【Day3】ベトナム63省バイク旅(Bình Dương 省&Bình Phước省&Đăk Nông省編)茶褐色の土と穴
「いやぁー、遠かった!でかかった!着いて良かった!」というのが、今の感想。何度も舗装されていない道、または突如として現れる穴が多い日だった。
昨日宿泊した、1500円程の宿に、なんとNetflixとYoutube見放題があり、インド人の友人にもらったピーナッツと、Wake-upと書かれた部屋に置かれたコーヒーを飲みながら、Nhắm Mắt Thấy Mùa Hè(邦題:目を閉じれば夏が見える)という日越共同制作映画を観る。
北海道東川町を舞台としたこちらの映画、なかなか日本で観れず、ずっと探していたものが突然目の前に現れた!
・・・ということで、若干寝不足ならが、朝7時に起きて、8時に出発。(あぁ、そう、人生は、何事も思った通りには進まない)前日に、バンメトートまで行こうかと無謀な計画をしていたけれど、7時間11分(実際は、道に迷ったり、止まったり、休憩も含めると10時間と見るのが吉)とあったので却下。
実際には、結局7時間ほど運転していたけれど・・・
Bình Dương 省(省都 Bình Hòa)
Bình Dương 省の省都 Bình Hòa で、何か有名な料理無いかな~と探していたところ、Làng bưởi Năm Huệ Tân Triều というザボン観光農園を発見!そうか、いつかの自分が、この場所をブックマークしていたのを完全に忘れていた笑 ということで、朝ここに寄ってから、Bình Phước省を目指すことに。
ボートもあったので、コロナ禍を考慮して観光客が減っていると予想し、「今も乗れますか?」と聞いたら「今は使えません」とのこと。続けて「なぜですか?(きっと需要が無いんだろうな・・)」と聞いたら「ドライバーが忙しくて、ここで運転できる人がいないんです」と笑 全然違う理由だった・・・。
そして、ここのメインはザボン料理のレストランなので、メニューをとりあえず見せてもらうことに。めっちゃ分厚いメニュー!・・・と思ったら、
日本語もあった!笑 小さなカエル、タニシ、生イカ・・・というか、これ、ベトナム語の勉強にもなるな、と思いながら・・・。結局、ザボンのミルクティーとニンニクチャーハンを頂くことにザボンは甘酸っぱくて、甘いミルクティーと良く合って美味しかった!
量が多くて、とても美味しい!ただ全部食べられず、持ち帰り用のパックに入れてもらうことに。昼食にしよう・・・。
ちなみに、オススメの食事をスタッフの方に聞いたところ、この写真のようなザボンを使ったサラダ料理(170.000VND)が人気ですよ、と伝えられたものの、量が多すぎて「私は一緒に食べる友人がいません」というと「私たちは、もう友人ですよ!」と・・・笑 会話が成り立ってない気もするが、有難く、友人ということに。でも結局食べられず。
これ、どういう意味かわかりますか?(答えは最後に笑)
Bình Phước省(省都:Đồng Xoài)
さて、Đồng Xoàiを目指すも、街を目指すというよりも、カフェを目印に向かう。なぜなら、カフェには充電器やWiFi、涼める場所があり、まだまだ食べ物の持ち込みが可能だから(都会に行くと食べ物の持ち込みは有料が多くなっている)。
と、ここで素敵な出会いが。
このカフェで、メニューを持ってきてくれた店員さんが、「どこの国の方ですか?」と聞いてきたので、「日本です」と答えると「なぜ、ベトナム語を話せるのですか?」と聞かれ、店員さんから「旦那さんがベトナム人?」と・・・。いろいろ回答が面倒だったので、そういうことにすることに笑
で、その俳優になれそうな真摯なベトナム人の店員さんが、また戻ってきたと思ったら、「これ、ここのスペシャルメニューです。ぜひ食べてみてください。お代はいりません。」とスラッと言われる。名前を教えてくれたけれど、完全に忘れたので、またFacebookページかどこかで聞いてみようと思う。
正直、省都であるĐồng Xoàiは、本当に何も無い(あるとしたら博物館くらい(ここは、ベトナム戦争時のThe Battle of Dong Xoaiとしても知られる街))けれど「この将来有望な(もちろん今も素敵だけれど)青年がいる限り、私はこの街とカフェを伝え続けます。他のスタッフ皆さん、とても好印象で笑顔が素敵な方々でした。
・・・で、浮かれた気持ちで(?)近くのATMへ向かい、Đăk Nông省へ行こうとするも、どこかで完全に道を間違え、大きな遠回りをすることに。
Đăk Nông省(省都:Gia Nghĩa)
Đăk Nông省は、高原地域とジオパークが広がる地域。いつからか、肌寒くなり、人々の服装も長袖になっている。朝、ザボン観光農園と、先ほどのカフェで少しゆっくりしすぎたのと、しかも道に迷ったので、時間が限られていた。暗くなる前に宿に着かなければ。
高原地域の天候は、都市の天候と違い、本当に1時間ごとに変わって、雨が降ると寒くなって、道は舗装されていないところも多くて、突如穴もあるので、若干怖い。雨で水たまりができると、穴が見えなくなるのがもっと怖い。
この辺りの宿は、本当に限られていて、事前にBooking.comで調べるも3軒しかなく、とりあえず、Google mapとFacebookで連絡する。(予約サイトに掲載されていない施設もたくさんあるので、あまり事前に全て予約しなくて良いと思う)
それでも見つけた、良さそうな宿。でも、こういう地方の宿は、その日誰も予約していなかったら、宿主自体が宿にいないことも多いので、あらかじめ連絡が必要。もしくは、ついて zalo で連絡する。
行った場所
Làng bưởi Năm Huệ Tân Triều
Tem phiếu cafe
費用
ホテル代
300.000VND
ガソリン代
170.000VND
Trả Sữa Bưới
25.000VND
Cơm Chiên Tỏi
90.000VND
Bac sỉu
20.000VND
合計:605.000VND(約3500円)
次回行きたい場所
Vườn Quốc gia Bù Gia Mập/ Bu Gia Map National Park
ベトナム戦争中に激しい戦闘が行われた森林。現在は滝に続くトレッキングや野生生物で知られる。
Binh Phuoc Provincial Museum
Đray Sáp - Chư R’Luh (Dak Nong and Dak Lak)
そして、クイズ(?)の答え。
これは、この先の道にしばらく「街」は無いですよ、という標識。ガソリンスタンドは、たくさんあるので、そこまで心配しなくても大丈夫。
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