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デビュー~2023.05.22 とびきりのありがとうを届けたい

こちらは後編となります〜
1つ前の投稿が前編なので、そちらからお読みくださいっ!


2018~2020年

デビュー直前直後こそ、一気にバラエティや音楽番組などのテレビ出演が増えて勢いよく出発したように思えたけど、その勢いが落ち着いてきて(次のジャニーズからのデビュー組が決まって)露出がガクンと減り、なんだか「デビュー」って何だろうと思う日々が2年くらい?続いた。冠番組やドームという経験をJr.に先越されたり、、いやもちろんJr.の活躍に文句がある訳ではなくて、ただ、なんというか、、、ほんとに「デビューって何だろう」の一言。あと岸くんの映像の演技仕事の激減ね、、笑。今では2年間のドリボは暑苦しいくらいに語りたいものになったけど、恥ずかしい事に当時の私は、岸くんの演技落ちだったこともあってか、コロナで見に行けなかった舞台ではどうも岸くんへの気持ちを維持できなかったんだ。Jr.の頃、「演技力と岸くんの人柄が憑依することによる化学反応でキャラの人間味が増す」とJr.の俳優枠誕生って絶賛されていたし、デビューしてからもっと俳優・岸を沢山見れるものだと思い込んでしまっていたからさ、、、。デビュー後、バラエティ班として売り出されて、バラエティで確実にお茶の間のファンを獲得し、そちら方面でたくさん力をつけていった岸くん。その一方で、岸くんがカッコつけたりプチ演技をしていたりすると、どこか少し馬鹿にしたような笑いが起こるなど、現場がそういう空気になってしまうことが少なくなくて(私はそう感じていて)、それが正直めちゃくちゃ耐えられなかったの。もちろんバラエティでしか見られない岸くんの一面はたくさんあったし、そこでの岸くんの努力や 見つけて頂いた素敵な人柄が、今のVS魂や鉄腕DASHに繋がっているんだから、「あの時は…」と過去を思い出してモヤモヤするんじゃなくて、岸くんがよく言う「今を生きてます」の”今”を全力で応援すればよかったなって、今は思う。でもこの当時は自分の考え方も幼かったし、そういうふうには思えなくて、だんだん岸くんとキンプリから離れて行ってしまい、CDは買うけど見ない聞かない・出演テレビは一応録画はするけど見るかは微妙っていう適当な茶の間オタクになっていた。あと、私生活で色々あって心がしんどくなってしまっていて、正直自分と向き合う事と勉強する事にしか手が回らなった。ここが最大の冷め期です。

そんなときに岸くん含む”あったか5兄弟”での24時間テレビが決まった。番宣含め24時間テレビを通して、久しぶりに岸くんのお仕事への向き合い方をしっかり見ることが出来た。画面の中でVっちょコミュニケーションを最高の笑顔で踊る岸くんは、暗くてしんどい気持ちになっていた私に手を差し伸べてくれてるみたいだった。『岸優太丸』として歌舞伎を披露する岸くんは、自己否定を繰り返して自信を無くしている私に勇気と希望を与えてくれるみたいだった。King & Princeのメンバーがサプライズで駆けつけてくれた時の岸くんの嬉しそうな笑顔に、私の大好きな岸くんが詰まっていて、あの笑顔が なにも変わらない安心していい場所みたいに見えた。aikoさんの花火を気持ち良さそうに歌う岸くんは、孤独感で押し潰されそうになっていた私に 付き合おうって言ってくれているみたいだった。(は?急になに?)(意:リアコすぎた)
そんな色んな岸くんに久しぶりにドキドキときめいて、やっぱり岸くんのことが大好きだなって思ったの。そこからもっと岸くんを知りたくなって、少しずつ冷め期だった時の雑誌を買ったりLIVEの円盤を買ったりちゃんとCDを聞いたり、FCも入りなおして、いっぱい岸くんとキンプリを浴びてオタクに戻っていった。



