8日間のダナン・ホイアン旅の旅費まとめ
8月10日から17日まで、ベトナム中部のダナンとホイアンを旅した。この旅費まとめは、備忘録でもあり、今後、この2か所を旅する人々に向けた情報共有でもある。
(ただ私自身は、ベトナム在住であり、ベトナム語を多少話すのと、日本のガイドブックに載っている場所は避ける傾向があり、メインの食事よりもとにかくカフェを周っているので、参考程度に!)
カントーからダナンまでの航空券は20日程前に購入して以下金額。カントーからダナンへ行く航空券のほうが、ダナンからカントーへ行く航空券より高め。需要を象徴しているように感じる。ただ、実際乗ってみると、往復ともほぼ満席。国内のツアー旅行に参加している人々が多かった。ちなみに、ツアー旅行に参加している人々はお揃いの帽子をかぶっているのでわかりやすい。ベトナムはまだまだツアー旅行が主流だ。
しかしマラソン大会参加費用は高かった・・・。直前に予約したので仕方がない。ホノルルとか、東京、那覇マラソンよりは格安。
航空券:往路6800円&復路4863円
ダナン国際マラソン大会参加費:8000円
宿泊費用は平均2000円/1泊ほど。朝食付き。個室で、とにかく大きな部屋で、アメニティグッズもあり、ドライヤーもあり。日本のホステルのドミトリーよりも安くて、とても快適。かと言って、こちらのホステルのドミトリーは、カーテンが無く、ただベッドが並べられた場所が多いので、そういった場所の宿泊費が1泊500円という激安でも、あまり魅力を感じない。安く泊まれれば良いというわけではない。
合計してみて驚いたが、食費よりもカフェ代金が高かったことだ。食事は、数名で何皿か頼んで食べる日もあり、場所を選べばとてもおいしいローカル料理が安く食べられる。
合計金額:7.008.250VND(約35000円)
宿泊費:3.381.000VND(約16900円)
カフェ:849.500VND(約4250円)
食費:629.000VND(約3150円)
交通費:998.750VND(約5000円)
観光地(バナヒルズとミーソン遺跡):900.000VND(約4500円)
お土産:250.000VND(約1250円)
交通費に関して、ここは交渉次第のところも多い。市内で少し移動、とかならほとんどのタクシー会社はメーター制なので、交渉の余地も無い。むしろ、なるべく安くしようと交渉しようとしても、「無理」と言われるだけだ。交渉次第なのは、バナヒルズやミーソン遺跡、ホイアンとダナン市内間の長距離だ。まずホテルで、チャーターを予約したらいくらかかるか相場を聞く。手配代も含まれているかしっかり確認する。例えば、その金額が130000VNDであれば、手配代を差し引き、その金額の7割くらいの金額でタクシーの運転手と交渉してみる。私たちは、とにかく安ければ良いとは思いがちだが、それだと「無知な観光客」を象徴することになるので、できれば地元の人々の金額、電話で自力で予約したときの金額、バスで行った場合やタクシーで行った場合の金額、同じ距離を走った場合の金額など、情報が欲しい。その上で、本当の「交渉」の舞台に立てる気がする。なぜなら、相手はプロだ。何年も観光客相手に、商売をしてきている。「ぼったくられる」と構える前に、こちらもできる限りの情報の武器を集めてから。距離が近すぎると、「他のタクシーに頼んで」と言われることもあるのだ。
相場という面でいうと、ダナンからホイアンまで、バスで行くと30000VND(約150円)で行ける。ちなみにGrabで相場を見てみると、490000VND(約2450円)。その画面を見せながら、タクシーの運転手に450000VNDで交渉していた友人は「OK」をもらっていた。人数、快適さに合わせて選ぶと良いだろう。後々、ホイアン市内で見た表示にはチャーター便250000VNDとあったが。
それにしても、ホイアンは観光客ばかりだ。客引きも当然ながら多くいて、少し商品を見ていると店の奥に連れていかれ金額の交渉が始まる。そんな時、少し残念にも思える。お互い、人として尊厳されていないと感じるからだ。観光客としての立場と、商売人としての立場、どちらも考えながら、賢い消費者になりたいし、彼らにもプロの商売人を目指してほしいと思う。