見出し画像

「自然に帰化する」ジェフリー・バワ建築リゾートHeritence Kandalamaへのバイク旅

自身の健康と幸福とインド滞在半年記念を祝うために選んだ先は、スリランカのバワ建築『Heritence Kandalama』。ちょうど、ニュースで以下の記事を読んでいて、noteを更新していなかったことを思い出し、メモ再開。

ええ、私のnoteは、編集中で溢れているのです。でも、とにかくそのときの感情はそのときにメモっておいて、公開は自分のタイミングで、というほうが、続くのです。アーティストのように、大事なのは速く届けることではなく、自分の満足度。

そして、インド滞在記念の宿泊先が、インドじゃないんかーい、と突っ込まれそうだけれど、南インドにいると、北部のデリーや、西部のムンバイよりも距離的にも精神的にも近いスリランカのほうが、行きやすい。

そして、スリランカは静かで生きやすい・・・笑 

Heritence Kandalama
スリランカ出身の建築家ジェフリー・バワ氏は世界的に知られるアマンリゾーツなどのリゾートホテル建築に多大な影響を与えたと言われる熱帯建築家。スリランカでもっとも有名なパワースポットで世界遺産のシーギリア・ロックと石窟寺院で知られるダンブッラの自然豊かな森の中に佇む緑で覆われた自然リゾート。全152部屋。

こういう、バワ建築って、よく記事にされているのは、そのホテルのデザインとか、どれだけ自然との共生が景観として表現されているのか、ホテルに関する記事がほとんどだと思うけれど、「じゃあ、実際どうやって行くの?」って点ですよ。問題は。正直、かなり僻地にある。でも、僻地にあるからこそ、建築家にとっては、こんだけ自由に建築できたんだろうなーと思いを馳せる。こんなものを都市で建てようと思っても、規制や人込みや環境が、建築家として自由に活動できるのを防ぐからね。

あと、周辺の環境や旅路を含めて、「自然に帰化する」ってことだと、自分に言い聞かせる。・・・で、結局、私はバイクで向かう。

旅路

拠点となるダンブッラの街は小さいながらもしっかりと道が舗装されていて、インドよりも断然走りやすい!ということで、ダンブッラの街からバイクレンタルして向かうことに。(所要時間30分ほど)面白いのは、最終目的地であるリゾートホテルそのものよりも、このバイクの旅路が、道中で見た景色が、旅の全ての体験をもっと豊かなものにしてくれるということ。

まず、グーグルマップで確認。やーーーー、何もない!笑 この細い道にも、何も写真登録されていないので、これは行ってみないとわからない。でもさ、世の中のほとんどのことは、この「やってみないとわからない」「行ってみないとわからない」で溢れているよね。うんうん。

正直、最初はこの地図を見ながら、「ここ歩こうかな~この大通り(若干太い白い線)から徒歩40分くらいだし」とめっちゃ軽く考えていたけれど、結論、歩けなかった。バイクで良かった・・・!笑 

(当然、ホテル専用の(めっちゃ値段高い)送迎車を頼んでいる人々か、空港からツアー参加で直接来られている方々が98%)

実際の道は以下。

ここから先は

2,388字 / 27画像

¥ 200

創造の場所であるカフェ代のサポートを頂けると嬉しいです! 旅先で出会った料理、カフェ、空間、建築、熱帯植物を紹介していきます。 感性=知識×経験 மிக்க நன்றி