、anh という人称代名詞(二人称)を使っている。

人称代名詞(三人称)

Em ấy là sinh viên. 彼または彼女(年下)は学生です
Chị ấy là sinh viên. 彼女(年上)は学生です
Anh ấy là sinh viên. 彼(年上)は学生です

二人称に ấy をつけるだけで成り立つので、比較的簡単に覚えられる人称代名詞の三人称。

それにしても、この人称代名詞に関して、はじめ日本でベトナム語を学んでいるときは、「え?ってか相手の年齢を見た目で判断するのか?」「同い年くらい(予想)だったら、どう呼ぶのか?」「3人で話していて、1人は自分より年上で、もう1人は自分より年下だった場合、自分のことを Em と Chị と変えるの難易度たか!」と思っていたけれど、慣れるものである。わからなかったら、とにかくダイレクトに年齢をきく。初対面で、名前、年齢、既婚か未婚か、等は普通に聞かれるので、慣れ。

ということで、奇跡的に本日ははやめに終了。

Chúc ngủ ngon!!

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