2021年~

いわちも、いわちを待ってるキンプリも本当に誇らしかったというか、とにかくメンバーそれぞれを尊重して、それぞれ努力している6人が大好きで、私も小クラのPrinceや6人で最後に歌ったKPQP、真夜プリやJr.DEXを見返したり、いわちのDKPを読み返したりしてずっとずっと待っていた。庭ラジで流れたいくつかの発売前の音源にいわちの声が入っていて、今必死にいわちは頑張ってくれてるんだなって思っていたから、絶対にいわちは帰ってくると思っていたし、またじぐいわと俺見れるかな?夢の冠番組あるかな?みたいな事を呑気に考えていたけど、現実はそう甘くなかったんだよな。いわちがキンプリとは別々の道を選択した時、まずPrince3人がPrincessとずっと、本当にずっっっっと繋いでくれていた手を離さないといけない気が少しした。だけど病気は仕方がないし、メンバー同士がそれぞれを尊重した結果だったし、いわちの体調を考えても一人での活動の方がいわちの負担は少ないのかなって自分を頑張って納得させた。誰よりもじぐいわが大好きな岸くんが大好きだったし、いわちにしか見せない岸くんの顔があったし、キンプリには絶対的に岩橋玄樹の存在が必要だと思っていたから、本当に辛かったけど。ここでも降りようかとすごい悩んだな。そのあとすぐに、だぶゆの個人ブログが始まって、冠番組が決まった。タイミング的にやっぱりいわちのことを待っていたんだなって感じて、大泣きした。これからは別々の道で頑張っていくんだな、この6人の事をこれからもずっと応援していきたいな、と、ひとつ自分の中で区切りをつけた。たまにいわちとの匂わせに沸いて、気が付いたら世間ではいわちがいないキンプリが当たり前のようになってしまっていたけど仕方ない事だし、自分も流れに任せていたところもあったと思う、気づけば5人のキンプリを受け入れていた。


その後、「いつか岸くんの演技がまた見れたらいいなぁ」ってぼんやり思いながら過ごした日々は幸せいっぱいだった。メンバー全員の露出は増えるわ、念願の岸くんの演技仕事が決まるわ、キンプリのパフォーマンス力も世間から注目されるわ、ドームが決まるわで、どんどん乗りに乗っていた。このまま本当に世界に羽ばたいていくんだろうなって、ワクワクが止まらなかったし、世界か~ちょっとだけ寂しいかもな~笑 でも自軍すげぇな~なんて思ってた時間が、今では懐かしいですネ!!!!!ジャニーさんと約束した”世界”を目指してどんどん成長していくキンプリの応援を出来ることが凄く凄く幸せだったし、そのくらい、彼らはなんだかやってくれそうな雰囲気があった。平野さんが「4周年まではまだ準備段階、5周年からが本舞台」的な事を言ってくれていたり、他のメンバーも確実に未来を見据えている発言をしていたり、ドラマのリレーが続いたり、本当に彼らは5周年からすんげぇ事をやってのけちゃう気だな!!楽しみ過ぎる!!!って思ってた。岸くんに対しては”2023年は岸の時代!演技で主演!”となって、主演映画や主演ドラマが決まり、嬉し涙を何日も流していた気がする。だから、キンプリへの気持ちも岸くんへの気持ちも上昇する一方だった。



2022年11月4日

そんな時に急に崖から突き落とされたんだよなぁ。期待に胸を膨らませすぎていた私は、本当に突き落とされたような感覚で、まさか彼らがそんな事をずっと考えていたなんてこれっぽっちも思っていなかったし、本当にまさかだった。これからだと思っていたんだもん。Prince時代にあんなにしんどい思いをしたけど一緒に耐えて乗り越えてきた岸くんや、じぐいわを鼓舞し続けていた岸くんから、あんなに自信の無い言葉が出るなんて思っても無かったし、そんな岸くん知らないって思った。あの時よりも確実に知名度が上がって、沢山お仕事をさせて頂いていたから、え?どういうこと?あの時は仕事がなさ過ぎて悩んでいたのに、こんなに充実している今 忙しくて全部やる器用さがないって理由で辞めるの?今まで積み重ねてきた努力で形成されている今を、そんなに簡単に捨てるの?って正直思った。他の辞めるメンバーも誰一人と前向きな言葉は無くて、3人とも自分に失望しているようだった。私の目には、彼らはなんでも持っていて、それでもひたむきに努力を続けることが出来る底なしのスターだと映っていたから、そんな彼らから、あんな言葉を聞くなんてショック過ぎた。世間の認知では「主に海外進出への方向性の違いで脱退する」というものだけど、私が脱退動画で見た彼らはそんな未来を見据えているようなものではなくて、「絶望」「挫折」「自分への失望」をただ語っているだけだった。

