私が思う『唯一無二の最強の組織、チームWAKUWAKUで勝とう』とは
何を書こうか決まったので、今日もぽちぽち書き始めました。
前回の記事は、WAKUWAKUがヘルスケアをやろうとしてる話ではなく私個人がどんな人間かをみて欲しかっただけなので、誤解を与えてしまったらすみませんm(._.)m
『サイバーエージェント突き抜けたリーダーが育つしくみ』を読んでいて、一節に藤田社長が子会社の社長に選ぶのは、事業ではなく「人しかみてない」という一文を読んで書き始めるスイッチが入りました。
SNSでは人間性はごまかせない。いいことを言おうとしてもボロが出る。逆に素直に出せば人間性は伝わる。そして人間性にこそポテンシャルがある。
と。
であれば、思いっきり素直に書こうと思いました。
noteには良いことを書こうとしていたので正直腰が重かったのです。笑
初めましての方、はじめまして。
WAKUWAKUの人財戦略室で新卒採用をしている古田裕香(ふるたゆか)です。
▶︎私は、人事になってから1回強烈な挫折をした。
今日はそんな話と一緒に私のWAKUWAKUの組織づくりへの思いを書こうかと思う。
人事になって立花さんから採用の一連の流れや仕組みを教えてもらった時、私は「人材紹介」「エージェント」「母集団形成」という言葉も知らなかった。
とにかく、人事とはなんたるかを勉強したくて、人事の交流会に業務が終わってから横浜から東京に移動して積極的に参加した。
そこで感じたのは今から考えるとかなり怠けてるけど「いいなぁ、上司がいて」という感情。
自分じゃない誰かが、私の業務内容を一緒に考えてくれて、むしろ指示をしてくれて、方向性を示してくれて、自分は少しだけ意見を言わせてもらえる。そんな環境が正直うらやましかった。
人事を勉強するために、転職をして学んで来ようかとも考えた。
でも、WAKUWAKUの魅力、課題を一番肌で感じて熱を込めて伝えられるのは、社外にはいないんだとすぐにわかった。
私は、自分がやるしかないんだと熱い当事者意識に燃えて、採用人数目標から、予算と採用KPIを立てて、人材用件や母集団形成の手段を拙いプレゼン資料を作成して鎌田さんに見せた。
「やってみな、多分失敗すると思うけど」と鎌田さんに言われた。
今でも忘れない。
悔しかった。
絶対に上手くやってみせて驚かせてやろうと思った。
▶︎人事になって半年、その日はやってきた。
初めて自分の企画で内定者研修を行った時のこと、ちゃんとした内定者研修をするのは弊社の歴史で初めてだったので、研修について自分でも勉強をして、研修を一緒に作っていくパートナーも自分で選ばせていただいて、自分なりに良い感じだった。
そして、その日になった。
当日、私は必死だった。内定者に良い会社だと思って欲しかった。
良い会社を選んだと思って欲しかった。
手厚くフィードバックをして終始楽しい雰囲気を心がけた。
鎌田さんから言われた。
「このレベルであれば、来年予算は出さない。次は古田がやれ。」
「基準を下げるな、内定者はお客様じゃない。一緒に会社を作っていく仲間だ。」
その日は、BeatHOUSE事業部(私が前いた事業部)の月一の飲み会の日で、久しぶりに呼んでもらって参加していた。
そんな中で私は、悔し涙で人目を憚らず大号泣をかました。
後輩がいたので泣きたくなかったけど、悔しさを自分への腹立たしさで嗚咽が止まらなかった。
営業をしていた私は、自分が使っているこの予算を稼ぐのに営業がどれだけの努力をしているかを肌で知っているからこそ心が痛かった。
その時鎌田さんに、採用計画についての「失敗するとおもうけど」のあの一言へ追加の言葉をもらった。
「失敗すると思う、だけどその金額をかけて古田が経験できるのでれば、安いものだと思った」
涙は途中から、嬉し涙と感謝の涙に変わっていた。
これが私の人事になって初めての挫折だった。
▶︎この日から、私は意識を変えた。
■自分が基準を作るということ。
■私は私の役割を全うするために、他者に成長を求めるのではなく、私自信が成長をしなければならないということ。
■どうせやるなら大胆に、失敗しても大胆に。常にチャレンジをすること。
■判断に迷ったら、常に理想基準で考えること。
■「足るを知る」ということは、「満足する」ことではなく、「感謝をする」ということ。
■隣の芝は青くない。私の芝が青い。
それから1年経って、私が人事になってから1年半が経った。
▶︎今の私の課題は、巻き込むこと。
採用は私がしているのでも、私のためにしているのでもない。
会社の成長のため、WAKUWAKUの発展のため。
WAKUWAKUが目指す世界に近づくため。
一人でも多くの方にワクワクを届けるため。
人事は旗振り役。
まずは、発信から始め、採用に関心を、新しい仲間に関心を。
さらに一緒に仲間を見つけていく楽しさ、意義を感じてもらうこと。
そして、一緒に考えていきたい。
どんな人と働きたいのか、どんな人と未来を作っていきたいのか。
そんな人に自分はなれているのか。
WAKUWAKUがもっと、多くの方にワクワクを届けるため。
みんなで、WAKUWAKUで一緒に闘う仲間を見つけていきたい。
誰かの作ったチームでなく、誰かの集めた組織でなく、自分以外の誰かではなく、自分の作ったチーム、自分の集めた組織、自分のチーム。
そんな、