5人での未来はもう無いんだ、、本当に本当にやるせない気持ちと悔しい気持ちでいっぱいだった。




アイドルはやっぱり所詮偶像でしかなくて、夢はこんなに素晴らしい人たちをもってしても叶わない時は叶わないもので、ただただファンという名の消費者にキラキラした世界や夢を見せてくれるエンタメだった、そしてそれは期間限定なんだという事実を、思いっきりたたきつけられた。初めから分かってはいたけど、それでもきつい事実だった。キンプリの万が一を考えたことが無いと言えば嘘になるけど、それはもっと未来の話だったし、私の中で、岸くんは当たり前に残る側だと思っていた。それは岸くんが私達ファンを裏切るはずがないというよりも、Jr.の頃から必死に努力して積み上げてきたスキルやジャニーズ内の人脈など、岸くんが「僕Jですから」と誇りに思っていたであろう”ジャニーズ”という場所を、岸くんから手放すはずがないって勝手に思っていたんだよな、。

岸くんって、歌もダンスも演技も出来て、仕事人で、面白くて優しくて強くて、礼儀正しくて、カッコよくて可愛くて、努力する才能を持っていて、スター性があって親しみやすさもあって、自然と周りを笑顔に出来る、スーパースーパー凄い人なのに、岸くん本人にとっては全然だったのかなって思うと、本当に辛い。岸くんはいっつも謙虚すぎるくらい謙虚で、自分の事を卑下しすぎって勝利さんに言われるくらいだし、もっともっと自分の事を褒めてあげて欲しいって、ずーーーーーーーっと思ってたよ。でもやっぱりオタク側がしてあげられることって何もなくて、無力だなって感じる、あたりまえ体操。



「誰かが笑えば僕も笑い、僕が笑えば誰かも笑う、笑顔にはそんなあったかい相乗効果があるような気がする。だから、僕は笑顔を届けることができる人でありたいと思います。
そのために大切にしているのが常に“まんま”の自分でいること。僕が着飾れば相手もかしこまってしまう。そうじゃなくて、ちゃんと楽しんでほしいし、本当の僕を好きになってもらいたいから」

「楽しそうに生きてるなって思われたい。ファンの子にしてもそうだし、テレビとかで見てもらった人にも『何もつらいことないんだろうな』って思われて、元気をあげられる人になりたいな。」

いつだって君はそうだったね。

謙虚で繊細で優しくて強い岸くんが時々こぼす「自信ない」も、いつも笑顔な岸くんの奥に潜む涙や弱さや覚悟も、全部全部抱きしめて、岸くんの過去も今も未来も全部全部肯定してあげたかった。悩みや弱さなんてまるで一つも無いみたいに、いつもありのままで、明るくて、キラキラしている岸くんのおかげで、私はこれからも生きていこうって思えてるんだよ。




岸くんに寄り添ってあたたかさや愛で岸くんを包んでくれる人が、これからも岸くんの近くに沢山いてくれたらいいな。


そして、

King & Prince 6人全員の目に映る景色が
全て優しくてあたたかいものでありますように。

いっぱいの幸せが降り注ぎますように。

今夜もよく眠れますように。





まぁなんというか岸くんやキンプリが私の青春の全てだったし人生の一部だったし太陽だったし自分が生きていく理由の一つだったから、こんなに辛いんだろうな。岸くんやキンプリに生きがいの比重をかけ過ぎていた私が悪いんだよね。アイドルでジャニーズの岸くんが大好きでKing & Princeが大好きだったから、その形が変わってしまう事への辛さと、自分はこれからキンプリの岸くんを失ってどう生きて行けばいいのか分からない辛さと、自分が思っていた以上に偶像に依存していることに気付いてしまった辛さのトリプルパンチ。


辞める決断も残る決断も、どちらもとんでもない覚悟や決意が必要だろうし、だからこそ、才能あふれる彼らは今後どんな場所に行ったって輝くべき人たちだと思うし、みんながそれぞれの決断やこれまでの努力や才能を大切にしてくれるといいなと思う。



キンプリはあまりにも短いアイドルだった。10周年、、、いや、少なくともあと数年はこのままの形でアイドルでいてくれると勝手に思って期待してた。

これまでキンプリのことを応援させてくれて、ファンを幸せにしてくれて、みんなに惜しまれるようなアイドルでいてくれて、夢を見せてくれて、努力を惜しまず最高に素敵な存在でいてくれて、ありがとう。本当にありがとう。


わしの心からの とびきりのありがとうをどうか受け取ってくれ!!!!!!









こんな綺麗ごと言うけど、どこかでは全然理解出来ないし、辛いし、しんどいし、なんでなんでって思ってしまう時もある。でももう世間がそれを許してくれなそうじゃん?笑 だから22日を境に、どれだけ納得できていなくても、こういう気持ちはそっと胸の中にしまおうと思う。

いつかきっと、無意識下で美化されて綺麗な過去となるんだから。





切なっっっっ!



おわり。ここまで読んでくれた方、ありがとうございやす!!!


ばいばい


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